エンタメ,おでかけ,タレント・芸人,テレビ,沖縄市
ぐしけんさんが沖縄最古のアーケード街「一番街」を昼間に攻略!名物天ぷら、工芸品、そしてドーナツ映画館まで
沖縄のレジェンド・具志堅用高さんが、まだ知らない沖縄の魅力を再発見する「ぐしけんさん」。今回は沖縄市の一番街を昼間に巡り、70年以上の歴史を持つアーケードの奥深い魅力に迫ります。
沖縄市といえば、エイサーの街、そして夜ににぎわうコザの繁華街というイメージが強いよね。でも今回は、あえて昼間の一番街を歩いてみたら、これがもう予想以上に面白かった!ぐしけんさんこと具志堅用高さんと、澪花(みおか)ちゃんが案内役の野下さんと一緒に商店街の奥へ奥へと入り込んでいくうちに、知られざる一番街の素顔が次々と明らかになってくるんだよね。
目次
「沖縄で一番最初のアーケードだから"一番街"なんです」
まず最初のびっくりから。一番街って名前の由来、知ってた?
案内役の野下さんによると、沖縄市が誕生したのは1974年。その翌年の1975年にアーケードが整備され、これが沖縄県内で初めてのアーケードなんだって。つまり「沖縄で一番最初にできたアーケード」だから「一番街」というわけ。
「そうなんですね。ここが一番なんだ!」とぐしけんさんも目を輝かせていたね。
ゴヤ十字路からゲート通りを右に見て広がるこのアーケード街は、もともとゴヤ中央市場から続く商店街として発展してきた。70年以上の歴史を持ちながら、今もその姿形を変え続けているんだよね。
エイサーのマンホール、探してみて!
アーケードの中を歩いていると、足元に目が行く。エイサーのキャラクターが描かれたマンホールの蓋が点在しているんだよね。
沖縄市はエイサーの街として知られていて、市内には約24〜25もの青年会があるんだって。このアーケード内にある街灯にはそれぞれの青年会のシンボルマークが付いていて、マンホールの蓋にはエイサーのキャラクターが描かれているという、地元ならではの演出が随所に見られる。
エイサーのキャラクターは全部で4人いるらしいので、アーケードを歩くときはぜひ探してみてね!
実は「一番街」って一本の通りだけじゃないんだよ!野下さんが教えてくれたんだけど、アーケードの途中で屋根の形が変わるポイントがあるんだ。三角形の屋根から丸みを帯びた形に変わる場所が境界線で、そこから先は「サンシティ」と呼ばれる別のエリアになるんだって。さらに「パルミラ通り」というエリアもあり、合わせて三つのゾーンで一番街は成り立っているというわけ。
「えー!知りませんでした。ずっと一番街だと思ってた!」と澪花ちゃん!。地元でよく来ている彼女でさえ知らなかったんだから、新鮮な発見じゃないかな。
「お店の名前はちゃんぽんだけど、メニューにちゃんぽんはない」
歩いていると、昭和の香りが漂う食堂が目に入ってくる。
こちらは「パーラーたこ焼きちゃんぽん」。
昼間の一番街でお腹が空いたときにおすすめのお店で、お母さんと息子さんで経営しているよ。ほとんどが地元のお客さんという常連率の高さも納得の雰囲気。メニューは焼きそば、肉そば、三枚肉そば、ソーキそばなどが並んでいて、一番高くても600円、一番安いので400円という驚きのリーズナブルさ!
ぐしけんさんが昔ながらのメニュー表を見ながら「もうお母さんの時代からずっとこのメニュー」と感動していたね。澪花ちゃんも「お家に帰ってきたみたいな雰囲気」と顔をほころばせていたし、懐かしさとほっこり感が同居したお店だった。
そして、このお店で一番ウケたのが「ちゃんぽんはないんですか?」という野下さんの質問。店員さんの答えは「すいません、ないんですよ。よく聞かれるんですけど、お店の名前がちゃんぽんなだけなんです!」というもので、思わず全員で笑ってしまったよね。
ランチから夜7時ごろまで営業しているので、昼のお腹が空いたタイミングに沖縄のお母さんの味を食べにぜひ立ち寄ってみて。
澪花ちゃんの行きつけ!上間てんぷら店の揚げたてが最高すぎる
少し歩いたところで、澪花ちゃんが「私ここよくお世話になってます!」と声を上げたのが「上間てんぷら店」。
「めっちゃ朝早くから開いてるんですよ。またおいしいんですよ」とのこと。朝6時から開いているので、夜の一番街を楽しんだあとに立ち寄る人もいれば、仕事前の朝食に利用する人もいるんだって。
お店の前に近づいた瞬間、「もうにおいが来ました」とぐしけんさんが鼻をひくひく。揚げたての香りが漂ってきて、お腹が鳴る感じだよね。
ぐしけんさんはいかの天ぷらをチョイス。「揚げたばっかり」のいか天をほおばった瞬間、「うまいわ。うまい」と連発していた。澪花ちゃんはもずく天ぷらを選び、こちらも「おいしい!」とにっこり。
沖縄天ぷらならではのふんわりとした衣とジューシーな具材の組み合わせは、何度食べても飽きないよね。
天ぷらのほかに弁当やおにぎりも揃っているので、朝食やお昼ご飯を買って仕事に向かうにもぴったり。営業時間は6時から15時まで、定休日は不定休。
「戦後の沖縄市の歴史が描かれてる」型染めTシャツ
さらに進んでいくと、沖縄市の工芸のアンテナショップ「コザ工芸館ふんどうー」が現れた。沖縄市を拠点に活動している職人さんたちの作品がずらりと並ぶ空間で、なかでも目を引いたのが型染めのTシャツ。
沖縄市出身の型染め作家さんが手がけた作品で、ゲート通りの看板をモチーフにしたコラージュ柄が施されていて、ネオンのような色使いがコザらしさを醸し出している。「なんかコザっぽいですよね」とスタッフが言うと、ぐしけんさんも「これだけでもう着けてたら沖縄市だ、コザだね」と太鼓判を押していたね。
ほかにもデイゴの花をあしらった渋めのデザインや、よーく見ると踊るお姉さんが隠れているユニークな柄もあって、見ているだけで楽しい。昔ながらの型染めの技法を使いながら、戦後の沖縄市の歴史が凝縮されているというのがまたいいよね。
「再生プラスチックでできたかごバッグ」さまさまが気になりすぎる!
