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武智志穂

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武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

沖縄で子育てを始めて6年。
子どもたちは自由に、たくましく成長しています。

私が沖縄での子育てに惹かれた理由は、美しい海や豊かな自然だけではありません。

仕事やプライベートで訪れるたびに印象に残っていたのが、沖縄で出会う子どもたちの姿でした。
人懐っこく接してくれて、明るく元気で、大きな声でしっかり挨拶をしてくれる。
みんなはつらつとしていて、「ここは、子どもが子どもらしくいられる場所なんだな」と感じていました。

私もいつか自然の近くで、こんなふうにのびのびと子育てを楽しみたい。
海が好きで、何より沖縄が好きだったことも重なり、沖縄で子どもを育てる暮らしに惹かれていきました。

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

自然の近くで、のびのびと子育てを楽しみたい。
それが沖縄移住に惹かれた理由の一つでした。

実際に沖縄で子育てを始めても、その印象は変わりませんでした。
わが家の双子は、自由に、そしてなかなかやんちゃに育っています。
ご近所の方をはじめ、普段から関わってくれている皆さんは、元気すぎるところも含め、ありのままを受け入れてくれます。

言うなれば、基本は「お互い様です(笑)」の精神。

誰かの子どもをみんなで見守るような温かさがあるから、子どもたちは子どもらしくいられて、私も必要以上に肩に力を入れずにいられるのだと思います。

都会へ戻ったときには、沖縄での子育てのしやすさを改めて感じます。
都会で子どもと過ごしていると、移動中も食事中も買い物中も、周囲に気を遣う場面が圧倒的に多い。
沖縄では、その息苦しさを感じることがほとんどありません。

沖縄での生活は車移動が中心です。
維持費がかかり、公共交通機関が限られていることで、送迎に親の時間を取られるのはデメリット。
それでも、周囲を気にせず家族のペースで移動できる車は、子育て中の私にとって最高に便利です。

もちろん、大変なこともあります。
以前のコラムでも書いたように、沖縄の湿気を甘く見ていると、家が本当に大変なことになります…
県外へ行き来して仕事をする私にとっては、台風のたびに「飛行機は飛ぶかな」とハラハラ。
夏休みなどのハイシーズンは交通費もとにかく高く、移住前には実感できなかった負担です。

子どもが成長するにつれて、進学先や習い事の情報集めにも難しさを感じるようになりました。
自分自身が沖縄で育ったわけではないので、仕事先で出会った方やママ友に相談しながら、一つずつ教えてもらっています。
ここでも、人とのつながりに助けられています。

実家が遠いことに不安がないわけでもありません。
幸い、本当に困ったときには大阪の母が駆けつけてくれますが、これからは地域の力も上手に借りていきたいと思っています。

そんな沖縄での子育ての魅力を感じられる、おすすめの場所が国頭村森林公園内にある「やんばる森のおもちゃ美術館」です。

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

国頭村森林公園内にある「やんばる森のおもちゃ美術館」へ。

館内は木の温もりにあふれ、沖縄の自然や文化を取り入れた、ほかにはない遊びが詰まっています。
息子達はごっこ遊びや滑り台、シークヮーサーやマンゴーなどを収穫する「ごっこファーム」に夢中。

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

世界の木のおもちゃが並ぶコーナーでも、長い時間遊んでいました。

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

木の温もりに包まれた空間で、親子一緒にごっこ遊び。

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

木の感触を全身で楽しめる「木のたまごの海」。

武智志穂の沖縄子育て〜移住6年で感じたこの場所の懐の深さ〜

さまざまな木のおもちゃに夢中。
二人とも長い時間、集中して遊んでいました。

私たちが訪れた際は館内と外を自由に行き来できたので、施設の外に広がるやんばるの森にも触れられました。
木のおもちゃで遊び、外へ出れば本物の森がある。
その両方を楽しめるところも、この場所ならではの魅力です。

そんな場所で、やりたい遊びを見つけて夢中になっている子どもたちを眺めていると、移住前に沖縄で出会った、明るくはつらつとした子どもたちの姿を思い出します。

沖縄での暮らしには、不便なことも大変なこともあります。
それでもここで子育てができてよかったと思うのは、この場所には親子をそのまま受け止めてくれる懐の深さがあるからです。

少し疲れたら、車を走らせてきれいな海へ行く。
外食でも、子ども連れでは難しいと感じる場所はほとんどない。
周りの方たちは、ありのままの子どもたちを見守ってくれる。
沖縄は、生活の中に余白をつくりやすい場所です。

移住して6年。
子どもたちの成長とともに、子育ての悩みも少しずつ形を変えてきました。
それでも、子どもが子どもらしくいられて、親も少し肩の力を抜けるこの環境は、移住前に思い描いていたものと変わりません。

これから二人がどんなふうに成長していくのか。
沖縄の懐の深さに支えてもらいながら、私もこの場所で、子どもたちとの毎日を楽しんでいきたいと思います。

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