公開日
ぐしけんさん

ぐしけんさん

ぐしけんさん 海ぶどうすくいに反則疑惑!?具志堅用高さんが糸満の養殖場で大はしゃぎ

沖縄のレジェンド・具志堅用高さんが、まだ知らない沖縄の魅力を再発見する「ぐしけんさん」。今回は糸満市にある海ぶどう農園「うみんち」を訪れ、養殖場の見学から海ぶどうすくい、さらには海ぶどう入りのソフトクリームまで、まるごと海ぶどう尽くしの一日を満喫してきたよ!

目次

「こんなにアイスクリームができてるの」ぐしけんさん、到着早々テンション爆上がり

糸満市にやってきたぐしけんさん。アシスタントの望ちゃんに「ここ糸満?」とキョロキョロしながらも「なんかいい場所だね」と、その雰囲気に早くもご満悦。
今回の目的地は、海ぶどうの養殖から販売まで手がける複合型体験施設「海ぶどう農園 海ん道~uminchi~」。入口に近づいたぐしけんさんの目に飛び込んできたのは、ソフトクリーム型の大きな看板。

「こんなにアイスクリームができてるの、海ぶどうの」
思わず声が出てしまったぐしけんさん、テンションは到着早々から全開だ。
海ぶどう自体は居酒屋で意外と食べているという。「海ぶどうが流行った頃から食べてるから、もう居酒屋で意外と食べてるよ」とのこと。でも今日は、その自信をちょっと揺さぶられることになる…。

「20数年前からここで養殖してます」 — 海ん道~uminchi~のすごい歴史

海ん道の土井さんがふたりを出迎えてくれた。海ん道がどんな施設なのかを聞くと、驚きの歴史が明らかに。
もともとは20数年前から海ぶどうの養殖を始め、ホテルや県外など各地に卸す業者としてスタートしたのだという。その後「少しでも海ぶどうのことを知っていただきたい」という思いから、観光施設「海ん道(うみんち)」を開いたんだって。生産と観光を一体でやっているわけで、いまでは地元の人はもちろん観光客も多く訪れる人気スポットになっている。
しかもここ、養殖場の見学や海ぶどうすくいだけじゃなくて、キャンプやバーベキュー、マリンアクティビティまで楽しめるんだって。1日中遊べるって、これはもう沖縄旅行の定番コースに入れるしかないよね。

「宮古はギリギリ最北限」 — 実は沖縄本島には自生していない!?

養殖場の見学が始まると、さっそく知らなかった事実が飛び出す。海ぶどうってもともとどこで生えてるの?という話になったとき、土井さんからの答えにぐしけんさんも「へえ」と興味津々。
なんと、天然の海ぶどうは沖縄本島には自生していないのだそう。フィリピンやベトナムなど、赤道に近いもっと暖かい海域に生えているもので、宮古島でさえ「日本で生えている海ぶどうの最北限」なんだとか。
「もうちょっと赤道に近い方ですね。宮古はね、ギリギリ日本で生えてる、もう海ぶどうで言うと最北限にあるところなんですね」
沖縄本島で海ぶどうの養殖にいち早く取り組んだのは「恩納村」なんだって。そこから県内各地に広まっていった。ふだん居酒屋で当たり前のように食べている海ぶどうが、実はこんなドラマチックな歴史を背負っていたとは。ぐしけんさんも思わず「そうなんだ」とつぶやくしかない。

「3日間お休みをさせてから出荷します」 — 海ぶどう養殖の意外な工程

海ん道の養殖場は、沖縄県内でもほぼ最大級の規模を誇る。大きなプールの中をのぞくと、大量の海ぶどうがゆらゆらと漂っているのが見えた。

「うわ、もう美味しそうだ」とぐしけんさん。実はこのプール、収穫済みの海ぶどうを”休ませるため”に使っているんだそう。
土井さんの説明では、海ぶどうは摘み取るときにちぎるため、傷口から水分が抜けてしまう。だからこのプールで3日間ほどゆっくり休ませてから出荷する、という工程を踏んでいるんだって。海ぶどうを大切に扱うこだわりが、商品のクオリティにつながっているんだなあと思うと、なんだか感動しちゃう。

「10日間でこんなに!?」 — 海ぶどうの赤ちゃんを見てびっくり

プールのそばには、もっと浅い別の養殖槽があった。土井さんに促されてぐしけんさんが手を入れると、なんとすぐに底に届いてしまう。「あれ?」とぐしけんさんも不思議そう。

持ち上げてみると、そこにはまだ小さい海ぶどうがついたネットが。5月25日に植え付けてから、まだ約10日しか経っていない”海ぶどうの赤ちゃん”だという。

海ぶどうには種がない。商品として使えなかった小さなものや形の悪いものを「苗」として再利用し、2枚の板状のネットで挟んで沈めておく。すると10日間でもわさわさと育ってくるのだそう。それを20年以上続けているというのだから、海ぶどうの生命力って本当にすごい。

さらにその隣には、十分に育ちきった海ぶどうのネットも。同じように持ち上げてみると、「うわ」とぐしけんさんの声が上がった。「だいぶ重くなってますね」という土井さんの言葉通り、たった10日の差でこれだけ変わるのか、というくらいモサモサに育っている。「このつぶつぶも増えてますね」とぐしけんさんも目を丸くしていた。

「来世に期待するかご」 — 1本1本、人の手で選別する地道な作業

大きく育った海ぶどうを収穫するのが「摘み取り作業」。土井さんが「摘み取り台」と呼ぶ作業台には、丸いザルと四角いザルがふたつ並んでいる。

丸いザルには形のいい商品向けのものを、四角いザルには小さくて商品にならないものを入れていく。土井さんがこの四角いザルを「来世に期待するかごですね」と紹介してくれました。
この選別作業、1本1本を人間が目で見て確かめながらやっていく、地道な手作業だ。しかも1日に数百キロ出荷しているというから驚き。ぐしけんさんも「これ軽いから数百キロってものすごい量ですよね」と目を丸くしていた。土井さいわく、選別用のザル1杯満タンにしても10キロあるかないかだというから、その量がいかに大変かが想像できる。

「ここまで取られる方はなかなかいらっしゃらない」 — 海ぶどうすくいで大活躍(?)

