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市街地にジャングル?豊かな自然と成長に応じて遊べるアスレチック・芝生広場・散歩コースが揃った「比屋良川公園」(宜野湾市)
浦添バークレーズコートから宜野湾市真栄原向けに進んでみると、歩道橋越しに2つのアスレチックが。幼児から小中学生たちで楽しそうににぎわう比屋良川公園は、市街地にありながらも自然林を活かした歩道や芝生広場のある癒やしのスポットとして人気です。成長にあわせて遊べるアスレチック、大きなガジュマルの木、川のせせらぎ、緑広がる森など、街と自然が融合する比屋良川公園を紹介します。
木をイメージしたデザインがかわいい!3階建て複合アスレチック!
アスレチックエリア近くの駐車場から車を降りて、一目散に向かった先はボルダリング仕様の壁。あっという間に上まで駆け登っていく子どもたち。遊びながらバランス感覚や全身の筋力を高められそうですね。
変わった形のはしごもあります。ボルダリングやはしごが苦手な子は階段からも登れますよ。
2階部分には3種類のすべり台があります。シンプルな2列型すべり台は、親子や兄弟姉妹でならんですべると楽しそうですね。
アスレチックの中央にあるすべり台は一見シンプルですが、すべってみると意外にも急降下型!
すべり降りる瞬間のドキドキ感がたまりません。スリル派さんはぜひトライしてみてください!
くねくね型は2階部分からすべり降ります。見た目よりもゆるやかな滑り心地でした。トンネル型は3階部分からすべり降り、うす暗い入口から明るい出口へ抜ける瞬間は爽快な気分です!
アスレチックの下は砂場になっています。お昼前の暑い時間帯に、いい感じの日陰ができていました。強い日差しを避けながら遊ぶ様子を見守れるのがうれしいですね。子どもたちは穴を掘ったり、砂だんごやお山作りに夢中で遊んでいました。
カラフルな色合いがかわいい!ちびっこ向けの複合アスレチック
カラフルな色合いがかわいいちびっこ向けの複合アスレチック。歩幅の小さな幼児が登りやすい設計の階段です。
らせん状のすべり台を見て子どもたちは大喜び!人気アニメのパウパトロールに登場するすべり台に似ているようです。アニメのシーンを再現して、何度も繰り返しすべっていました。
マルとバツのマークが描かれた回転式遊具を何度もくるくる回して楽しそうに遊んでいます。
そして、小さいながらも密かに人気の出窓型の遊具。ままごとやお店屋さんごっこが好きな子どもたちが週末は絶えず利用しています。下は砂場になっているので、砂遊びセットでお料理を作ると、ままごとやお店屋さんごっこがよりリアルに楽しめそうですね!
アスレチック近くには東屋と水飲み場、木陰もあるよ!
2つのアスレチックの間にある東屋から、遊ぶ子どもたちを見守るママの姿もありました。水飲み場も近く、砂遊び後にトイレまで行かずに手洗いができます。木陰の下での休憩も気持ちよさそうですね。
街なかにジャングル?橋を渡りながら広がる森と川を眺めてみよう!
遊具でひととおり遊んだあとは、リラックスしながらゆったりお散歩。アスレチックエリアから管理事務所に向けて進み、右に曲がると、比屋良橋が見えてきます。
高さのある橋から力強く生い茂るジャングルの景色が見えます。公園の名前の由来となった比屋良川も見え、流れる水の音が暑さを少しだけ和らげてくれます。
芝生広場の大きなガジュマルの木は圧倒的な存在感!
橋を渡り奥へ進むと、芝生広場が見えてきます。大きなガジュマルの木は遠目から見ても抜群の存在感!広場はゆるやかな斜面になっています。
網を手に虫を追いかける子どもたち。今回はクロアゲハやトンボが飛び回っていました。虫捕り以外にもかけっこしたり、紙飛行機を飛ばして遊ぶ子どもたちもいました。
心地よい風が吹くガジュマルの木の下で休憩タイム。木陰近くには2台のベンチが設置されていて、ひと休みにぴったり!芝生の上にレジャーシートを広げてピクニックするのも良さそうです!
