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「僕の頭はもうもずくだもん!」具志堅用高さんが勝連の海でもずく三昧!水揚げ体験からしゃぶしゃぶまで、沖縄もずくの魅力を徹底レポート
沖縄のレジェンド・具志堅用高さんが、まだ知らない沖縄の魅力を再発見する「ぐしけんさん」。
今回はうるま市勝連地区を舞台に、沖縄が誇るもずくの水揚げ体験から、採れたてのもずくしゃぶしゃぶまでを丸ごと体験!
「ぐしけんさん、もずく好きですか?」
「うん、よく食べています。今日ね、昼間のランチにもずくが付いていたよ。浦添そばで。おいしかったよー」と、収録前に食べていたことをサラッと告白。「めっちゃプライベートな話してるじゃないですか!」とツッコむと、「天ぷらも好きだし」と続け、もずく愛をアピールした。
目次
「全国1位どころか、世界1なんですよ!」勝連漁協で驚きの事実を知る
2人がやってきたのは、うるま市勝連にある勝連漁協。出迎えてくれたのは、組合長の玉木さんだ。
ゆりボブさんが「勝連地区って沖縄の中でももずく生産が1番なんですよね?」と聞くと、玉木さんはうなずきながら「沖縄県で?」「全国でも1位です」とさらっと言ってのけた。「すげー!」と驚くゆりボブさんをよそに、ぐしけんさんのテンションはぐんぐん上がる。「全国1位どころか、世界1なんですよ!」と玉木さんが胸を張ると、ぐしけんさんは「日本一!世界一!!来た!」「世界一大好き!」と満面の笑みを見せた。
勝連もずくの特徴って?
勝連もずくはどんな特徴があるのか。玉木さんに聞いてみると、「まずぬめりですね。あと太さ。そして色艶」と3つのキーワードが挙がった。
勝連地区では「太もずく」を生産している。ぬめりが強く、歯ごたえもいい。これが勝連もずくの最大の持ち味だ。
収穫時期はだいたい2月下旬から6月いっぱい。ちょうどこの収録の時期が、もずくの旬のど真ん中ということになる。「今がおいしい時期ですね」という玉木さんの言葉に、2人の目が輝いた。
しかも収穫は毎日行われるという。「もずくはどんどん成長していくと、ぬめりが取れてパサついてくる。木の実と一緒で落ちていくんです。落ちる前に収穫します」という玉木さんの説明に、ゆりボブさんは「毎日!?すごい」と驚きを隠せなかった。
海面に広がる「黒い絨毯」!もずく養殖場へいざ出港
救命胴衣を着て、いざ洋上へ!
玉木さんの案内で、2人は船に乗り込み養殖場へと向かうことに。
養殖場は津堅島のすぐ近くにある。船が近づくにつれ、海面に黒い絨毯のようなものが見え始めた。
「これみんなもずくですよ、全部」と玉木さんが説明すると、ぐしけんさんは「やっぱりそうなんだよなー!」と身を乗り出した。目の前に広がる漆黒の海藻の絨毯。これが全部もずくだと思うと、その迫力は圧巻だ。
玉木さんによれば、もずくの生育に欠かせないのは、まず水の清潔さ。そして光合成ができる水深だという。「だいたい8メートルから2、3メートルぐらいの漁場がちょうどいい。水深が深すぎると光が届かない」と玉木さんが解説した。
うるま市がもずくの一大産地になった理由もそこにある。勝連半島や津堅島、浜比嘉島の周辺には遠浅の海が広がっており、しかも透明度が高い。太陽の光が十分に届くため、もずくの生育に最適な環境が揃っているのだ。
10月から始まる「海の畑づくり」
もずくの栽培は10月からスタートする。まず海の中で苗を作り、それをプールに移して網に付ける。網にしっかり固定されたら、再び海に戻して海底に固定するという手順だ。
まるで畑で野菜を栽培しているようなプロセスに、勝連漁協ではあえて「養殖」ではなく「栽培」という言葉を使っているというのも興味深い。海の中でも、丁寧な手仕事が積み重ねられているんだよね。
「バキュームでどんどん吸い込む!」ダイナミックな水揚げシーン
そして始まった水揚げの様子は、漁師さんが海中に潜り、バキュームのようなホースでもずくをどんどん吸い込んでいくのだ。吸い込まれたもずくは、ホースを通って船の上まで運ばれてくる。
ただ、もずくはさまざまなものにくっつく性質があるため、もずく以外の海藻や小石、巻貝なども一緒に吸い込まれてしまう。そこで活躍するのが「宮古式」と呼ばれる装置だ。吸い込んだものに針金のような仕組みで異物を弾き飛ばし、もずくだけを船に届ける。
「なぜか分からないけど宮古式って言うんですよ。宮古の人が考えたのかな」とぐしけんさんが首をかしげると、玉木さんも「おそらく…でしょうね」と苦笑い。この装置、勝連漁協では全ての船への設置を義務付けているという。品質にかける本気度が伝わってくる。
採れたてをその場でパクリ!「しょっぱいけど…うまい!」
出てきたもずくはとってもきれいだ。ゆりボブさんが「めっちゃきれい!」と目を輝かせると、玉木さんは「ちょっとしょっぱいけど」と前置きしながらその場で食べるよう勧めた。
ぐしけんさんが早速口に運ぶと、「かなりしょっぱいけど……食感あります。あ、うまい!」と満面の笑みをこぼした。海水で洗われたそのままの状態で、ぬめりと歯ごたえはすでに健在だ。
天気が悪い日はもずくの育ちが悪く、色もどす黒くなってしまうという。光合成で育つもずくにとって、太陽の光は命そのものだ。
また、苗が小さいうちは魚による食害が心配されるが、もずくを張っている網の周りを別の網で囲うことで、魚たちの侵入を防いでいるという細かな工夫も施されていた。
「殺菌海水で洗って、賞味期限が倍に!」最新の加工処理施設へ
水揚げを終えて陸に上がった2人が次に向かったのは、もずく加工処理施設だ。
この施設の最大の特徴は、地下から汲み上げた無菌の殺菌海水を使って洗浄していること。「この殺菌海水で洗うことによって、もずくの賞味期限がこれまでの1ヶ月から2ヶ月に延びました」と説明されました。ゆりボブさんは「倍!」と驚きの声を上げた。
この施設では主に生もずく製品を製造しており、洗いもずくや塩もずくなどが並ぶ。この時期特におすすめなのが「早摘み生もずく」。もずくが若いうちに収穫するため、ぬめりが特に強く食感も抜群だという。
もずくキムチが東京から九州まで大ブーム中!
