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OKITIVE編集部

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沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

沖縄に住みながら世界各国の文化や言語に触れる「街中留学」。
その革新的なアイデアで、すでに約2万人もの子どもたちに国際体験を提供している企業がある。ハローワールド株式会社だ。

沖縄テレビの経済トーク番組『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』に登場した同社共同代表の野中光さんに、国内で留学体験を実現させるビジネスモデルの秘密を聞いた。

沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

番組の進行を務めるのは、沖縄テレビの稲嶺羊輔アナウンサー(画像右)と社会人1年目で経済を勉強中のタレントEMIKAさん(画像左)。

「世界中に一か国ずつ友達がいる社会」を目指して

「世界中に一か国ずつ友達がいることが当たり前の社会を作る」というビジョンを掲げるハローワールド。2020年の創業以来、既に延べ約2万人もの子どもたちが同社のプログラムに参加している。その中心的な取り組みが「街中留学」だ。

沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

「街中留学は、日本にいながら、沖縄にいながら留学ができる取り組みです」と野中さん。日本在住の外国人家庭にホームステイし、一緒に料理を作ったり文化体験をしたりしながら英語でコミュニケーションを取る。現在、81か国もの外国人がホストファミリーとして登録している。(沖縄県内だと約40か国ほど)※取材時点

実際の留学のように長期間の渡航が必要ないため、時間的・金銭的な負担が少なく、気軽に国際体験ができるのが魅力だ。従来だと、二日間プランで二万円、3日間プランだと4万円ほどするが、内閣府の補助事業のおかげで、沖縄の小中高生(小学3年生以上)は通常より安い価格で利用できるのも沖縄県民にとっては魅力だ。※取材時点

ホストファミリーの厳選が成功のカギ

野中さんによれば、ホストファミリーは単に英語が話せるだけでなく、「子どもたちに人生を変えるような感動体験を届けられるか」という基準で厳しく選考している。審査通過率はわずか35%。家庭訪問まで実施し、安全面も徹底的にチェックしているという。

「街中留学行く前のウェルカムセレモニーでは皆さんすごい緊張していますが、帰りのフェアウェルセレモニーのときには、もうなかなか別れないぐらい話すんですよ」と野中さん。たった1〜2日の体験でも、子どもたちの表情や積極性が劇的に変わることが多いという。

沖縄から世界へ、拡大するビジョン

沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

ハローワールドの事業は「街中留学」だけではない。「街中イングリッシュクエスト」では外国人とチームを組み数時間のミッションに挑戦し、「ワールドクラスルーム」では日本の学校と海外の学校をオンラインでつないで交流する。
特に「ワールドクラスルーム」は既に台湾では140校以上が参加し、台湾の学校の約10%が導入しているという。さらに、台湾支社も設立し、日台間の子どもたちの相互交流プログラムも始まっている。

「届けたい」と「続けたい」を両立する挑戦

教育系のスタートアップが直面する課題の一つが、理念と経済性の両立だ。野中さんは「理想だけでは持続性なかなか難しいので、ビジョンを深く考えると同じぐらい、どうお金をいただくかっていうのも同じく考える必要があると思います」と語る。

一方で「一部の裕福な子どもたちだけではなく、すべての子どもたちに届けたい」という思いから、基金を作って無償での提供も行っている。例えば、琉球銀行の留銀国際化振興財団との連携により、3月には100人分の街中留学を全額支援するプログラムも実施予定だ。

沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

また、「AIが進化することで英語学習の必要性ってもしかしたら相対的に下がってくるかもしれない」と野中さんは率直に語る。
しかし同時に「本質的には英語ができたうえで、外国人の方々と対峙していくとか、協力していくとか、そこがやっぱり本質的」だとも強調する。
言語学習のためだけの英語ではなく、実際のコミュニケーションツールとしての英語。その本質的な価値を体験させることが、ハローワールドのプログラムの核心といえるだろう。

沖縄市コザの商店街から世界へつながる

沖縄に住みながら世界を体験!国内留学を実現する「ハローワールド」の挑戦【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

ハローワールドの本社は、沖縄市のコザ一番街商店街の一角にある。街を歩けば様々な国籍の人々と出会うことができるこの地は、まさに同社のビジョンにぴったりの場所だ。

「コザという街には歴史的にも多様性があります。そこにパワーがあると思うので、私たちはここから始めて良かったなと思いますし、そこから始めたから今があるのかなと思っています」と野中さん。

この小さなオフィスから、世界中の子どもたちをつなぐネットワークが広がっている。その先にあるのは「一人一人が平和的な社会を作る」未来だと、野中さんは信じている

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ハローワールドが描く“沖縄発・世界基準”の教育ビジョン。その挑戦の舞台裏と野中さんの思いに迫った全容は、「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE」で放送します。沖縄テレビで毎週土曜日あさ11時20分から放送中。過去の放送もご覧いただけます。

マネー芸人のキャイ~ン天野ひろゆきが沖縄経済の未来を動かす3人のリーダーと熱いトーク【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】

毎週土曜午前11時20分放送(沖縄テレビ)「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE(オキナワ ビジネス フロントライン)」

沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』。沖縄を舞台に、県内の有名企業や注目企業のキーマンがスタジオに出演。ここでしか聞けない経営の裏側や戦略など、トークと取材映像を交えて分かりやすく伝える。

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