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“ポップの魔法”をかけた”木村カエラ”「366日」を初めて聴いた時、涙が止まらなかった「HY SKY Fes 2026 & Special Night」DAY2
史上初の3日間フル開催に沸く「HY SKY Fes 2026 & Special Night」は、興奮冷めやらぬまま2日目を迎えた。
初日の感動をバトンとして受け取り、音楽の街・沖縄市の熱量はさらに加速していく。キャンプエリアから漂う香ばしい朝食の匂いと、朝一番の遊具に駆け出す子供たちの歓声。この場所には、2日目だからこそ生まれる、心地よくもエネルギッシュな連帯感が漂っていた。
12時の開演とともに、会場はまさにジャンルの境界線が消え去る祝祭へと変貌を遂げる。アーティストとしての強烈なアイデンティティを見せつけるステージから、世代を超えて会場がひとつになるダンスアンセムまで。多種多様な表現者たちが沖縄の風と混ざり合い、会場のボルテージを押し上げていく。
今回はDAY2の17:20から登場した「木村カエラ」のLIVEレポートを公開!
沖縄の空の下で弾けるような輝きを放った
1曲目の「BEAT」が鳴り響き、ひときわ鮮やかな色彩をまとったポップアイコンがステージに現れた。常に時代の先端を走り続ける木村カエラだ。
ポツポツと小雨が降りはじめた会場。しかし、彼女が身にまとう衣装の鮮やかさと、放たれるハッピーなオーラで、会場の景色を瞬く間に明るく塗り替えていく。パンキッシュに観客を盛り上げ、一気に熱量を引き上げていった。
MCでは、「SKY Fesにずっと出たかった。やっと叶った」と、少女のような笑顔で語る。HYの名曲「366日」を初めて聴いた時、感動で涙が止まらなかったというエピソードなど、HYとの深い縁についても触れた。
圧巻だったのは、その透き通るような歌唱力だ。「リルラ リルハ」では変わらぬ瑞々しい感性を見せつけ、名曲「Butterfly」では、祈るような優しい歌声が会場を包み込む。さらに「HOLIDAYS」でのコール&レスポンスを経て、ラストの「Magic Music」へ。「飛べー!」という彼女の煽りに合わせ、会場中がジャンプして踊り楽しむ。
舞台を縦横無尽に駆け回り、全身で「音」を遊ぶ。その姿は、自分の「好き」を貫く素晴らしさを体現しているようだった。自由奔放でチャーミング、それでいて芯の強いパフォーマンス。沖縄の空の下で弾けるような輝きを放ち、最高に楽しい時間をプレゼントしてくれた。
木村カエラ セットリスト
M1 BEAT
M2 TODAY IS A NEW DAY
M3 リルラ リルハ
M4 君の傘
M5 Butterfly
M6 HOLIDAYS
M7 Magic Music
音楽の楽しさをまっすぐに体現する“ポップの魔法”
木村カエラが届けたのは、音楽の楽しさをまっすぐに体現する“ポップの魔法”そのものだった。
小雨さえも演出に変えてしまうような明るさと、沖縄の空気と溶け合う自由な表現が、会場全体をやさしく包み込む。HYとの縁が紡いだ温かな物語も、このフェスならではの特別な彩りだ。
好きなものを信じ、全力で楽しむ。
その純粋なエネルギーは、沖縄の空の下で一層輝きを増し、忘れられない余韻として心に残り続けた。
撮影:G-KEN / 根原奉也 /仲本潤
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