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「七色の刺激」が爆発!新春特番「ゴリん家で語やびら」収録後にゴリが語ったゲストたちの多彩さと沖縄エンタメの今
沖縄テレビの新春特番バラエティ番組「ゴリん家で語やびら」のメインMCとして、毎年沖縄県内外で活躍するゲストを招き、軽快なトークを繰り広げるゴリさん。2026年放送分の収録も例年に違わずバラエティに富むゲストたちと濃厚な対話を重ね、たくさんのエピソードが番組を彩った。
ほぼ1日がかりの収録後で「充実と良い疲労感」に身をひたしている中、番組でのトークでゲストの皆さんから受けた「七色の刺激」や、2026年の抱負などについて、ゴリさんにたっぷり話を聞いた。
—まずは番組収録後の感想からいただいてもいいですか。
ゲストの皆さんと話していると、それぞれの個性に同じものが1つもない方々じゃないですか。そういう部分では、受ける刺激も七色ですし、使う神経も七色ですし、色んな刺激、気遣い、そして学びっていうことで。ショッピングモールを端から端まで見たような感じで、充実と良い疲れがあります。国仲涼子のからのドリームシスターズはなかなかの振り幅でした。
—確かに(笑)今年のゲストの皆さんの印象はいかがでしたか。
えりー(国仲涼子さんが演じた『ちゅらさん』の主人公の役名)は会えること自体が嬉しかったですね。今から24年前、沖縄ブームの火付け役の1つでもある『ちゅらさん』のヒロインですから。そして僕もその兄貴役として初めて朝ドラに出させてもらって、全国区で名前を知ってもらったきっかけでもあって、そのえりーと会って昔話できるのは感慨深かったですよね。
トントン拍子でヒロインに受かったかと思ってたら、その前までずっとオーディションを落ち続けて、全然芽が出ない日々が何年もあったということも初めて知って。そういう意味でも“色んな国仲涼子”を知ることができたことや、二児の母親になって、また違ったエリーに成長してるっていう部分も嬉しかったですし。また今後、じゃあ、あのキラキラしていたエリーだけじゃない、母としての渋みのある役っていうのを、僕もこれから楽しみに見ていきたいなというのもありますね。
—ドリームシスターズ、盛り上がってましたね。
根本的に明るいパワーを持っていて、自然と笑顔にしてくれましたね。あの3人がいるだけで見た目も華やかですし、笑い声も含めて場を幸せオーラに包んでくれました。あの調子で永遠に喋れたかもしれないです(笑)
—彼女たちは過去の番組の細かいマニアックな部分にも触れてて、ゴリさんのことめちゃくちゃ好きでしたね。
そんなに観てくれてたということが本当にありがたかったですね。僕もこの歳になってくると、ゴリエちゃんをやり始めたのも20年以上前になってくるので、今の子どもたちはなかなか知らないですよ。そんな中であんな風に観てくれてたのも、“あの動き”を一緒にやりたいと言ってくれたのも嬉しかったですね。あの3人がこれまでとはまた違った形で沖縄を盛り上げていく、引っ張るようになってくれたらなと思います。そのパワーを感じましたから。
—めちゃくちゃパワフルでした。ゴリエちゃんとのコラボも楽しみにしてます。
本当にコラボできたらいいと思いますよ。ゴリエってものすごく派手なんで、出ると大体1人だけすごく目立っちゃうんですけど、あの3人とだったら、もしかしたらゴリエの方が影に入る可能性がありますね(笑)
—大ベテラン俳優の新垣正弘さんとの対話もありました。
何度もお会いしているんですが、しっかりと話したのは今回初めてなんですよ。東京で活躍されて、西田敏行さんと一緒に仕事したこともあったんだ!とか、聞いたことない話もありました。新垣さんが奮闘していた頃は「内地で成功したい!」という思いは今とは違う強さがあったでしょうね。
その後、北村三郎さんに騙されて(笑)、沖縄芝居を継承していくべきだという責任感で沖縄に残ってくれたことがきっかけで、僕らは「笑築歌劇団」という面白いものに出会わせてもらったんですよね。ずっと方言芝居を大事にして残していきたいと頑張っておられる新垣さんがいて、その後に出てもらった若手の俳優さんから「沖縄の方言を使った芝居をやってみたい」という言葉も聞くことが出来ました。世代のつながりというか、点と点が線で結ばれた感じがしましたね。
—新垣さんも出ていたドラマ「おきなわテレビはじまりものがたり」に関連したお話が色々と出てきて、歴史の話にもなっていきましたね。ドラマに出演した若手俳優3人とのトークはどうでしたか。
案外ガツガツしてないんだな、という感じがしましたね。