次は「海ぶどうすくい」の時間だ!

使うのは金魚すくいのポイ。水槽に泳ぐ海ぶどうをすくって、取れた分はそのまま持ち帰れるという人気の体験メニューだ。制限時間は2分間。ポイが破れたらおしまいというルール、金魚すくいと同じだね。
土井さんからコツを教わる。「斜めにやると海ぶどうみんな逃げてきます。しっかり、ちょっと深めに入れていただいて、海ぶどうさんがちゃんと上に乗っかったところで持ち上げてもらう感じ」。ちゃんと「海ぶどうさん」って言う土井さん、キャラクターの優しさが出てる。
さあ、スタート!ぐしけんさん、意外と上手い。「お上手ですね」と土井さんも目を細めるほど。しかも海ぶどうの流れがぐしけんさんの方に集まってくるもんだから、大量にすくいまくる。

「ここまで取られる方はなかなかいらっしゃらないですね」と土井さんが驚くほどの量を確保したぐしけんさん。ところが——なんと腕にも海ぶどうが絡みついているのが発覚!

「さすがに手に乗せるのは反則です」と望ちゃん。
後から土井さんに本当のところを聞いてみると「本当のことを言うと、すいませんって言わなきゃいけないやつなんですよね」と苦笑い。「今回はちょっとぐしけんさんでしたので」と、特別に大目に見てもらったことが判明。ぐしけんさん、レジェンド特権を発動させてしまった!
今夜は豪華な夕飯になりそう。

プチプチが止まらない!お待ちかねの試食タイム

海ぶどうすくいを終えたあとは、朝採れの新鮮な海ぶどうの試食タイムへ。体験メニューにはこの朝採れ海ぶどうの試食が含まれているんだって。

タレにつけて口に入れると、プチプチプチッとした食感が口の中に広がる。「音が聞こえる」とぐしけんさん。そのあとにトロッとした感触が来るのが海藻ならではの成分で、食物繊維やミネラルが豊富に含まれているんだそう。
「やだ、止まらない」と望ちゃんも連発するくらい、新鮮な海ぶどうのプチプチ感は強烈な魅力がある。低カロリーだからお酒のおつまみにもぴったり、というのも納得の一品だ。

「これはいい友達だな、俺の」 — 海ぶどう入り沖縄そばで名言が飛び出す

続いては海ぶどう入り沖縄そば。これがまた普通の沖縄そばじゃない。生麺の中に生の海ぶどうを練り込んで、タイラ製麺所と共同開発した特製麺を使っているんだとか。
食べてみると、麺がつるつるとしたのどごしで、海ぶどうが持つほのかな塩味が感じられる。そこに海ぶどうを一緒に口に運ぶと——
「合う。めちゃくちゃ合いますね」
ぐしけんさんは麺と海ぶどうの食感のコンビネーションに感動し、思わずこんな名言を残した。
「麺の食感とこの海ぶどうの食感がね、2つ味わえるんだね。これはいい友達だな、俺の」
“いい友達”。ぐしけんさんの”友達認定”がでました!スープも麺も海ぶどうもぐしけんさん好みの味でお箸が止まりません。

「塩が入ってるから美味しいのよ、ソフトクリームは」 — 海ぶどう入りソフトクリームが最強だった

さあ、いよいよ締めのデザート。海ぶどうを生で練り込んだソフトクリームだ。体験メニューに含まれるこの一品、初体験のぐしけんさんも「楽しみだね」とワクワク全開。
食べてみると——「あ、うまい」と即答。
ソフトクリームの甘さの中から、プチッと海ぶどうが弾けて、ほのかな塩味がふわっと広がる。この塩味がソフトクリームの甘さをうまく引き立てているのだという。
「だから塩が入ってるから美味しいのよ、ソフトクリームは。沖縄のこの暑さに汗をかいた後、運動の後、合うんですよ、これ。塩が入ってるから。これはいける」
スポーツ選手らしい視点で分析するぐしけんさん、説得力が違う。海ぶどうのプチプチ感がちゃんとソフトクリームの中でも残っているのも面白くて、「不思議だね、このプチプチのソフトクリーム」とも。昨年の秋からはチョコレート味も登場しているというから、次に来たときはそっちも試してみたいところだよね。

「これ、できてる海ぶどうを目の前で見たってのはいいね」 — ぐしけんさん、大満足で締め

養殖場の見学から海ぶどうすくい(反則気味)、そして沖縄そばにソフトクリームまで、海ぶどうまみれの一日を振り返ったぐしけんさん。
「なかなか。初めて食べたよ、これ。そばの上に乗ってるのと。アイスクリームでしょ。これ、できてる海ぶどうを目の前で見たってのはいいね」
養殖の様子を自分の目で確かめてから食べるというのは、たしかに特別な体験だよね。自分の手でプールに入れた種が、10日後にはあんなに大きく育って、やがて沖縄そばやソフトクリームになる——そのサイクルを一気に体感できるのが「海ん道」の魅力だ。
「いい体験だよ、これ。美味しい。プチプチ食感もね、効いてるしね。最高だね、これ」
ぐしけんさんのこの言葉が、今日の体験の全部を語っている気がする。

あわせて読みたい記事

あなたへおすすめ!