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真栄城 潤一

真栄城 潤一

「沖縄に来て海が好きになりました」沖縄移住して”ジャングリア沖縄”に転職!沖縄の暮らしや地域交流、休日の過ごし方

「沖縄に来て海が好きになりました」沖縄移住して”ジャングリア沖縄”に転職!沖縄の暮らしや地域交流、休日の過ごし方
リテールサービス部マーチャンダイズ 店舗オペレーション エントランスオペレーション 藤井温子さん

沖縄の今年最大級の話題の1つと言っても過言ではない、テーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業した。全国的にも大きな注目を集めたパークには、たくさんの人たちが訪れ、多くのメディアやインフルエンサーも様々な形でレビューを上げており、それに対する色々な反響も目にする。
アトラクションやパークの“攻略法”、グルメなどについての言及は多々あるが、実際にジャングリア沖縄の現場で働いている人たちの声はなかなか見かけない。

そこで、今回はジャングリア沖縄で働くスタッフ(ナビゲーター)が今何を感じているのかを、県外からの「移住」というキーワードも絡めつつインタビューを実施。
沖縄で働きながらの生活で得た実感、加えて新しいテーマパークを作り上げていく過程に携わることについて尋ねてみた。
今回はオリジナルグッズの販売に関する管理・運営(リテールサービス部マーチャンダイズ 店舗オペレーション エントランスオペレーション)を担う藤井温子さんに話を聞いた。

目次

ジャングリアを知ったきっかけは?

沖縄への旅行について調べている時に、たまたまテーマパークができるっていうニュースを見かけたんです。

ジャングリアで働くために沖縄への移住を決めたんですか?

はい、もちろんジャングリアで働くためということもありますし、そもそもジャパンエンターテインメントが「沖縄から日本の未来を作る」というミッションを持っているので、そこにすごく共感したということもあります。
もともと沖縄が好きということもあって、ぜひ私も沖縄の地域創生に関わるチャレンジをしていきたいという思いもあって、こちらに来ました。

「沖縄に来て海が好きになりました」沖縄移住して”ジャングリア沖縄”に転職!沖縄の暮らしや地域交流、休日の過ごし方

それまでに沖縄を訪れたことはありますか?

ここ数年は年に2回ぐらいは来ていて、その中で沖縄に魅了されていきました。例えば沖縄の文化や伝統はもちろん、海の綺麗さもあります。
実はもともと海が好きではなかったんですけど(笑)
沖縄に来て「あっ、海ってこんなに綺麗なんだ」って思って大好きになりましたね。

それと沖縄にいらっしゃる方の人柄が、すごく温かいっていうのを感じて、旅行に行くたびに、現地の方と仲良くなったりとか、色々お話しさせていただく機会もたくさんあって。

そういった意味でもすごく魅力的なところだったので、沖縄という土地、地域に関して、私に何か貢献できることがないかなと考えています。

実際に沖縄で生活してみて感じたことは?

いま沖縄移住して5ヶ月目なんですけど、とっても住みやすいなっていうのがひとまずの感想です。
沖縄でも北部、中部、南部とあると思うんですけど、私が住んでいる北部は那覇に比べて観光客もそうですが、そもそも人口が少ないこともあって、それも過ごしやすい1つの要因かなと思います。

程よく栄えて、程よい人口で、とても素敵なところだなと思っています。
私はこれまで10年ほど千葉・東京と関東の方にいましたが、飲食店の多さや営業時間とかはもちろん違ったりしますが…
その点だけでメリット/デメリットを感じることなく、名護はすごく暮らしやすい町だなと思っています。

休日は何をして過ごしていますか。

海を見に行くこともありますし、今の時期はお祭りが各地でたくさん開催されているので、お祭りに行くこともありますね。ゆっくりできる場所もあれば、みんなでワイワイできる場所もあったりして、楽しんでいます。
あと、ジャングリア沖縄に勤務しているメンバーで遊びに行ったりもします。
同期がいっぱいいるので、それも楽しいですね!お祭りがあるから花火を見に行こうって、その時々で行ける人たちを集めて一緒に行ったりもします。

年齢層も本当に幅広く、男女関係なく交流ができていて、休日だけではなく仕事終わりにご飯食べに行くとかもあります。

生活する中で「今、沖縄にいるなあ〜」と実感する瞬間は?

それこそ昨日、国頭村の祭りに行ってきたんですよ。花火が最後に上がった後、アーティストの方が来られて、音楽が演奏された時に指笛が鳴るんですよ。
その瞬間とかは、「あぁ、沖縄にいる」って、すごく感じます。
あと、現地の人との出会いも。沖縄の言葉を聞いたり、人の温かさを感じた時にもほっこりするし、沖縄移住したんだなぁと感じます。

沖縄はすぐ指笛吹きますからね(笑)お祭り好きですか?

