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長嶺 真輝

長嶺 真輝

「地球儀をキングスで埋めたい」イタリアの次は豪州へ…安永淳一GMが描く“沖縄らしい”クラブのあり方とは

GM同士の繋がりで実現…EASLカンファレンスで動き出す

「地球儀をキングスで埋めたい」イタリアの次は豪州へ…安永淳一GMが描く“沖縄らしい”クラブのあり方とは
EASLファイナル4の際に開かれたカンファレンスで登壇する安永淳一GM(左端)ら=マカオ(長嶺真輝撮影)

今回の国際大会への参加は、安永GMとワルイドキャッツのダニー・ミルズGMによる、以前からの友人関係が起因している。具体的に動き出したのは、今年3月の東アジアスーパーリーグ(EASL)ファイナル4の際に開かれた、各国のバスケ関係者が集ったカンファレンスの場だ。

「ダニーとテーブルが同じで、ずっと話をしていました。以前から国際大会について話が出ていたのですが、改めて『是非やりたい』ということを伝えられ、一気に実現に向けてスピードが上がりました」

ワイルドキャッツは、キングスでエースを張る#4ヴィック・ローが2021-22シーズンに所属していたチームでもある。安永GMは当時からローに注目していたと言い、それを念頭に「(ミルズGMとは)同じようなレベルの選手を見ている感覚があります。お互いに違うリーグではあるので、『切磋琢磨したいね』という関係性です」と続ける。

今年5〜8月には、BリーグとNBLのパートナーシップの一環として、U22枠の#77佐取龍之介がNBLトップリーグの下部組織に当たるチームで活動をしながら、ワイルドキャッツのアカデミーで個別ワークアウトを受けた。

安永GMは「ワイルドキャッツは練習環境が優れているし、ダニーであれば安心して選手を預けられるという思いがありました」と語り、深い信頼関係をのぞかせる。

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