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宜野湾のコーヒー屋さんがすごすぎた!ペーパードリップから手焙煎まで体験してきた
沖縄のレジェンド・具志堅用高さんが、まだ知らない沖縄の魅力を再発見する番組「ぐしけんさん」。
今回訪れたのは宜野湾市のこだわりコーヒー屋さん2軒。
ただ飲むだけで終わらず、ペーパードリップの技術を学んで、生豆からの手焙煎まで体験してしまった宜野湾コーヒー編をお届けします。
目次
「このドア、おしゃれすぎない!?」──住宅街に潜む名店へ
のぞみちゃんにナビゲートされてやってきたのは、宜野湾市内のコーヒーショップ2軒。
お店の前に着いた瞬間、ぐしけんさんが最初に口にしたのは、コーヒーの味でも香りでもなく「このドア、おしゃれだね」というひとこと。
住宅街にひっそりとたたずむ外観に、入る前からテンションが上がってしまったようです。そのリアクション、なんかかわいい。
1軒目:山田珈琲沖縄──「一に素材、二に素材、三に素材」
最初に訪れたのは「山田珈琲沖縄」。店内に入った瞬間から広がるコーヒーの香りに、ぐしけんさんも「入った瞬間ね、いい雰囲気だなと思ったら、オーナーもいい雰囲気だね」と大絶賛。
オーナーの山田さんに聞いたお店のコンセプトが、これまたシビれる言葉だった。
「素材に勝る技術なし、というのが僕らのポリシーで、一に素材、二に素材、三に素材みたいな感じです」
産地ごとの特徴的な味わいを活かしながら、独自ブレンドで新しい味も生み出す。店内での焙煎も行っているから、あの香りの正体はここにあったんですね。
ここで山田さんから、コーヒー好きなら知っておきたいアドバイスが。
「お店のおすすめを聞くより、酸味が少なめとか、まろやかな苦みとか、自分の好みを伝えたほうがいい」
確かに!「とりあえずおすすめで」と頼んで、好みじゃない味が来てしまった経験、ありませんか?好みを言語化して伝えるだけで、ぐんと満足度が上がるんです。
ぐしけんさんが「まろやかな味で、少し苦みがあっても大丈夫」と伝えると、山田さんが選んでくれたのはお店の定番オリジナルブレンド「ベルベット」。
フルボディで「味の厚み、シルキーな口当たり、舌の上にしっかり乗っかるようなニュアンス」を持つ一杯とのこと。
名前だけでもう飲みたくなってくる。
ぐしけんさん、ペーパードリップに挑戦!「原液」と「希釈」の2ステップ
なんとぐしけんさん自身がペーパードリップに挑戦!山田さんの説明がまたわかりやすかった。
「コーヒーを入れるときは2つだけ押さえてください。原液と希釈です」
……ゲンエキ?その言葉を聞いた瞬間、ぐしけんさんが間髪入れずに「現役じゃないけどね」とボケをかましたのが最高でした。
・第1フェーズ「現役」:最初の1分間は濃厚なうまみ成分を抽出するフェーズ。少量のお湯を何回にも分けて、真ん中から細く注いでいく。1滴ずつ「ぽたっ、ぽたっ」と落ちるのを視覚で確認しながら。
そのときぐしけんさんが放ったひとこと、「これこそちょっちゅだよ」。
「ちょっちゅ」は沖縄の言葉で「ちょっとずつ」の意味。コーヒーの繊細な作業を、これ以上ない言葉で表現してしまった。
のぞみちゃんも「ちょっちゅね、ちょっちゅやっていきましょう」と笑顔で応えていました。
•第2フェーズ「希釈」:お湯の量を増やして濃度を調整する。薄めが好きならさーっと、濃いめが好きならゆっくりと。自分好みの一杯に仕上げる、大事なステップ。
「今まで飲んだ中で1番おいしいです」──プロのオーナーが絶賛!
ドリップが完成し、3人で試飲すると……
山田さん:「今まで飲んだ中で1番おいしいです。いろんな要素が重なり合って、過去1が出ました。これ以上ないですね」
コーヒーのプロ中のプロのオーナーに「過去1」と言わしめてしまった、ぐしけんさん。才能、コーヒーにまで及んでいたか……!
