暮らし,沖縄経済
なぜ沖縄ファミリーマートは愛され続けるのか?“地域ド密着”戦略の裏側
沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組
『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』(沖縄テレビ 毎週土曜午前11時20分放送)
私たちの日常に溶け込み、今や社会インフラともいえる存在となったコンビニエンスストア。
1987年、株式会社ファミリーマートと株式会社リウボウの出資により設立された沖縄ファミリーマートは、いち早く沖縄にコンビニ文化を広げ、県民の生活に寄り添ってきた。
「ファミンチュだからできること」
このメッセージを掲げる同社は、なぜ沖縄で圧倒的な存在感を示し続けているのか。
不安定な世界経済や物流コストの高騰、競争激化の中で打つ次の一手とは。
番組では、沖縄ファミリーマート 取締役 経営戦略本部長の岸本国也さんをゲストに迎え、その「便利」の裏側に迫る。
目次
「地域密着」ではなく「地域“ド”密着」へ
なぜ「現地法人」として残り続けるのか
かつて全国には、ファミリーマートと地元企業によるエリアフランチャイズが存在した。
しかし現在、現地法人として残るのはわずか2社。その1社が沖縄ファミリーマートだ。
岸本さんは、「密着していかなければならない地域だから」と語る。
沖縄独自の文化や食の好みに寄り添い、ポーク卵おむすびや沖縄そば、独自のSNS発信などを通して、県民との“心理的な距離”を縮めてきた。
「ファミチキ」誕生の原点は沖縄だった
ファミリーマートの人気商品「ファミチキ」。
その誕生のきっかけが沖縄にあったことはあまり知られていない。
2000年前後、沖縄ファミリーマートでは「ホットケースでもっと売れる商品はないか」と模索。
チキン好きな県民性に着目し、骨付きフライドチキン「フラチキ」の販売を始めた。
すると、1店舗で100本以上売れることもあるほどの大ヒットに。
全国展開へと発展し、その後、骨なしでボリューム感のある「ファミチキ」へと進化していった。
コンビニの枠を超える商品展開
沖縄ファミリーマートの挑戦は食品だけにとどまらない。全国で売上200億円規模に成長した「コンビニエンスウェア」もその一つで、「琉球ゴールデンキングス」とのコラボ商品は全国でもトップクラスの人気を誇る。
「コンビニエンスストア自体が、本当に変化対応業だと思っています」
岸本さんが語るように、同社は時代やニーズの変化を先読みしながら進化を続けている。
物価高との闘いと次なる挑戦
米価格の高騰など物価高が続く中、おむすびや弁当を主力とする同社にとってコスト上昇は大きな課題だ。
番組では、食材や包装資材を集約し、価格を抑えるための企業努力も紹介する。
さらに、「地域ド密着プロジェクト」第4弾として名護市との新たな取り組みも始動。
どのような商品が誕生するのか注目が集まる。
「これからも沖縄ファミリーマートにしかできないことを、地域ド密着で続けていきたい」
岸本さんが描く未来とは。
番組では、私たちの“当たり前”を支える企業の挑戦に迫る。
『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』
毎週土曜 午前11:20~11:45 沖縄テレビにて放送中
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