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神さまが降りてくる神聖な場所。沖縄の世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」聖地の巡り方(南城市)
目次:神さまが降りてくる神聖な場所。沖縄の世界遺産「斎場御嶽」
・斎場御嶽はどんなところ?
・斎場御嶽へ入る前に知っておきたいこと
・斎場御嶽へのアクセス
・斎場御嶽を訪れる前に知っておきたい、4つのキーワード
・斎場御嶽の入り口「御門口(ウジョウグチ)」
・聞得大君の就任式が行われた「大庫埋(ウフグーイ)」
・たくさんの幸せが集まる場所「寄満(ユインチ)」
・水位で吉凶を占う「シキヨダユルアマガヌビーの壺・アマダユルアシカヌビーの壺」
・神さまが降りてくる神聖な場所「三庫埋(サングーイ)」
・三庫埋の上にある、神さまが宿る稀な場所「チョウノハナ」
・斎場御嶽から望むことができる神の島「久高島」
・斎場御嶽へ行くならここもマスト!おすすめのグルメスポット
・琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」で神さまに感謝を捧げよう
斎場御嶽(せーふぁうたき)へ入る前に知っておきたいこと
斎場御嶽は琉球王国最高の聖地です。いまも信仰の中心として手厚く守られているため、足を踏み入れる際には常識ある心構え・行動が求められます。
押さえておきたい注意点とマナー
斎場御嶽へ入る前に押さえておきたい注意点とマナーは以下のとおりです。
服装・履きものについて
斎場御嶽は神聖な場所なので、過度に肌を露出しない服装を心掛けましょう(ミニスカート・短パン・キャミソールは避けるのが望ましい)。
また、ハイヒールなどの“かかと”の高い履物は、石畳を傷つけたり転倒したりする恐れがあるため、普段から歩き慣れた靴を履くようにしましょう。
なお、無料でスリッパの貸し出しもあります。
斎場御嶽(せーふぁうたき)への入場・過ごし方について
斎場御嶽内は石畳で滑りやすく、また急な傾斜や階段もあります。そのため、車イスやベビーカーで入場することはできません。
くわえて、三庫理(サングーイ)入口より奥は、許可証を持っている方以外は入場できません。間違えて入ってしまうことのないよう、ご注意ください。
動植物・石などの持ち込みおよび持ち出しは禁止です(盲導犬などの補助犬は除く)。
飲食も原則禁止ですが、熱中症対策のためのペットボトルなど、きちんとキャップができるものは持ち込むことができます。
最後に、斎場御嶽を訪れる際は、神聖な場所へ足を踏み入れられることに感謝することが大切です。入る前に心のなかで名前・出身地・現住所を唱えて、自分自身の存在を神さまにお知らせすると同時に、感謝の気持ちを伝えましょう。
入場券の購入場所と入場料

斎場御嶽の入場券は、南城市地域物産館にある窓口横の券売機で購入します。
料金は以下のとおりです。
大人(高校生以上) | 300円 |
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小人(小・中学生) | 150円 |
6歳以下 | 無料 |
団体(大人20名以上) | 200円 |
斎場御嶽についてより詳しく知りたい場合は、ガイドと一緒に巡るおよそ60分のツアーに参加するのがおすすめです。斎場御嶽にまつわる神話や琉球王国の歴史・精神文化など、興味深い話を楽しめます。
基本料金 | 1~2人まで2000円 3~19人までは1人1000円 20人以上については団体割引料金とし、1人800円 |
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所要時間 | およそ60分(※相談することも可能) |
出発時間 | 9時~16時 |
前日および当日の予約は行っていません。2日前の17時までに予約するようにしましょう。
また、ガイド料金の支払いは券売機横にある窓口で行います。
トイレの場所
斎場御嶽内にトイレはありません。そのため、入場券売り場横の南城市地域物産館のトイレ、もしくは隣接するがんじゅう駅内のトイレ、斎場御嶽入口手前の公衆トイレをご利用ください。
斎場御嶽(せーふぁうたき)の入り口までの行き方
斎場御嶽の入場券を購入したら、入り口まで徒歩で移動する必要があります。

まず、南城市地域物産館に背を向け、信号を渡り、知念郵便局をめざします。

知念郵便局を右折し、まっすぐ進みます。

「しらゆりの園」の駐車場が見えてきたら、あと半分! そのまま道なりに進みましょう。

「しらゆりの園」の駐車場から5分ほど歩くと、突き当たりに斎場御嶽の入り口が見えてきます。
写真・動画撮影について
斎場御嶽内は全域撮影可能です。ただし、SNSなどで配信する場合は南城市文化課の許可が必要です。
また、拝所(うがんじゅ)を背景にした人物撮影は、神域へ背を向けたことになりますのでご注意ください。
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