また、山田さんはこんな言葉も残してくれました。「お店で飲んだほうがおいしいから家では入れない、というお客様が多いんですけど、基本的には自分が好きな濃度が決まってない、うまみ成分がきちんと抽出されていない、この2つのバグだけなんです」。
つまり、今回学んだ「原液と希釈」を意識するだけで、自宅コーヒーのレベルがぐっと上がるかも。
2軒目:カフェという名のカフェ──「え、これ自宅だよ!?」
満足度MAXの山田珈琲をあとにして、のぞみちゃんが連れてきたのは……どう見ても普通の民家。
「これ自宅だよ、なんかあるの?」と疑うぐしけんさんに、「オーナーが民家を改装してカフェにしたんです」と種明かし。
宜野湾市愛知にあるこちらのカフェ、お店に入るとオーナーの山城さんが出迎えてくれました。
その瞬間、ぐしけんさんがボソッと「ブルース・リーに似てる」。
……突然のブルース・リー発言に、スタジオに笑いが起きたのは言うまでもありません。
奥の部屋に通されると、そこはもう植物の楽園。
大きなモンステラが天井に届きそうなほど伸び放題、ウンベラータなど人気の観葉植物から珍しい種類までずらりと並んでいます。
実はオーナーの山城さん、もともと観葉植物を販売していて、「知人や植物好きな人が気軽に立ち寄れる場所を作りたかった」というのがカフェを始めたきっかけ。
コーヒーと植物という、とっておきの組み合わせが生まれた理由がここにありました。
「うちにもウンベラータあるよ、葉っぱどんどん出てくるんですよね、なんかいいんですよ」とぐしけんさんも植物トークで盛り上がる。
なお植物には値札がついていないので、気になるものは山城さんに直接聞いてみてください。
「手焙煎って何!?」──ガスコンロで豆を焼く、衝撃の体験
山城さんのこだわりがすごいのは、コーヒーの価格だけじゃありませんでした。
なんと生の豆を自分で仕入れて、すべて手作業で焙煎しているというんです。
「手焙煎って何?」と目を丸くするぐしけんさんに、のぞみちゃんが「ぐしけんさんも体験できますか?」とすかさず交渉。
「全然やっていただいて」と快諾した山城さんに、ぐしけんさんも「ちょっとそれやってみたい!」と大興奮。
使う道具は、銀杏を焼くような金属の網ざる。ブラジル産の生豆を入れて、ガスコンロの弱火と中火の間くらいの火加減で、火から8〜10センチ離してひたすら振り続けること約12〜13分。
その地味さを見て、ぐしけんさんがつぶやいたのが、
「よくおばあがやるんじゃないの、これ」
山城さんも「そうですね、乾物とか作ってますね、これで」とあっさり認めて、なんかじんわり笑えてくる。
疲れたらのぞみちゃんと交代しながら続けるふたり。
途中でぐしけんさんも「13分って言ったら大変だよ、これ」としみじみ。
失敗すると外側だけ焦げて中が生になってしまい、おいしくないコーヒーの出来上がり。
丁寧にじっくり焼き続けることがなによりも大事なんです。
「うまいよ、これ。友達になりたいっすね」
最初は白っぽかった生豆が、時間をかけてじわじわと茶色く変わっていく様子は、見ているだけでなぜか感動する。
「もう色が全然違うね」とぐしけんさん自身が仕上がりを確かめながら、焙煎がついに完成!
本来は焙煎後に1週間ほど寝かせると味が落ち着くそうですが、今回は特別に出来たてをドリップして飲むことに。
のぞみちゃんが「さっき習ったの思い出してくださいね、ちょっちゅね」と声をかけると、ぐしけんさんも「ちょっちゅ、ちょっ」と繰り返して笑いを誘いました。
本来は焙煎後に1週間ほど寝かせると味が落ち着くそうですが、今回は特別に出来たてをドリップして飲むことに。
のぞみちゃんが「さっき習ったの思い出してくださいね、ちょっちゅね」と声をかけると、ぐしけんさんも「ちょっちゅ、ちょっ」と繰り返して笑いを誘いました。
ぐしけんさん的には最高の褒め言葉。
山城さんが軟水を使っているのもポイントで、ぐしけんさん好みの酸味を抑えた飲みやすい一杯に仕上がっていたそう。
「まだ気持ちが伝わってるし、うまいなー」とうっとりするぐしけんさんが印象的でした。
ペーパードリップや手焙煎を体験しながら、コーヒーの奥深さに触れた今回のぐしけんさん。
素材にこだわる一杯も、自分で仕上げる一杯も、それぞれに特別なおいしさがありました。
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