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OKITIVE編集部

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沖縄発『SuiSavon-首里石鹸』成長の秘密 緒方社長が語る世界への挑戦

沖縄のビジネスの最前線に迫る経済番組「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE」。

今回は、沖縄の植物や果物など、島の恵みを生かしたスキンケアブランド「SuiSavon-首里石鹸」の代表取締役・緒方亨教介さんをゲストに迎える。

2016年に首里で1号店をオープンして以来、沖縄県内にとどまらず全国、さらに海外へと販路を拡大しています。
現在は35店舗を展開し、2025年度の売上高は約26億6000万円を見込むまでに成長。
その躍進を支える経営戦略とは何なのでしょうか。

番組進行はタレントEMIKAさん(画像左)と沖縄テレビ稲嶺羊輔アナウンサー(画像右)

目次

リピーターを生む接客がブランドの強みに

当初は観光客向けのお土産を中心に展開していましたが、現在は購入者の55%が地元客。海泥を使った洗顔料「マリンクレイ」やハンドクリーム、化粧水などスキンケア商品の充実により、自分用に購入する「自家需要」が65%以上を占めています。
リピーターを増やすため、首里石鹸ではセルフ販売を行わず、スタッフがお客様一人ひとりと会話をしながら商品を提案する接客を徹底。
「また会いたくなる人になろう、また来たくなる店を作ろう」という考えを大切にしています。

成長の裏には数々の失敗

右肩上がりの成長を支える最大の要因について、緒方さんは「メンバー(従業員)です」と即答します。
一方で、「年に1店舗は閉めています」と明かすなど、失敗も隠しません。
店舗単体の利益と営業利益の両方が3か月連続で赤字になると警戒し、6か月続けば退店を決断するという独自のルールを設けています。

実際、大阪・難波では人通りの多い立地でありながら、店舗が通路からわずか3メートル奥まっていたため集客につながらず閉店。「この3メートルが命取りでした。2500万円ほどの損失になりました」と振り返ります。
それでも閉店前には近隣店舗への異動先を確保するなど、社員が安心して働き続けられる環境づくりを徹底しています。

社長の給与まで公開する企業文化

首里石鹸では、社員全員の給与を社内で公開しています。もちろん、緒方社長自身も例外ではありません。
「説明できない給与制度はつくらないことを大切にしています」
透明性を高めることで社員の納得感を生み、働きやすい環境づくりにつなげています。

世界へ広がる沖縄ブランド

今年5月には台湾に海外1号店をオープン。今後はマレーシアやタイ、ベトナムなどアジア各国への出店を進め、5年以内にはヨーロッパ進出も視野に入れています。
「海外で首里石鹸を知った方が、沖縄へ遊びに来るきっかけをつくりたい」
さらに、南城市の人気スポット「くるくま」の事業も継承し、新たな観光拠点づくりにも挑戦しています。

緒方社長が掲げるビジョンは「世界のための沖縄になろう」。
ブランドを世界へ届けるだけでなく、「沖縄で育った人が大阪や台湾など県外・海外で働く経験ができる会社をつくりたい」と語ります。

沖縄の魅力を香りに乗せて届ける首里石鹸。
その挑戦は、商品づくりだけでなく、人づくり、そして沖縄の未来づくりへと広がっています。

毎週土曜午前11時20分放送(沖縄テレビ)「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE(オキナワ ビジネス フロントライン)」

沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』。沖縄を舞台に、県内の有名企業や注目企業のキーマンがスタジオに出演。ここでしか聞けない経営の裏側や戦略など、トークと取材映像を交えて分かりやすく伝える。
過去の放送もご覧いただけます。

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