エンタメ,おでかけ,テレビ,北谷町,地域,本島中部,歴史
クジラ標本から土器の破片まで!北谷の地に刻まれた歴史の証「北谷町立博物館」(北谷町)

目次
今回のテーマは「ミュージアムな秋」
毎回素敵なゲストをお招きして、一つのテーマをしぼり、新鮮な情報をお届けするwake upウィンウィン、今回のテーマは「ミュージアムな秋」。
古代の歴史とロマンに出会える博物館をご紹介!!

ゲスト紹介
今回のゲストは、お笑い芸人、タレントとして活躍中のさーねーさん(こきざみインディアン)。

リポーター紹介
B.B.WAVES jr元メンバー。現在タレントとしてポジティブ&パワフルに活動中の松原球美さん。

土器がつなぐ沖縄と東北「北谷町立博物館」

やってきたのは、2024年11月にオープンした
国指定史跡「伊礼原遺跡」と隣接している「北谷町立博物館」。



伊礼原遺跡は、米軍基地返還後の調査によって1997年に発見され、2010年に北谷町で初めての国指定史跡に指定された縄文時代の遺跡。
博物館では遺跡から発掘された貴重な品々が展示されています。
案内してくれるのは、学芸員の藤さん!

まずお出迎えしてくれたのは、なんとクジラの標本!!



北谷町立博物館のテーマは「縄文時代」。
伊礼原遺跡をはじめ町内で発掘された約7000年前から2500年前の貴重な品々を中心に展示されています。

続いては、かわいらしいジオラマがお出迎え!
自然豊かな2500年前の北谷を再現しています。

ウミガメ漁をしている様子や、魚や貝殻を仕分けする様子など、リゾート地のイメージが強い北谷町ですが、かつては、自然の豊かな恵みを受けていたことを知る事ができます。



そして、この生活を支えくれていた“ある大切な資源”があると言います。
実は、博物館の敷地の西側には、かつて暮らしの中心にあったとされる湧き水「ウーチヌカー」が今も枯れることなく流れているんです!

約7000年前から湧き続けている「ウーチヌカー」。
堆積物が真空パックのように保存されていて、そのおかげである発見が!
それが、5500年前の竹ザルです!

続いては、”博物館のメイン”とうたう、ずらーっと並んだ「土器」。
ここでは、北谷の人々の海を越えた交流の軌跡を辿ることができます。

中でも注目は、こちらの「亀ヶ岡系土器」です。
この小さな土器の破片が、発見当時全国でも大ニュースになったんだそう!

この土器のモデルは、約2500年前に東北地方で作られた「亀ヶ岡式」という土器。
2016年に北谷で発見されるまで、このモデルの土器が作られていたのは、奄美地方周辺までとされていました。しかし、この小さな破片の発見により、約2500年前に、沖縄と2000キロ以上離れた東北地方との交流があったと分かったのです。


子どもたちも楽しめそうですね

なんかすごいロマンを感じました

そうですよね、観光地のイメージはあったんですけど

新しい町っていうイメージがあったんですけど、昔からだったんですね

交流の町なんですね。それで「ウーチヌカー」がそのまま外に出て見られるというのもいいですね

いろんな視点から楽しめる博物館ですね
Information

- 北谷町立博物館
- 住所
- 〒904-0102 沖縄県北谷町伊平1-11-1
- 電話番号
- 098-923-0300
- 営業時間
- 9時~17時
- 定休日
- 月曜日、祝日、第4木曜日
- URL・SNS
- ホームページ
あわせて読みたい記事