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五十嵐 梨花(花千本槍企画/OFNE)

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まさに“体験するエンターテインメント”YURIYAN RETRIEVERに引き込まれたステージ「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2

まさに“体験するエンターテインメント”YURIYAN RETRIEVERに引き込まれたステージ「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2

史上初の3日間フル開催に沸く「HY SKY Fes 2026 & Special Night」は、興奮冷めやらぬまま2日目を迎えた。

初日の感動をバトンとして受け取り、音楽の街・沖縄市の熱量はさらに加速していく。キャンプエリアから漂う香ばしい朝食の匂いと、朝一番の遊具に駆け出す子供たちの歓声。この場所には、2日目だからこそ生まれる、心地よくもエネルギッシュな連帯感が漂っていた。

12時の開演とともに、会場はまさにジャンルの境界線が消え去る祝祭へと変貌を遂げる。アーティストとしての強烈なアイデンティティを見せつけるステージから、世代を超えて会場がひとつになるダンスアンセムまで。多種多様な表現者たちが沖縄の風と混ざり合い、会場のボルテージを押し上げていく。

今回はDAY2の12:00から登場した「YURIYAN RETRIEVER」のLIVEレポートを公開!

圧倒的なエネルギーに引き込まれたステージ

まさに“体験するエンターテインメント”YURIYAN RETRIEVERに引き込まれたステージ「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2

新里(HY)の「僕も楽しみ」という期待感に満ちた紹介とともに、正午のステージに現れたのはYURIYAN RETRIEVER。その姿を見つけるやいなや、子どもたちが続々とステージ前へ駆け寄り、会場は大きな歓声に包まれた。

まさに“体験するエンターテインメント”YURIYAN RETRIEVERに引き込まれたステージ「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2

幕開けはHYの名曲「NAO」。キーボードでしっとりイントロを奏でると、自然と手拍子が沸き起こる。しかし、途中で緊張からかピアノの旋律が止まってしまうハプニングが。アカペラになった彼女を会場の手拍子が温かく支え、さらに舞台脇からは仲宗根(HY)がコーラスで加わる。最後はふたりで熱唱し、会場全体がひとつになって「YURIYAN RETRIEVERのNAO」を完走させるという、このフェスでしか有り得ない奇跡のような一体感が生まれた。

続いて、自身の片想いを綴った「難波ナンバーワン」の原曲を、ギターの弾き語りで披露。切ない歌声に聴き入ったのも束の間、曲は一変して「難波ナンバーワン」へ。DJとキレキレのダンサーが加わり、会場は一気に縦乗りのクラブサウンドへと変貌する。最高にクールな音に乗せられた「よく聴くと笑える歌詞」に、観客は爆笑しながら体を揺らした。
さらに、未発表曲「私の事好きな人この世にいるのかな」をオペラ調に歌い上げると、会場は爆笑の渦に。シュールな笑いと、横でキレキレに踊るダンサーたち。その「脳が追いつかない」ほどのギャップに、観客は心を掴まれていく。

まさに“体験するエンターテインメント”YURIYAN RETRIEVERに引き込まれたステージ「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2

ステージの上から一方的に届けるのではなく、来場者とのリアルな掛け合いを楽しみ、その場で生まれる笑いを音に乗せていく。気づけば、ステージ前を埋め尽くした観客全員が彼女のパフォーマンスの「共演者」となっていた。
スタンディングエリアの観客はもちろん、離れた場所で聞いていた人たちも彼女の圧倒的なエネルギーに引き込まれ、ステージ前にはさらに人が膨れ上がっていく。自由で、型破りで、どこまでも温かい。ジャンルという壁をぶち開けるステージは、まさに「沖縄らしく、YURIYAN RETRIEVERらしい」至福のエンターテインメントだった。

YURIYAN RETRIEVER セットリスト

M1 NAO(HYカバー)
M2 難波オリジナル
M3 難波ナンバーワン
M4 私の事好きな人この世にいるのかな
M5 コメディ
M6 VENUS
M7 マッチングPhonk
M8 YURIYAN TIME

まさに“体験するエンターテインメント”

まさに“体験するエンターテインメント”YURIYAN RETRIEVERに引き込まれたステージ「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2

笑いと音楽、その境界線を軽やかに飛び越えたYURIYAN RETRIEVERのステージは、まさに“体験するエンターテインメント”だった。

予測不能な展開の連続の中で生まれたのは、観客一人ひとりが主役となる唯一無二の一体感。HYの楽曲に新たな命を吹き込みながら、この場でしか成立しない奇跡の瞬間を創り上げた。
その自由で温かな空気は、SKY Fesの懐の深さを象徴するもの。ジャンルを超え、人と人とをつなぐ力こそが、このフェスの本質であることを強く印象づけた。

撮影:G-KEN / 根原奉也 /仲本潤

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