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美里茉奈(みさまな)

美里茉奈(みさまな)

仕込み6時間超え!「クンセイカレー部」で味わう自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー(沖縄市)

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

沖縄市園田のバス停前に、奥行きあるスパイスの香気が漂う注目の隠れ家スポットがあります。店主の山城さんが一皿ひと皿に情熱を注ぐカレー専門店「クンセイカレー部」です。出汁とソースの仕込みだけに合計6時間以上を費やすという徹底したこだわりと、自家製の燻製技術が融合したカレーが絶品!一口食べるごとに新しい発見と感動をもたらしてくれます。
今回は、一度訪れたら誰もがファンになってしまう「クンセイカレー部」の魅力をお届けいたします。

目次

隠れ家バーの昼の顔はカレー屋さん

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

「クンセイカレー部」がお店を構えるのは、沖縄市園田の国道330号沿いにあるビルの3階です。「園田バス停」のすぐ目の前という分かりやすい立地にありながら、建物内へと一歩足を踏み入れると、どこか秘密基地を訪れたかのようなワクワク感に包まれます。3階へと続く階段の壁にはポスターなどが飾られ、階段を一段のぼるごとに期待感が高まっていくアプローチも魅力のひとつです。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

扉を開けると、そこに広がるのは木の温もりを感じさせる落ち着いたシックな空間。実はこちらの店舗は、夜は「Bar ALE YARD」として営業しているバーのスペースを活用したお店です。夜のバーならではの大人の雰囲気。昼間は日差しが柔らかく差し込みます。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

さて、一度聞いたら忘れられない「クンセイカレー部」という個性的な店名。その由来は、夜営業のバーの昼の「カレー部門(部活動のような位置づけ)」としてスタートしたから。クンセイとは、もちろん薫製のことですが「燻製したルー」ではなく「トッピングを自家製で燻製」していることによるもの。

「クンセイカレー部」オープンのきっかけは、コロナ禍で山城さんが当時料理長を務めていた店舗が休業状態になったことでした。「何もせずに休んでいるのが嫌で、とにかく大好きな料理を作り続けたい」という強い情熱を抱いていた山城さん。このバーの店舗オーナーとの繋がりから、昼のカレー屋をオープンし、独立を果たしました。昼営業は、山城さんがワンオペで丁寧に仕込みから提供までを行っています。

一番のおすすめは「あいがけ(3種盛り)」!ルーと自家製燻製の贅沢ハーモニー

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

メニューには定番の「チキンカレー」や「ポークカレー」、色鮮やかなグリーンカレー、食欲をそそる「キーマカレー」などバリエーション豊かなカレーが揃っています。

その日の仕込みによってメニューは若干変わりますが、訪問した日はチキンカレーとポークカレーが2種類ずつ。グリーンカレーは3種類。さらにキーマカレーも2種……9種類から悩む……全てを収められる胃が欲しい。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

そんな私に山城さんがおすすめしてくれたのが、一度に3つの味わいを食べ比べできる「あいがけ(3種盛り)」です。今回は、牡蠣、ソーセージ、ジャークチキンと具材もルーの味も違うカレーを組み合わせ、彩りも味の変化も楽しめる一皿にしました。

自家製ソーセージをトッピング!ポークソーセージカレー

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

「ポークソーセージカレー」は、トッピングのソーセージをなんと一から手作り。時間をかけて燻製を施し、提供直前に香ばしくグリルしたソーセージがトッピングされています。ソーセージの皮のパリッとした食感とあふれる肉汁がたまりません。ビールのお供としても合いそう。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

ベースとなるポークカレーは、豚骨出汁をベースに豚肩ロース肉やスパイスを組み合わせてじっくり煮込んだもの。トマトの優しいコクと爽やかな酸味が効いた、マイルドな味わいです。ソーセージと一緒に食べると、カレーのスパイスの香気とソーセージのスモーキーな香りが重なり合い、互いを引き立て合う最高の完成度が楽しめます。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

スパイスカレーのおいしさをしっかりと受け止めるライスにも、並々ならぬこだわりが詰まっています。カレーのルーやスパイスの風味を引き立てる黄金比率を求めて、日々研究と調整を続け、現在はバスマティライスなどのインディカ米と、ジャスミンライスや国産米といった日本米を独自にブレンド。パラリとした食感と心地よい香りが、ルーの旨味をより一層引き立ててくれます。

スモーキーなジャークチキンがたまらない!ジャークチキンカレー

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

ジャマイカの伝統料理「ジャークチキン」をクンセイカレー部風にアレンジ。ジャークチキンと言えば、様々なスパイスに漬け込んだチキンをじっくりとグリルしたものですが、クンセイカレー部はそこに薫製を加えているのがポイント。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

燻製を施したあとに香ばしくグリルして仕上げられたチキンは、鶏ガラベースの出汁から作ったルーにベストマッチ。チキンカレーは、口に含むと、スパイス感と辛さがまずやってきます。ここにジャークチキンを合わせると薫製のスモーキーな風味が重なり合って、さらに旨味が強まります。