僕が若い時だったら、分かりやすくアホみたいに「売れたい!」とか「お金欲しい!」「モテたい!」っていう単純なことしか言えなかったんですが、しっかりと現実を見据えているというか。地に足をつけて進んでいくような感じがありましたし、お芝居にもしっかり取り組みながら、同時に「沖縄の歴史物をやりたい」ということも言っていて、外への憧れよりも自分たちの土台を見ているのも印象的だったかな。
僕が10代の時なんてただ「東京行きたい」と思って、それで実際に東京行きましたし、東京に行って初めて自分が沖縄に対して何の知識もないんだなということが恥ずかしくなって、そこから沖縄を見つめ直して、勉強し始めたんですよね。彼らは沖縄にいながらちゃんと沖縄に向き合ってて、そういう部分は頼もしかったです。
—なるほど。その比較は面白いですね。
はい。「沖縄の歴史モノに出てみたい」って言うんだ!って、新鮮に感じましたね。自分は思ったこともなかったんですよ。10代の時なんて「東京ラブストーリー」みたいなドラマに出てみたい!っていう気持ちは僕もありましたけど(笑)、沖縄の歴史モノってそもそも無かったんで。今はもちろん色々な作品があって、若い頃から沖縄の歴史モノに出たいと言えちゃうことが素敵でしたね。
▶ドラマ「おきなわテレビはじまりものがたり」出演、神田青さん、堀川恭平さん、垣花拓俊さんのインタビュー記事はコチラ
—2025年は特に沖縄関係の映画やドラマがたくさん公開されて、ゴリさんご自身も監督や脚本を手掛けました。そんな中で沖縄のエンタメについてどのように感じましたか。
映画は『かなさんどー』を撮らせてもらいましたし、ドラマの『おきなわテレビはじまりものがたり』では脚本に僕の名前を挙げていただいたのが光栄でした。OTV という歴史のある会社の歴史を描くわけじゃないですか。その点では自分で映画を監督するのとは違う意味のプレッシャーを感じましたね。
今まで映画を何本も作ってきたんですが、自分で創作するのではなく、曲げちゃいけない歴史的な事実の部分もあるし、茶化してもフザけてもいけない。かと言って、観てて飽きないようなエンタメをちゃんとやらなきゃいけないということを考えながら、脚本作りに臨みました。それでギャラクシー賞も獲ることができたのはすごく嬉しいし(※)、頑張った結果をもらえた感じがするんですよね。賞を取るだけが大事じゃないんですが、やっぱりもらうと嬉しいもんじゃないですか。
※ゴリさんが脚本を手掛けた沖縄テレビ開局65周年ドラマ「おきなわテレビはじまりものがたり」はギャラクシー賞奨励賞、日本民間放送連盟賞番組部門優秀賞を受賞。
—OKITIVEでは沖縄の魅力を様々な角度から発信しているのですが、ゴリさんから県内外の人たちに紹介したい「沖縄の好きなところ」はありますか。
新世代、若い世代が沖縄の魅力に誇りを持って取り組んでることですかね。
沖縄の食材を使ったスイーツや、沖縄の柄を使ったオシャレな洋服、あるいはダンスのようなエンタメとかも含めたクリエイティブな部分にも沖縄独自のものがある。海がきれいとか沖縄料理、沖縄民謡みたいに皆が当たり前に求める以外の、もっと細かなクリエイティブな部分も沖縄の魅力として、今はもうどんどん発信されているので、そういう部分を楽しんでもらえたらなと思いますよ。
驚きますもん。カフェとか入っても「こんなオシャレなカフェが沖縄にあるの?」とか「何このスイーツ、オシャレだし食べても美味しいのかよ」とか(笑)昔ながらのものももちろん良いんですが、沖縄の若い子たちの発想が沖縄の魅力として始まってるので、そういう部分も沖縄の魅力として味わってほしいのはありますよね。
—それでは締めに、ゴリさんの2026年の抱負を一言いただいていいでしょうか。
僕、趣味がないんですよ。趣味が仕事で。だからお笑いの仕事でガレッジセールとして今も舞台に立っていますし、ロケ番組やバラエティーもやりながら、僕個人では映画制作もルーティンとしてやり続けています。それをやれてるだけで幸せなんですよ。番組の中でもゲストの方と話しましたが、健康さえあればこの幸せを味わい続けられるので、無理せずにお笑いと映画制作を2026年も続けていければ、何かしら沖縄への貢献にもつながっていくのかなと思うので、これからも県民に喜んでもらえるようなことができればいいなと。それだけです!
番組収録中はもちろん、カメラが止まっている合間もインタビューでも常にその場の雰囲気を朗らかな笑いで明るくするゴリさん。多彩なゲストたちとのやりとりでバンバン引き出された、ライブ感満載の面白爆笑シーンやOTV特別ドラマのエピソード、そして沖縄のお笑いの歴史まで、2026年1月3日ひる12時放送(沖縄テレビ8ch)の「ゴリん家で語やびら」でたっぷりと堪能してもらいたい。
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