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渡辺マリナ

渡辺マリナ

「やらない後悔より、やる後悔」新人アナウンサー渡辺マリナの就活奮闘記

はじめまして!
沖縄テレビ新人アナウンサーの渡辺マリナです!(2025年入社)
このたび、OKITIVEでコラムを書かせていただけることになりました!
もう…なんて嬉しいことでしょう!!
渡辺、張り切って書いていきますよ〜!!

今回は、私のアナウンサー就活についてご紹介します。

アナウンサーを目指している方はもちろん、そうでない方にも「そんなことしてるんだ!」と、アナウンサーの裏側を楽しく知っていただけたら嬉しいです!

アナウンサー就活を始めるまで

まずは少しさかのぼって、アナウス就活を始める前のお話から…。
「そこから!?」と思わず、お付き合いくださいませ…!コラムが書けると聞いて、渡辺、かなり張り切っております♡

ちなみに私は、いくつもの内定をもらった“アナウス就活のプロ”……では全然ありません(笑)。
むしろ、落ちまくりパラダイスでした☆(ゝω・)v
おそらく、80社くらい受けました。

でも、だからこそお伝えできることがあると思っています。
「こんな私でも受かったんだ」と、少しでも希望を持ってもらえたらうれしいです。

就活時代の渡辺マリナ①

本当はなりたかった。でも諦めていた

就活を始めたころ、私はアナウンサーとはまったく違う業界を目指していました。
小学生の卒業式では「アナウンサーになりたい」と言っていたくらい憧れていたのに、大人になるにつれ、「自分なんかがなれるわけない」と、いつの間にか心の中で線を引いていたんです。

でも、全然うまくいかない。志望動機も浮かばない。
就活を続けるうちに「何かが違う。ワクワクしない!」という心の声がどんどん大きくなっていきました。
一度立ち止まって自己分析を徹底的にしてみたところ、「やっぱりアナウンサーになりたい!ここで諦めたら、一生後悔する!」という答えに。

そこから慌ててアナウンススクールを探し、情報収集をスタートしました。

就活時代の渡辺マリナ②

情報収集はとにかく早めに!

アナウンサー就活は、とにかく早い!
例年大学3年の春には、キー局のインターンが始まるので、大学2年の冬、年明けぐらいからこまめに局の採用サイトで情報をチェックしておくのがいいと思います!
なお、アナウンススクールは必須ではありませんが、就活は情報戦!選考に詳しい人が近くにいるかいないかでは、大きな差があると感じました。

出だしが遅いからといって諦める必要はない!

中学・高校、あるいは小学生の頃からアナウンサーを目指している人も多く、私は正直「遅すぎたかも…」と不安になることばかりでした。

でも、私は大学3年の秋から始めて、なんとか夢を叶えることができました!
運もあったと思いますが、短期間でも努力を重ねれば、きっと何かにつながります。

「やらずに後悔」より、「やって後悔」。

やりたいと思えることがあるって、本当に幸せなことです。
どうか「遅いから無理」と思わず、ぜひ挑戦してみてください!

アナウンサー就活のリアル

さて、ようやく始まったアナウンサー就活。
…といっても、右も左も分からない中でのスタート。うまくいくわけもなく、大失敗の連続でした。

まず、話せない!ほんとに話せない!(泣)
そして、アナウンス就活って…想像以上に独特!!

アナウンサー就活の基本3ステップ

アナウンサー就活には基本の3つのステップがあると思います。

①エントリーシート+動画提出
②カメラテスト
③面接

それぞれのポイントを実体験を交えてご紹介します!

①エントリーシート+動画提出

まずは写真!
アナウンサーは書類審査の時点で沢山の写真が求められます。
基本は証明写真・全身写真・バストアップの3点。

エントリーシートの他に自己PRシートが必要なこともあるので、趣味や特技、PRしたい内容の写真も準備しましょう!
特に全身とバストアップは多くの局で求められるので奇跡の一枚を目指してこだわる!
まずは文章よりも写真がぱっと目に入ってくるので、ここでマイナスイメージを持たれると文章すら読んでもらえないかもしれません(涙)
私は、少し奮発して多くの合格者を出している有名な写真館にお願いしました。

私が思うポイントは、
・自分らしさが伝わる服装
・撮影は屋外スナップ写真がオススメ

文章は文字数を欲張りすぎず、簡潔!
そのためには自己分析をしっかりして、この文章で自分の何を伝えたいかを明確にすることが必要です。
加えて、最初に見出しを付ける、色鉛筆で文字を目立たせるなど、全文を読まなくてもぱっと見で興味を引き、伝えたいことが分かるようにしていました。

PRシートは自分の魅力を詰め込む1枚!
写真は個性が伝わる表情豊かなものを選び、なるべく異なる表情のものを選びましょう。
あとはポスター感覚で!
その後面接で使うことを想定して、これって何?ともっと深掘りたくなるように、キャッチコピーを付けたり、気になる見出しを付けると◎

次に動画についてです!
動画は私も大苦戦していたので、正解はわかりませんが…まず、服装はリクルートスーツじゃなくてOK。
はじめはリクルートスーツに白壁バックで撮っていました。通過は0。

もちろんスーツでもいいのですが、明るい色のものにするなど、自分らしさが一番よく出る服装、髪型を研究するのがいいと思います。
採用側は何百人何千人の動画を見ます。中には大きい画面で一度に複数人の動画を見る局もあるかもしれませんよね、その中で、良いなと思ってもらうにはやはり工夫が必要で、以下のような点に気を付けるといいのかなと思います。

・とにかく顔写りは良く!(服装、髪型、メイクの研究)
・屋外推奨!(午前10~11時頃の自然光がオススメ!内容に関連した場所だと◎)
・一言は短く。最初と最後の一言は特にこだわる

就活時代の渡辺マリナ③

カメラテスト

形式は局によってさまざまですが、多くは入室から退室までカメラが回りっぱなしです。
内容も、パネルトーク・一問一答・原稿読み・サイコロトーク など様々…。初めは何を言ってるか自分でも分からないくらいテンパりました(笑)。

私が思うポイントは、
・日常から言語化の練習を!
・受ける地域の情報はマスト!

景色を見ながら実況してみるのもいいと思います。「写真を1枚見て1分で紹介してみる」「日常の出来事を1分以内で説明してみる」など、日頃から話すクセをつけると対応力がつきます!

また、試験を受ける地域の観光地・特産品・有名人・地元のニュースなども事前に調べておきましょう。
番組もこまめにみて、SNSや見逃し配信でチェックを!

面接

面接は自分の引き出しから素直に引き出したものをお見せするというイメージ。
ただし、「素直に話す=準備ゼロ」ではありません!
自然体で話せるように、しっかり引き出し(話せるネタ)を用意し、「どう伝えるか」を意識していました。

私なりのコツとしては、自己分析をしっかりすること。
就活サイトで過去質問をチェックして、答えを言語化し、内容とキーワードだけ覚えて、面接では自然体で話す!

就活時代の渡辺マリナ④

ここまでつらつらと語ってきましたが、結局いちばん大事なのは…「熱量」だと思います!

アナウンサー就活は、本当に大変で心が折れそうになることもあります。
でも、努力を重ねれば、必ず何かにつながるはずです。
自分の「やりたい!」という気持ちを信じて、最後まで走りきってみてください。

私の経験談が、少しでもみなさんの力になりますように。

未来は、きっと明るい!
渡辺は、心から応援しています!

渡辺マリナの初鳴き前日から密着!

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