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具志堅用高が「シーサーも泳ぐんだから!」まさかのツッコミ!?新しい観光の形に大興奮!【ぐしけんさん】
沖縄のレジェンド・具志堅用高さんが、まだ知らない沖縄の魅力を再発見する『ぐしけんさん』。
今回は、歴史と自然が豊かな南城市佐敷(さしき)を舞台に、VRとARを駆使した新感覚の観光体験「佐敷ま〜い」に挑戦します!
ハイテク技術と沖縄の歴史文化が融合した旅、一体どんな発見があるのでしょうか?
目次
ぐしけんさん最新技術で驚き体験!
「ぐしけんさん、おはようございます!今日も天気がいいですね」というアシスタントの澪花(みおか)さんの元気な声で始まった今回のロケ。舞台は沖縄本島南部に位置する南城市佐敷エリアです。
「ただ行くだけじゃなくて、今回はVRとARで佐敷を勉強したり、色々見に行きたいなと思います!」と澪花さんが企画を説明すると、ぐしけんさんは「ああ、VRは知ってるけど」と少し知っている様子。
そう、今回はただの街ブラじゃないんです!
「佐敷ま〜い」という内閣府の新たな沖縄観光サービス創出支援事業の一環としてスタートしたプロジェクトを体験します。
まずVRで地域の歴史や文化を予習して、そのあと現地でAR(拡張現実)を使って解説を聞きながら巡るという、まさに未来の観光スタイルなんです!
旅の出発点となるのは、南城市の観光拠点「がんじゅう駅・南城」。
早速中に入ると、入り口近くにVR体験ブースが設置されていました。ここで見られる映像はなんと3種類もあって、しかも8Kの高画質!
ゴーグルを装着したぐしけんさん、目の前に広がる臨場感あふれる映像に「いや、絵がしっかりしてる」「綺麗なびっくりする映像だ」と驚きを隠せません。
琉球王国時代の王様が歩いた道や、神様が住んでいると言われる森を巡る映像にすっかり夢中です。
映像を見終えたぐしけんさんは、「どっか行きたくなったとことかあります?」と聞かれると、すかさず「あれ、滝見てないな、俺」とポツリ。どうやらVRで見た滝がかなり印象に残ったみたいですね!
ぐしけんさん「やっぱり生はいいね!」思わず大興奮な体験!
VRで予習を終えたら、いよいよ「佐敷ま〜い」の冒険へ出発!
スマホで専用のQRコードを読み込むと、冒険スタンプラリーがスタートします。地図上のポイントを巡って、その場所にあるQRコードを読み込むと、キャラクターがARで現れて解説してくれる仕組みです。これなら歴史に詳しくなくても楽しめそう!
一行がまず向かったのは、もちろんぐしけんさんが気になっていた滝、「タク川の御嶽(たくがーぬうたき)」です。
実際に目の前にすると、「いやあ、いいね、やっぱり。生の方がいい!」とぐしけんさん。VRの映像も綺麗だったけど、本物の水の音や虫の声が聞こえる自然の空間は格別ですよね。
そしてここでもAR体験!QRコードを読み込むと、スマホの画面にキャラクターが登場し、解説が始まりました。
AR「ここは拓河ヌタキ。水の神が祀られるこの地は古くから村人たちの祈りが集まる場所でした」
「沖縄では水は神が降りる場所、神降ろしの場とも言われます」
なるほど〜!ARの分かりやすい解説に、ぐしけんさんも「ちゃんと説明してくれたね。やっぱ神が降りてくるんだね」と感心しきり。「これは観光客が分かりやすくていいな、AR!」と大絶賛でした。
ぐしけんさん昔ながらの沖縄の暮らしにタイムスリップ
続いてやってきたのは、佐敷にある「小谷(おこく)地区」。地元では「うくく」と呼ばれている場所です。ここからは心強い助っ人、ガイドの知念さんと一緒に「うくくま〜い」を楽しみます!
まずは「土帝君(とぅーてぃーくん)」という場所へ。知念さんによると、これは中国から伝わった土地の神様で、十二支の神様を祀っているそう。地域の繁栄や子供の成長、五穀豊穣を祈る大切な場所なんだとか。
次に案内されたのは、琉球王朝時代に作られたという石畳道。周りには竹林が広がっていて、昔の沖縄の集落の雰囲気がそのまま残っています。
ぐしけんさんは「昔は、竹を切って、凧(たこ)作ったよね。飛ばしたもん」と懐かしい思い出が蘇った様子。
この竹は、沖縄の民具「バーキ(カゴ)」の材料としても使われていたそうで、この地域は竹細工が盛んだったんですね。
さらに、1970年代まで地域の飲料水として使われていたという井戸「上の井(うぃーぬかー)」へ。
昔は子どもたちが学校から帰ってくると、ここから水を汲んで家に運ぶのが仕事だったという話に、一同びっくり!昔の暮らしの大変さが伝わってきます。
ぐしけんさん個性派シーサーに感激!
小谷(おこく)地区には、ユニークなシーサーを作っている工房「登喜や春と市(ときやはるとし)」もあります。中に入ると、たくさんのシーサーがお出迎え!
中でもひときわ目を引くのが、なんと羽が生えたシーサー!職人さんによると、これは「天子シーサー」と名付けられていて、神聖な場所が多い南城市に天から舞い降りてきたイメージで作ったんだそう。それで、天の子で天子シーサーとのこと。発想がすごい!
さらに、ぐしけんさんが見つけたのは、亀に乗り、ダイビングスーツを着たシーサー!
「なんでこのダイバーシーサーを作ったんですか?」と尋ねると、「沖縄は海の事故が多いから。今まで海にいなかったシーサーが海にも進出して人を守る」という、海の安全を願う深い思いが込められていました。
これにはぐしけんさんも「シーサー泳ぐんだから!」と思わずツッコミ。空も飛ぶし海も泳ぐ、南城のシーサーは万能ですね!
「俺、海外に来てるのかと…」絶景カフェで味わう絶品"おこくピザ"!
佐敷ま〜いを満喫して、お腹が空いてきた一行が最後に訪れたのは、VRのグルメ映像でも紹介されていたピザ喫茶「みもざの木」。
お店があるのは佐敷小谷の丘の上。そこから見える中城湾の景色がもう最高なんです!
ぐしけんさんも「海外に来てるのかと思ったの。すっごい、いや~綺麗。何回見ても飽きない」と大興奮!
こんな絶景を眺めながらいただくのは、お店のおすすめ「小谷ピザ」。
なんと、沖縄の伝統的な保存食である自家製のスーチカー(豚肉の塩漬け)が乗っているんです!
熱々のピザを一口食べたぐしけんさん、「うまいね!」と満面の笑み。
こだわりの詰まったピザの味に大満足の様子でした。
VRとARで歴史を学び、ガイドさんと一緒に昔ながらの集落を歩き、個性豊かなアートに触れ、最後は絶景と絶品グルメで締めくくり。南城市佐敷の魅力を満喫した「佐敷ま〜い」、皆さんも体験してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、スタンプラリーでスタンプを集めるとオリジナルステッカーなどの特典もゲットできるそうですよ!坂道の多い南城市ですが、市役所には電動アシスト付きのシェアサイクルもあるので、楽々回れちゃいます。ぜひ利用してみてくださいね!
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