暮らし,沖縄経済
ご当地VTuber“根間うい”を生んだ、株式会社あしびかんぱにーが仕掛ける沖縄エンタメ
沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組
『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』(沖縄テレビ 毎週土曜午前11時20分放送)
「あしび(遊び)の心で沖縄から世界を楽しくする」――。
ゲーム開発、ご当地VTuber、沖縄土産まで、幅広いエンタメを手がけるのが株式会社あしびかんぱにーだ。
番組では、代表取締役社長の片桐芳彦さんと、プロデューサーの大浜未有希さんに、事業の裏側や未来への展望を聞いた。
目次
「沖縄でコンテンツを作りたい」若者の受け皿としてスタート
2014年設立のあしびかんぱにーは、ゲーム制作会社としてスタートした。
片桐社長は「当時の沖縄にはゲームやエンタメ企業が少なく、若い人たちが地元でコンテンツ制作に関われる場所を作りたかった」と振り返る。
設立当初は約10人で始まり、社員全員で東京へ研修に行き技術を習得。現在は社員89人、その約9割が沖縄県出身で、ゲームや映像制作などを手がけている。
社員のアイデアから生まれた「根間うい」
あしびかんぱにーでは、社員発のアイデアが事業につながる。
ご当地VTuber「根間うい」や、メタバース空間「バーチャル沖縄」も社員の発案から誕生した。
2019年デビューの根間ういは、YouTube登録者11万人超を誇り、沖縄県警のバーチャル広報官としても活動する。
大浜さんは「当時はVTuber自体の認知が低く、説明するのも大変だった」と振り返る。
名前や衣装には石垣島・宮古島の要素や“沖縄愛”が込められており、大浜さんは「みんなで育てた、娘のような存在」と語った。
バーチャルとリアルをつなぐ事業展開
あしびかんぱにーは、リアルな商品展開にも力を入れる。
国際通りの「シーサークッキー」店舗や、「グルクンTシャツ」などのグッズを県内約50カ所で展開。2025年には、グルクングッズだけで約4万点を販売した。
バーチャルで沖縄を知った人が商品を手に取り、逆に土産からコンテンツを知る人もいる。バーチャルとリアルの循環が強みだ。
「挑戦できる場所」が会社の魅力
番組では、MCのEMINAさんがオフィスも取材。
3Dモデル制作やモーションキャプチャーなど最先端の現場で、若手社員が活躍していた。
EMINAさんは「“働く”より“挑戦する”場所という空気を感じた」とコメント。
片桐社長も、「沖縄のオフィスですべて完結できることが強み。提案し、挑戦し続けることが成長につながる」と語った。
最後に片桐社長は「沖縄のクリエイターと“チーム沖縄”で世界へ挑戦したい」と語り、大浜さんは「沖縄のサンリオ、沖縄のITホルダーとして、次の世代がキラキラした考えを持って仕事を生み出せるようにしたい」と夢を語った。
現在は首里城復興応援企画や、新サービス「モビリテス」の開発も進行中。
番組では、“遊び心”を武器に沖縄から世界へ挑む、株式会社あしびかんぱにーの挑戦に迫る。
『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』
毎週土曜 午前11:20~11:45 沖縄テレビにて放送中
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