暮らし,沖縄経済
沖縄リゾートウェディングの未来を切り拓く ディアーズ・ブレインHDが描く新たな挑戦
沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組
『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』(沖縄テレビ 毎週土曜午前11時20分放送)
今回は、全国でブライダル事業を展開する株式会社ディアーズ・ブレインホールディングスの代表取締役・小岸弘和さんをゲストに迎えました。
グループ従業員数約900人、売上高240億円超を誇る企業を率いる小岸さんに、成長を支える経営哲学や沖縄への思い、そして今後の展望を聞きました。
目次
最大の強みは「人材」
ディアーズブレインホールディングスは全国28施設を展開し、売上の約95%をブライダル事業が占めています。
その強みについて、小岸さんは迷わず「人材です」と答えます。
年間約7000組の結婚式を手がけ、列席者は40万人以上。一組一組異なるストーリーがあり、新郎新婦だけでなく、列席者を含めたすべての人に感動を届けることが求められます。
「7000組のお客様、それぞれに違うストーリーがあります。それを形にできるメンバーが集まっていることが一番の強みです」
結婚式という”体験”を提供する企業だからこそ、人材こそが最大の競争力だと語ります。
沖縄リゾートウェディングの原点
小岸さんと沖縄との縁は約25年前。当時、結婚情報誌「ゼクシィ」に携わる中で、沖縄の可能性に着目しました。
当時のリゾートウェディングは軽井沢やハワイ、グアムが人気で、沖縄はまだ上位ではありませんでした。
「沖縄にはもっと可能性がある。それがすごくもったいないと思ったんです」
起業後には「沖縄をリゾートウェディングの県にできないか」と沖縄県へ提案。
「どれぐらいできるの?」と聞かれ、「1万組はできます」と答えたことが、沖縄リゾートウェディングの歴史を動かす大きな一歩になりました。
結婚式を挙げた夫婦が数年後に子どもを連れて沖縄を訪れる――。思い出の場所へ何度も帰ってきてもらう「幸せのループ」が、沖縄観光の新たな価値を生み出していると話します。
名護に誕生した新たな交流拠点
番組では、レポーターのEMIKAさんが、7月3日にグランドオープンした名護市・21世紀の森公園内の「THE SURF BEACHSIDE TERRACE」を取材しました。
チャペルは音楽発表会や展覧会など地域イベントにも活用できる設計となっています。
また、ビーチを目の前に望む施設では、披露宴だけでなく、レストランとしても利用可能で、名護産の食材を使った料理が楽しめます。
「まずは名護の人に愛される施設でなければいけない」
観光客だけでなく地域住民にも親しまれる場所として、新たなにぎわいづくりを目指しています。
人材を軸に描く未来
現在はブライダル事業だけでなく、ITや人材関連事業にも領域を広げています。その根底にあるのは、「優秀な人材が集まる会社こそ強い」という一貫した考え方です。
今後は採用・育成のノウハウを沖縄企業へ提供する構想も描いています。
最後に小岸さんは、「めちゃくちゃ楽しいチームにもっとしていきたい」と語りました。
「楽しくなければ、やったところで知れたもの」
働く人が仕事を通して幸せを感じ、その思いがお客様の感動につながる。その積み重ねが企業の成長だけでなく、沖縄経済の未来にもつながっていく――。人を何より大切にする経営哲学が印象に残る内容となりました。
『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』
毎週土曜 午前11:20~11:45 沖縄テレビにて放送中
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