テーブルに並べられたさまざまな商品を前に、玉木さんが特に熱く語ったのが「もずくキムチ」だ。「今もずくキムチが東京から九州あたりまで流行っていて、あちこちで作っているんですが、手前味噌ではありますけども、僕はこれが一番おいしいと思っています」と自信満々に語った。
さらには、もずくの味噌汁の商品も登場。「昔よく食べていたカチューユ(沖縄の鰹節の味噌汁)がベースになっています」という一言に、思わず「合うんだよ、味噌汁に入れたら!」とうなずいた。
「グリーンに変わったらオッケー!」初体験のもずくしゃぶしゃぶ
採れたてもずくを使ったお食事タイム。玉木さんが「今日はしゃぶしゃぶを食べていただきたいと思います」と告げると、ゆりボブさんが「やったー!」と飛び跳ねんばかりに喜んだ。
テーブルの上には、もずくしゃぶしゃぶともずく天ぷらがズラリ。食べ方はいたってシンプル。もずくをつまんで、お湯にしゃぶしゃぶして、麺つゆにつけて食べるだけ。
「何回やるとかありますか?」と聞くと、「瞬時にグリーンに変わるので、グリーンになったらオッケーです」と教えてくれた。
ぐしけんさんが早速トライ。お湯にもずくをくぐらせると——「あ、すごい!色がグリーンになった!」と歓声が上がった。茶色がかっていたもずくが、ほんの数秒でみずみずしい鮮やかなグリーンに早変わりするその光景は、見ているだけで感動的だ。
なぜグリーンに変わるの?「新鮮な証拠です」
「会長、なんで色が変わるんですか?」と聞くと、「新鮮な証拠です。もずくを冷蔵庫に長期間置くと色素が分解されて、グリーンにならないんです。グリーンになるのは新鮮だから」という言葉に、2人は深くうなずいた。
採れたての新鮮なもずくだけが見せる、この瞬間の色の変化。それはある意味、勝連の海からの”おいしさの証明”とも言えるだろう。
京都から来た高校生たちがもずくを初めて食べて「無限もずく!」と叫んだというエピソードまで飛び出した。初めて口にしてたくさん食べられると言ったというのだから、その美味しさはお墨付きだよね。
「もずくの味が強い!もちもち感がある!」天ぷらも絶品
しゃぶしゃぶだけで「これだけで俺いいな」とすっかり満足モードのぐしけんさんだったが、
「天ぷらは居酒屋でよく食べるけど、また違うの?」ひとくち食べた瞬間「違うな。もずくの味が強い!量が全然違う。もちもち感があるわ、これが」と目を丸くした。
玉木さんによれば、もずくをたっぷり入れながらも油を吸わせないような工夫を施しているという。ふんわりとした衣の中でプチプチとはじけるもずくの食感。風味がしっかり生きた天ぷらは、まさに勝連の海の恵みそのものだ。
「海で採れてるのを見て、こうして食べて。今回でもずくのおいしさが分かった!」
「今回で本当のもずくのおいしさが分かりました。海に行って目の前で採れてるのを見てるからですよね。で、こうしてまた食べて」。
水揚げの現場を自分の目で見て、漁師さんたちの仕事を肌で感じて、採れたての状態でいただく—その体験があってこそ、本当のおいしさが伝わるということを、ぐしけんさんは全身で表現してくれていた。
ゆりボブさんも「本当にいい経験させてもらいました。作ってくださる人たちに本当に感謝だなって思った一日でしたね」とまとめた。
沖縄のもずくって、こんなに奥深かったんだよね。
> 勝連漁協のホームページには、もずく料理のレシピが紹介されているので、ぜひ参考にしてみてね!
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