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水野 暁子

水野 暁子

大阪から石垣島へ移住して9年目。地域に学びながら暮らす『教えて島暮らし 〜沖縄移住者の声〜』

目次:大阪から石垣島へ移住して9年目。地域に学びながら暮らす
・石垣島に移住して9年目
・風土と暮らし、社会が地続きになっている魅力的な場所
・沖縄移住のメリット・デメリット
・石垣島のインフラ
・移住者だからできることを模索しながら地域に貢献していきたい

移住者だからできることを模索しながら地域に貢献していきたい

大阪から石垣島へ移住して9年目。地域に学びながら暮らす『教えて島暮らし 〜沖縄移住者の声〜』

ゆっくり歩くことで、普段見落としてしまうことも見えてくるかもしれません。

佐藤さんに、今後の目標や、やってみたいことを尋ねてみました。

「移住者としては、地域のコミュニティに対して、移住者だからできることを模索しながら貢献していきたいです。仕事面で、形あるもののデザインという視点では、この島に根付いてきた美意識や願いを自分の身にしっかりと吸収し、そのフィルターを通して形あるものをつくることで、この島らしい美意識の再生産に貢献していきたいです。

ライフワークとしては、私設図書館「みちくさ文庫」という場所をつくり、色々な実験をしています。私設図書館なので、もちろん本の貸し出しや読書スペースの提供といった、本に関わる活動も行っています。

そして、より大きなテーマとしては、『人と人、あるいは人と島をどのように”つなぎなおす”ことができるか』というものがあります。いろいろなモノやコトの助けを借りながら、”つなぎなおし”ができないかという実験室なので、本以外にも、AIと話せる古い電話機や、無料でジュースが飲める冷蔵庫など、いろいろなものがおいてあります。笑

この場所をしっかりと続けていくこと、いろんな”つなぎなおし”を試みつづけること、というのが、いちばん具体的な目標かもしれません」

佐藤さんの活動が地域に浸透していけば、地域やコミュニティにとって、佐藤さんはなくてはならない存在になっていくことでしょう。

大阪から石垣島へ移住して9年目。地域に学びながら暮らす『教えて島暮らし 〜沖縄移住者の声〜』
佐藤さん、オフィス兼私設図書館「みちくさ文庫」の前にて。
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