ソーセージとジャークチキンは単品でトッピングも可能なので、ぜひ味わってみてください。

季節メニューが定番化!ここからも進化するカキグリーンカレー

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

そして、メディアなどで取り上げられて一躍人気メニューの一つとなった「カキグリーンカレー(アーサと牡蠣のカレー)」です。

エビ出汁ベースのグリーンカレーに、アーサ(海藻)と牡蠣、自家製燻製オイスターソースをあわせています。ひと口目にはココナッツの甘みと香ばしさが広がり、続いて出汁と牡蠣の濃厚な海の旨味が押し寄せ、最後に心地よいスパイスの辛味が残るという「口の中で4段階に変化する深い味わい」が特徴です。ココナッツのまろやかさと海の磯の香り・旨味が絶妙に融合した人気メニューです。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

すでに人気・定番化したメニューでも常に改善を重ね続ける山城さん。いま取り組んでいるのは、オイスターソースを自家製に、さらにカキも薫製を施すという新たなスタイルだそう。
今でも十分美味しいのに、バージョンアップしたらどうなるのか。本当に楽しみです。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

さらに、ワンプレートを色鮮やかに彩る手作りの副菜たちも見逃せません。おからサラダ、キャロットラペ、モヤシのおかず、ナスのフライ、紫タマネギのピクルスなど、箸休めにもなる優しい味付けの和風・ヘルシーな副菜がずらりと並びます。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

これらの副菜は単体で美味しいだけでなく、カレーと一緒に頬張ることで味の深みを何倍にも広げてくれる名脇役となっています。個人的にはデリとしてこの副菜たちも販売してほしいくらいでした!

フリードリンクは4種類から!おすすめはソイラテ風に仕上げられた「豆乳コーヒー」

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

美味しいカレーに添えるドリンクは4種類からフリーで選べます。

・水
・麦茶
・水出しコーヒー
・豆乳コーヒー

特に人気を集めているのが、ソイラテ風に仕上げられた「豆乳コーヒー」。まろやかな豆乳のコクとコーヒーの苦みが、カレーを食べた後のスパイスの余韻を心地よくリセットしてくれます。

混み合うランチタイムを避けたい方は「朝カレー」も!

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

沖縄市園田のバス停前という立地から、近くにある「沖縄アリーナ」でのイベント前後のランチスポットとしても人気の「クンセイカレー部」。ただ、人気店だけあってランチのピークタイム(12時〜13時頃や週末)は満席で混み合います。30分から1時間ほど待ち時間が生じたり、仕込み分が無くなってしまうと、営業終了となる場合も。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

すぐ食べたい!そんな方にお勧めなのが、クンセイカレー部独自の取り組み「朝カレー」です。なんと、8時から開店しています。時間帯が朝なだけで、メニューはランチタイムと一緒。お休みの日は、オリジナリティあふれる「クンセイカレー部」でのブランチも一興ですよ。

仕込み6時間超えの情熱!独学と現場経験が生むこだわりの一皿

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

店主の山城さんは、「何かひとつの料理・ジャンルを極めたい」という強い想いを持ちながら独学で料理を学び、ホテルや食堂、和食、洋食など多様なジャンルの飲食店で経験を積んできました。

これまでに培った様々な料理の知識やエッセンスをすべてミックスし、自分だけのオリジナルの味わいとして表現できる料理として選んだのはカレー。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

それは、山城さんがもともとカレー好きだったこともありますが、きっかけは「メキシコ」のタコスでした。トマトソース単体より、具材や生地とすべて一緒に口に入れた瞬間、お互いを高め合って100点満点の美味しさになる「足し算のおいしさ」に魅せられたことが原点でした。

カレーもトッピングや副菜と組み合わさった時に、喧嘩せず互いに引き立て合うおいしさを求め、日々探求を積み重ねています。

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)

旨味のベースとなる出汁の仕込みに約3時間、そして味わいを決定づけるソースの仕込みに約3時間と、合計6時間以上もの時間をかけて、丁寧に毎日作られる「クンセイカレー部」のカレー。その独自のスパイスと燻製が織りなすオリジナルのハーモニーは、一度味わえば誰かに教えたくなること間違いなし。このカレーを味わうためだけに、沖縄市まで足を運ぶ価値のある名店です。ぜひ「クンセイカレー部」でしか味わえない極上の一皿に出会ってみてください。

Information

自家製燻製トッピングが決め手の極上スパイスカレー!「クンセイカレー部」(沖縄市)
クンセイカレー部
住所
〒904-0022 沖縄県沖縄市園田3丁目1-21 大屋ビル 3F
営業時間
朝のカレー:8時〜11時
昼のカレー:11時〜15時(14時ラストオーダー)
定休日
朝のカレー:月曜日・火曜日
昼のカレー:月曜日
駐車場
なし(通りを挟んだ向かいにコインパーキングあり)
クレジットカードの利用
可
電子マネーの利用
可
HP・SNS
Instagram

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