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9月の連休で食べ尽くせるか!?行くべき”沖縄そば店”ランキング!沖縄本島の北部・中部・南部エリア別のオススメは?
目次:9月の連休で食べ尽くせるか!?行くべき”沖縄そば店”ランキング!
・沖縄本島北部
・沖縄本島中部
・沖縄本島南部
・9月の連休で行くべき沖縄そばランキング:まとめ
南部第3位 那覇市・あっさり旨みの宮古そば「どらえもん国際通り店」
三種の肉と澄んだダシの宮古そば

那覇市・国際通りにほど近い場所にある「どらえもん 国際通り店」は、1989年創業の宮古そばの名店で、開店するとあっという間に満席になる人気ぶりです。店内はカウンターと座敷を合わせた24席ほどのこじんまり空間。観光で訪れる人にも、地元の常連にもなじみやすく、居心地のよさを感じられるお店です。
注文は券売機スタイル。定番の宮古そばから「どらえもんセット」、子ども向けから三枚肉・ソーキ・てびちが揃うそばまで多彩に選べる楽しさがあります。看板の「どらえもんセット」は、ツルッとした中細ストレート麺に、くっきりしたかつおダシの澄んだスープが特徴。まずはそのまま、続いてコーレーグースーや紅生姜を加えれば味の変化も楽しめます。ジューシーな三種肉はそれぞれ個性があり、ぷるぷるのてびちにホロホロのソーキ、やさしい甘めの三枚肉という贅沢なバランスです。じゅーしぃはシンプルで食べやすく、スープとの相性もぴったり。
観光客には宮古そばの本格を、地元の人には日々の「安心の一杯」を届けてくれる場所として、多くの食べ手の生活に溶け込んでいます。気軽に「また来たい」と思わせる、旅にも暮らしにも寄り添う沖縄そば屋です。
住所 〒900-0014 沖縄県那覇市久茂地3丁目2−17

南部第2位 八重瀬町・古民家文化財で味わうそば「上江門そば」
”鰹・味噌・醤油”選べるスープ

八重瀬町安里の歴史ある屋敷を利用した「上江門そば」は、築300年以上の古民家を改装した文化財級の建物で、重厚な佇まいに一歩踏み込むだけで時の流れがゆっくりと変わります。駐車場も広く、ゆったりとした中庭を眺めながら、落ち着いた時間が流れる中でそばを味わえる贅沢さを体感できます。
ここでは、スープは「鰹」「味噌」「醤油」から好みで選べます。鰹出汁はガツンと香りながらもクリアな後味で、味噌味は複数の味噌をブレンドしたクセになる深みがあり、醤油味は椎茸や野菜の自家製タレでまろやかさをプラスしています。どれもベースには鰹出汁が使われていて、好みに応じたそばの味が叶います。
麺は自家製でしっかりしたコシが特徴。ぷつぷつと切れるような心地よい歯ごたえがあり、食べ応えも満点です。トッピングの軟骨ソーキと三枚肉は、濃厚な味付けで箸でほぐれるほど柔らかく、そばをさらに満足感のある一杯にしています。
さらに注目したいのは、建物内の歴史的な雰囲気。柱や天井に残る銃痕、仏壇、巨木のガジュマル、そして時を感じさせる風景は、単なる食事を超えた「沖縄時間」を提供してくれます。
「上江門そば」は、観光客には“沖縄らしい時空間と伝統そば”を、地元の方には“日常の延長にある郷愁と安心”をもたらす存在となっています。独特な空間で、心もお腹も満たしてくれるお店です。
住所 〒901-0514 沖縄県八重瀬町安里198 史跡上江門家敷地内

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