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OKITIVE編集部

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街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

沖縄テレビの経済番組「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE」で、株式会社カヤックの代表取締役CEO・柳澤大輔さん(画像中央)が登場。株式会社カヤックのユニークなビジネス展開から、FC琉球の経営、など多角的に展開するビジョンなど語っていただきました。
番組進行はタレントEMIKAさん(画像左)と沖縄テレビ稲嶺羊輔アナウンサー(画像右)。

目次

「つくる人が面白がれているか」がすべての原点

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】
株式会社カヤックの代表取締役CEO・柳澤大輔さん

「会社ってもっと楽しいところでいいんじゃないかな」と考え、「面白法人」というキャッチコピーを掲げて創業したカヤック。創業時は何をやるか決まっておらず、社員がやりたいことを事業化してきた結果、現在は「街づくりからうんこまで」という幅広い事業を展開しています。

「自分たちが面白がって、しっかり取り組んでいけるか」を軸に、「ちょっとひよひねりして、他がやらなそうなことで、やりたい人が思いを持ってやっている」というのが特徴だと柳澤さんは説明します。

現在、カヤックグループは22社まで拡大しており、中でも興味深いのは、売上の約4割がゲーム事業であり、その95%が海外売上という点。「スマートフォンのゲーム」を中心に、累計15億ダウンロードを記録し、昨年は日本企業としてはダウンロード数1位、世界でも8位の実績を持っています。

沖縄のサッカーチームFC琉球を運営

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

カヤックが沖縄で展開する事業の一つが現在J3に属するFC琉球の経営です。
「オーナーチェンジで探されていて、それできっかけいただいて」と柳澤さん。
サッカークラブ経営はなかなか利益が出にくい構造だと指摘しつつも、「地域の方々の一つの楽しみになっている」「これを絶対にいいものにして街全体を盛り上げるという象徴的なもの」としてやりがいを感じていると語ります。

特に注力しているのがマスコットキャラクター「ジンベーニョ」の活用です。「60チーム中、ひいき目関係なく一番かわいいと思っていた」と評価し、グッズ開発やコラボレーションに力を入れた結果、売上は昨年5倍に増加したといいます。

クラブの未来については、「2031年に奥武山のスタジアム完成までに、J2では上位争いしてJ1を目指せる状態に持っていく」という目標を掲げています。また、2024年に立ち上げたFC琉球さくら(女子チーム)については、「スタジアムができるまでに日本一を目指す」という野心的な展望も語りました。

うんこに価値を…「うんこミュージアムOKINAWA」

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】
実際にうんこミュージアムを訪れた際の様子を語るEMIKAさん

北中城村のイオンモール沖縄ライカム内にある「うんこミュージアムOKINAWA」も、カヤックの代表的な沖縄事業です。2025年9月のオープン以来、約7万人が来場し、近く10万人に達する見込み(2026年1月上旬に取材時)。

「意味のない、究極に役に立たないものであるうんこを、もう一度価値を新たに付け直すチャレンジ」と説明する柳澤さん。「ミュージアムという少し格式高そうなものとの、そのギャップが面白い」と語ります。

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

来場者の約3割が観光客やインバウンドで、「日本独特のものなので、ここはまだまだもっと広めていこう」と意気込みます。
また「沖縄限定の琉球ガラスのうんこ」など、ユニークなグッズ開発も人気の秘訣です。

アイデア生み出す企業文化の秘密

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

これだけの多様な事業を生み出す秘訣について、柳澤さんは「ブレスト文化」を挙げます。年に2回、合宿形式で徹底的にブレーンストーミングを行い、「脳をガーッとアイデア脳にする」ことで新しい発想を促しているといいます。
「アイデアを出しやすくなるし、出したアイデアにみんなが乗っかりやすくなるのでチームワークも良くなる」と効果を説明。この手法は「頭が比較的固めの業種」に導入すると、「すごく自由になって、楽しい職場になる」効果があると話します。

また新規事業に挑戦する際のポイントとして、「最初にこれをやりたいという人を増やすとか、思いつくための仕組み」に力を入れることの重要性を強調。同時に「撤退ラインを決めて撤退する」ことも大事だと説明します。

多様性を大切にする未来へ

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

最後に柳澤さんは、カヤックの取り組みを通して実現したい未来について、「いろんな選択肢があって、いろんな生き方があって、いろんな事業があって、似たような町がたくさんあるよりは個性的な町がたくさんある」世界を目指していると語りました。

「面白のひとつは多様性だと思いますし、それによってみんなが自信を持って生きられるような、そういうことに少し貢献できたらいいな」というメッセージで、インタビューを締めくくりました。

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株式会社カヤックの柳澤大輔さんが語る「面白法人」の理念と事業展開、今回語っていただいた全容は、「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE」(沖縄テレビ・毎週土曜あさ11時20分)でご覧ください。

街づくりからうんこまで!?「面白法人」カヤックのユニークな事業展開【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE 】

毎週土曜午前11時20分放送(沖縄テレビ)「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE(オキナワ ビジネス フロントライン)」

沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』。沖縄を舞台に、県内の有名企業や注目企業のキーマンがスタジオに出演。ここでしか聞けない経営の裏側や戦略など、トークと取材映像を交えて分かりやすく伝える。

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