「えー、待って、ぐしけんさん、めっちゃかわいい、これ。何ここ」と澪花ちゃんが駆け寄ったのが雑貨店「SAMA SAMA SAMA」。
カラフルなかごバッグが棚いっぱいに並んでいて、思わず全部欲しくなってしまいそうな品揃え。
見た目はザ・かごバッグなんだけど、素材はなんと再生プラスチック。ペットボトルのキャップなどから作られているということで、おしゃれなのに地球にも優しいというのがポイント高いね。
プラスチックだから水に濡れても大丈夫。砂がついても洗えばOK。澪花ちゃんが「ダイビングの器材とか入れちゃってもいいじゃないですか、おしゃれに」と興奮気味に言っていたのが、確かにそうだな!と思わせてくれたね。
バリ島を中心にインドネシアから集めているということで、色も大きさも豊富に揃っているので、男女問わず目的に合わせて選べるのも嬉しいところ。日用雑貨も取り扱っているので、ふらっと立ち寄って掘り出し物を探してみてね。
「ドーナツ嫌いな人いないでしょ」ミニシアターの意外な誕生秘話
一番街巡りのフィナーレを飾るのは、サンサン通り沿いに構える「シアタードーナツ」。その名前の通り、映画館とドーナツ屋さんが合体した、唯一無二のスポットだよ。
館長の宮嶋新一さんが迎えてくれたのだけど、ぐしけんさんもみおかちゃんも「どこかでお会いしてる気がする」という雰囲気で、沖縄市のPR番組のMCも務めているという宮嶋さんは、まさにこの街のキーマン的存在。
「なんでまた映画館とドーナツなんですか?」という澪花ちゃんの直球の質問に、宮嶋さんが
「ドーナツ嫌いな人いないでしょ、多分。ドーナツ食べに来たやつは映画もやってるよって言って、映画も見せるっていう、そんな感じで」
映画館から人を呼ぶのではなく、ドーナツで人を引き寄せて映画に誘う、という逆転の発想!しかも「街に映画館があったらいいな」という純粋な気持ちが出発点になっているというのが、なんか沖縄らしいアツさを感じる。
スクリーンとお客さんの距離が近く、ソファでくつろぎながら映画を楽しめるコミュニティシアターならではの温かい雰囲気の中、ぐしけんさんは黒糖きな粉のドーナツをぱくり。「噛むほどなんかいいね。味がだんだんとついてくるおいしさが」と唸っていたね。澪花ちゃんはスイートジャーマンを選んで、ココナッツパウダーのほどよい甘さとシャキッとした食感に「最高!」と一言。
実は道路の拡幅工事の関係で、翌年の12月にはシアタードーナツは移動しなければならないんだって。宮嶋さんは「映画館が街にあるっていうのは守りたいので、あるうちにいっぱいみんな見に来てほしいし、応援してほしい」と真剣な眼差しで語ってくれた。
昼の一番街、思ってたより全然面白い!
一番街を一通り巡り終えたぐしけんさん、「いやあ、やっぱりこういうところはプライベートでゆっくりしたいね」と満足げにつぶやいていた。「観光客が来て盛り上がったらいいよね、一番街でね」という言葉も自然に出てきて、長年この沖縄を愛してきたぐしけんさんらしい視点だなと感じたよ。
野下さんも「観光客の人、意外と地元のものを求めてますので」と話していて、一番街にはその「地元のもの」がしっかり詰まっているんだよね。昼間はシャッターを下ろしているお店も多いけど、朝早くから開いている天ぷら屋さんがあったり、工芸品やユニークな雑貨を扱うお店があったり、ちゃんとした食堂でリーズナブルにお母さんの味を楽しめたり。夜のイメージだけじゃもったいない!
澪花ちゃんも「昼の知らない一番街の姿をたくさん教えてもらえた」と振り返っていたように、地元民でさえも知らなかった発見がいくつもある場所なんだよね。次に沖縄市に遊びに行くときは、ぜひ昼間の一番街もチェックしてみて!
あわせて読みたい記事