好きです!移住して気がつきましたが特に沖縄は本土のお祭りとはまた違うというか、各地でこんなに盛んに行われていて、地域のつながりをすごく大事にしているということをすごく感じますね。
みんなが顔見知りで親近感があって、距離の近さもあるような気がしました。

「沖縄に来て海が好きになりました」沖縄移住して”ジャングリア沖縄”に転職!沖縄の暮らしや地域交流、休日の過ごし方

移住して生活環境やインフラ面に関してはどうでしょう。

私はもともと関東にいたので、車は持っていませんでした。
沖縄に来て、4月から1ヶ月ぐらいは車がない生活だったので、それは結構しんどくて(笑)やっぱり買おうってなりましたね。

名護だと、やっぱり自動車と運転免許がないと行動範囲がなかなか広がらない。那覇だとモノレールもあって暮らしやすいのかなと思うんですけど。ジャングリアにはバスで通勤はできるんですけど、プライベートや生活を考えると車は必須かなとは感じます。

沖縄に住んでみて感じたことで、ちょっとマイナスな部分は?

そこまで気にしたことはないんですけど、帰省がなかなかしづらいというのはあるかもしれません。
本土だと陸続きで、新幹線、飛行機、バスと色んな交通手段があって、けっこうすぐに帰れる。 1〜2日あればという感覚なんですけど、沖縄だと飛行機一択。

特に名護だと那覇空港まで1時間半〜2時間ぐらいかかるので、移動の時間も必要で、飛行機の本数とかも限られているので、ちょっと気合を入れないといけないと思っています。

沖縄移住して感じた良いところは?

良いところは本当にたくさんあります!
ちょっと数え切れないほどあるんですけど。伝統のある文化だったり、海など自然がある豊かな環境だったり。沖縄って結構有名なパワースポットがたくさんあると思うんですけど、有名な場所に限らず、各地域にゆっくりできたり、ほっと一息つけるようなところがたくさんある。それとアクティビティを楽しめたりもして、多方面ですごく魅力を感じていますね。
先程の国頭村のお祭りでも、沖縄にゆかりのある方が呼ばれて、沖縄の楽器で演奏していたり、それが身近で感じられることがとても素敵だなと思います。

本土の都会の方でそういう風習が廃れていっているように感じていましたが、沖縄ではそれが根強く残っている。
私はこうした文化が残り続けるのがすごく大事なことかなと思います。

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ジャングリア沖縄で働いて感じること

創業期にゼロから何かを作る、テーマパークをゼロから作るという機会が本当に貴重で、そこに携われているのは大事な経験だなと思っています。大変なこともありますけど、その分面白さもたくさんあるんです。普段仕事で忙しくしているんですが、ふと「あっ、私は今ここでジャングリアを作り上げている中の一員なんだ」って思えます。

ゲストの方々とお話する中で、もちろん不満やクレームもあったりもしますけど、ちゃんと色々とお話をして、最後にお土産も買っていただいて、楽しんだ後に「ありがとうございます」って言ってもらった時には、やって良かったなという気持ちになります。

ジャングリア沖縄で働いて大変だったこと

私はこれまで、大変だなぁって思うことが今まであまりなくて(笑)
私自身がまずテーマパークの経験がなく、全部初めての経験なので、そこは少し大変だったかなとは思います。

日本の東と西のテーマパークがあると思うんですけど、そこの経験者もいらっしゃるので、お話聞かせてもらいながらみんなで考えて0から作っていくという意味での大変さもあるかもしれません。
でも、それはジャングリアを作り上げる上ですごく大事なことで、基盤になる。だから、大変だけど面白いという気持ちですね。

ジャングリア沖縄で働く上での目標

短期的なところで言うと、私の仕事はマーチャンダイズなので、売り上げを達成するというのはマスト。
それから滞りなく売り場を運営していくことを、まずは目の前の目標としてやっていきたいところです。

長期的な目標としては、ジャングリアは地元の方に愛されるテーマパークになってほしいなと思っていて、それを実現できるようにしていきたい。

例えば地元に愛される沖縄の企業・オリオンビールさんみたいに、沖縄といえばジャングリア、日本のテーマパークといえばジャングリアと言われるぐらい、皆さんに認知されて、愛されるテーマパークになることができれば、嬉しいですね。

転職と同時に沖縄移住した藤井温子さん

ジャングリア沖縄で働くために沖縄に移住し、苦手だった海が好きになったという藤井さん。新しいことだらけの仕事にも尽力しながらも、沖縄本島北部の細々とした地域の祭りにも足を運んで“地元バイブス”を浴びているのは、沖縄ライフをかなり満喫していると言っていい。

大変さやデメリットよりも、良いこと・楽しんでいることを朗らかに声高に話す姿が印象的だった。

OKITIVE公式インスタグラムはこちら!
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