きれいに整備された歩道は、奥に進むと市街地とは思えないほど静か
管理事務所近くまで戻ると、アスレチックエリアの反対方向に歩道があります。歩き進んで行くとオオゴマダラ、カバマダラ、バッタなどの虫たちに出会いました。
虫捕りをしていると蚊が寄ってきました。虫よけスプレーでの対策がおすすめです。茂みのなかはハブが好む場所なので、奥には入らず虫捕りを楽しんでくださいね。
歩道の途中には東屋と水飲み場があります。歩道の奥までほとんど日陰がないので、水分補給しながら休憩します。
奥へ進んでいくと、市街地とは思えないほどとても静かで鳥たちのさえずりが聴こえてきます。ゆるやかな上り坂になっており、散歩ではほどよい負荷を感じ、歩きごたえがあります。
管理事務所からだいたい300メートルほど進むと、水飲み場、ベンチ、広場があり、歩道は行き止まりです。1周コースではなく、折り返して戻るコースです。
トイレの横には見晴らしの良い広場があり、森や街なみを見渡せます。ウォーキングやランニング後に眺めると、達成感が味わえそうです!方位磁針が描かれており、東西南北を確認しながら景色を見てみるのも面白いですよ!
駐車場はないけど、比屋良川公園は北区エリアもあるよ!
歩道から路地を大謝名方面に向けて15分ほど歩くと、比屋良川公園の北区エリアがあります。住宅に囲まれたコンパクトな敷地にスプリング遊具やコンクリート製の遊具、トイレ、東屋などがあります。2025年9月現在、ネット登りの部分が劣化し使用不可でしたが、ほかの遊具は楽しく遊べます。
比屋良川公園の施設情報
比屋良川公園には駐車場が3か所あり、トイレは各駐車場付近に設置されています。アスレチックエリア付近の駐車場は10台ほど駐車可能です。家族連れが多くなる土日祝日は混雑が予想されます。
アスレチックエリア駐車場近くのトイレは、和式と洋式が1か所ずつあり、多目的トイレも設置されています。飲みものとアイスクリームの自販機も揃っています。
芝生広場付近の駐車場は10台ほど駐車可能です。平日は比較的空いていますが、土日祝日は混み合いそうです。
芝生広場駐車場にはコンパクトな多目的トイレがあります。トイレと駐車場がすごく近いので小さなお子さんは飛び出さないように見守りながら利用してくださいね。
歩道奥付近の駐車場は6台ほど駐車可能です。アスレチックエリアや芝生広場まではだいぶ歩くため、ウォーキングやランニングしたい方におすすめです。
歩道奥駐車場の近くに設置されたトイレは新しく、すべて洋式で多目的トイレも設置されています。
季節ごとに変わる!今回紹介しきれなかった比屋良川公園の魅力
今回は8月に訪れた比屋良川公園ですが、1月から2月頃にはアスレチックエリアでカンヒザクラ、5月~6月頃には歩道で月桃の花の開花などが見られます。四季の違いが感じられにくい沖縄ですが、比屋良川公園の植物たちが季節のわずかな違いを感じさせてくれるかもしれません。街と自然が融合した比屋良川公園へ、ぜひ季節を変えて遊びに行ってみてくださいね。
Information
- 比屋良川公園
- 住所
- 〒901-2226
沖縄県宜野湾市嘉数1丁目1-2 - 電話番号
- 098-897-2751
- 開園時間
- 6時〜22時
- 駐車場
- あり(遊具付近、芝生広場付近、歩道奥付近)
- 施設情報
- 遊具、東屋、広場、管理事務所
- トイレ
- あり(多目的トイレあり)
おむつ替えベッド:女子トイレ内ーなし、男子トイレ内ーなし
子どもトイレ:なし - 授乳室
- なし
- 自販機
- あり(遊具駐車場のトイレ付近)
- HP・各SNSのURL
- なし
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