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「命と財産を守る家を」アイム・ユニバース藍川CEOが描く住宅の未来【OKINAWA BUSINESS FRONTLINE】
沖縄で日々生まれる新しいビジネスと、挑戦を続ける企業の“いま”に迫る経済トーク番組『OKINAWA BUSINESS FRONTLINE』(沖縄テレビにて毎週日曜午前11時20分放送)。
今回のゲストは、株式会社アイム・ユニバースの藍川眞樹代表取締役CEOだ。
住宅事業を軸に、プロ野球チームのスポンサーシップや韓国の自動車メーカーとの連携など、異なる分野へ挑戦を広げる藍川氏。今年5月には「ウォール・ストリート・ジャーナル」で次世代リーダーを称える「Next Era Leaders」に選出され「Next Era Resilient Home Award」を受賞した。
番組では、その挑戦を支える哲学と、これからの住宅のあり方について語った。
目次
世界が評価した「命を守る家」
「Next Era Resilient Home Award」を受賞した藍川氏。その際、ニューヨークの壇上で藍川氏が発したのは、「地震で人の命を失ってたまるか」という言葉だった。
その原点にあるのが、2011年の東日本大震災。「日本人にとって忘れてはならない出来事。住宅会社として、人の命と財産を守ることを最低限考えなければならない」と語る。
同社の主力ブランド「アンドリゾートハウス」は、屋上テラスやプールなどを備え、「リゾートタイムを日常へ」をコンセプトに掲げる。一方で、災害から暮らしを守る住宅性能にも力を注いできた。その取り組みが、世界から評価された。
「家と車は表裏一体」未来を見据えた挑戦
海外視察で藍川氏が目を奪われたのが、ロサンゼルスを走る無人自動運転タクシー「Waymo」だった。車体がジャガー(イギリス)製であることに加え、次に名を連ねるのが韓国のヒョンデであることにも驚いたという。
帰国後、ヒョンデについて調べる中で、「車と家は表裏一体になる」という未来を思い描く。
その鍵となるのが「V2H」だ。太陽光で発電した電気をEVに蓄え、必要な時には車から家へ電力を供給することで、災害時の非常用電源として活用できる。
「EVを、命をつなぐ電力という立ち位置にする。この発想はアメリカから学ばせていただいた」。
住宅だけにとどまらない、新たな暮らしの形を見据えている。
原点は自身の「原体験」と「人との縁」
藍川氏の発想の源には、自身の人生で経験した出来事がある。
都内で子どもたちが道路でビニールプール遊びをしている姿を見た経験から、「安全に遊べる場所を作りたい」と屋上テラスを開発。
さらに、夫婦喧嘩のたびにどちらかが家を出ていくという子ども時代の記憶から、家の中に「夫婦の避難場所」をつくろうと、長風呂を楽しめる浴室やサウナを設けた。「汗と一緒に怒りも水に流して、『ごめんね』の一言が言えるはず」と、家族の心の回復力まで考えた住まいを提案している。
ビジネスの広がりも、人との縁が出発点だ。16年目を迎える東京ヤクルトスワローズのスポンサーシップも、当時の出会いがきっかけだったという。
「地道にこつこつと誠実に階段を上ることで、10年後に答えが見えてくる」。
災害に強く暮らしを守る「レジリエンス住宅」
同社の住宅性能を鍛えたのは、沖縄の「台風」だった。物が飛んできても貫通しにくい「安全あわせガラス」を標準採用し、沖縄で培った技術は、本土での防犯対策にもつながっている。
地震対策では、建物を固めて揺れに耐える「耐震」に加え、揺れを吸収する「制振装置(アイムダンパー)」を組み合わせ、耐震等級3を維持しながら建物へのダメージ軽減を図る。
族が楽しめるリゾートのような空間でありながら、地震や台風などの災害時には、暮らしや命を守る役割も果たす。こうした「普段の暮らし」と「もしもの備え」を両立させた「レジリエンス住宅」を目指す。
番組ではこのほか、高騰する住宅価格への取り組みや、挑戦を続ける人へのメッセージも紹介。
住宅の未来、そして沖縄から世界へ。
挑戦を続ける経営者の思考に迫る「OKINAWA BUSINESS FRONTLINE」YouTubeで見逃し配信中。
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