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真栄城 潤一

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照屋健太郎さん「マーベル・ヒーロー展」を体験!ファン悶絶の濃厚な世界観に大興奮!【沖縄】

マーベル展 沖縄

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ……本当はキャラクター全員の名前を並べてそれぞれの魅力を書き散らかしたいところだが、大変な分量になりそうなのでちょっと自粛しておく。2008年に公開された『アイアンマン』から幕を開けたアメリカン・コミックス原作のヒーローたちが縦横無尽に活躍する映画シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)。
10年以上の年月をかけて、今なお世界中で大ヒット作品を生み出し続けているマーベル作品の世界観を体験できる『マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ』が4月15日から沖縄県浦添市のサンエーPARCO CITY 2F センタープラザ特設会場で始まっている。

今回OKITIVEでは、全国を股に掛けて多面的な仕事でストリートカルチャーを牽引する「株式会社トライラボ」代表の照屋健太郎さんに“アッセンブル”してもらい、ともに展示に潜入した。
照屋さんは、自身で収集したアートやおもちゃコレクションの個展を開いた際、実寸大の「ハルクバスター」(※説明すると長くなるのでググってください)を沖縄に“初上陸”させ、主宰するメッセージブランド「LIBERTY FORCE」でもスパイダーマンとのコラボ商品を発表するほどの大のマーベル好きなのだ。前置きはこれくらいにして、早速展示の内容を見てみよう。

マーベル展 沖縄

と思ったら、初日ということで会場にはオープン前から「どこにこんなにいたんでしょうか?」と思うくらい多くのマーベルファンが列を作っていた。行列嫌いが多い(?)沖縄ではなかなかに珍しい。そんな入り口付近の様子を目にして「マーベル好きの人たちがこんなにたくさんいるのは、何か嬉しいですね」と思わず笑顔になる照屋さん。

さて、気を取り直して入場するとすぐ目に飛び込んでくるのは、ズラリと並んだMCU作品のポスタービジュアル。1作目の『アイアンマン』から最新作まで、一見してこれまでのMCUのあゆみを振り返ることができる。アイアンマンがフェイバリット・キャラクターだという照屋さんは、じっくりとポスターを眺めた後に『1』と『2』を前にパチリ。会場内は基本的に撮影OKで、たくさんの思い出を残しながら巡ることが出来る。

マーベル展 沖縄

続いて、躍動感あふれるパンチをかますキャプテン・アメリカ(通称:キャップ)の等身大の像がお目見え。さらに、キャップのトレードマークであるシールド(盾)が、作品ごとの違う仕様で3種類展示されている。『シビル・ウォー』でブラック・パンサーの爪によってつけられた傷も忠実に再現されているディテールは、ファンならグッとくるだろう。シールドは展示品の後ろ側に回り込んで、キャップのように腕に装着してる体制を模して写真を撮ることも可能だ。

マーベル展 沖縄

あますことなく全3種のシールドで撮影した照屋さんも思わず「ワカンダ・フォーエバー!」…とは叫んでいないが、そんなうきうきの笑みを浮かべた。(お馴染みのヴィヴラニウムのシールドと、ブラック・パンサーの爪痕は是非会場で確かめてほしい)

マーベル展 沖縄

次のブースに行くと、キャップとの浅からぬ関係を示すようにブラック・パンサーが佇む。このキャラクターを演じていたチャドウィック・ボーズマンが2020年に惜しまれながら死去してしまった現実を思い起こしてか、少し真剣な眼差しでブラック・パンサーを見つめる照屋さん。

マーベル展 沖縄

「おぉ…!これはヤバい……っ!!」と声を漏らした照屋さんの視線の先には、アイアンマンの歴代アーマー7種類が並ぶ、ファン垂涎の壮観が広がっていた。すぐにスマホを取り出して撮影した後、すかさず中央に設置されたスタンドに登壇して、満面の笑みでアーマーと同じポーズをとったのであった。

マーベル展 沖縄

アイアンマン演じるロバート・ダウニー・Jrの「見た目と、チャラさもあるけど頭が良いというギャップ」が好きだと話す照屋さん。さらに、アーマーを装着する時の複雑な機械の動きや、装着の仕方そのもののバリエーション豊富な表現にも興味を惹かれているという。「こういう機械への興味は、子どもの頃に『ドラゴンボール』の鳥山明さんのメカの絵柄にも惹かれていたことと何か通じているんだと思います」と語る。現在自身で手掛けてるブランド商品のデザインにも、随所にその要素が取り込まれているそうだ。

マーベル展 沖縄

展示もそろそろ折り返しに近づく頃、5月に新作を控えるドクター・ストレンジが登場。ストレンジ像の向かい側に設置された2つの液晶画面では、彼の“魔術”の一端を体験することができる。魔術師に必須の指輪「スリング・リング」が無くとも、空間移動ができる「ポータル」を開けるのだ。早速照屋さんも挑戦したが、少々コツが要るようで3度目のトライでようやくポータルを開くと「凄い!やったあ!」と歓声をあげた。

マーベル展 沖縄

次いで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のコーナーに行くと、ベイビー・グルートと一緒に踊れるこれまた体験型のアトラクションで一通り楽しんで歩みを進めると、にわかに照屋さんが「わーー!!スゴイ!」とこの日一番の爆上がりテンション。その目線の先には『マイティ・ソー バトルロイヤル』のソーとハルクを象った像が仁王立ちしている。この時のハルクの造形が1番好きらしい。「ハルクの像はね…いつか家に置きたいんですよ」と語る照屋さんの目がマジだった。

マーベル展 沖縄

展示終盤には、全宇宙の生命体の半分を消し去ることで宇宙のバランスを保とうとした“ラスボス”の姿が。そして『エンドゲーム』の核心を担う超重要アイテムがディスプレイされ、そこにはひと目見ただけで涙腺が崩壊してしまうあのセリフも添えられている。
会場出口前に設置されたグッズコーナーはかなり充実した品揃えになっていて、コーナーに差し掛かると照屋さんもすぐに「どれ買おうかな…」と目の色を変えて物色し始めた。

マーベル展 沖縄

展示を見終えて「本当に、心から楽しかった。やっぱ良いですね、マーベルの世界」とシンプルでストレートな感想を語る照屋さん。最も印象に残ったのはアイアンマンのアーマーが並ぶブースと、『ソー バトルロイヤル』仕様のハルクだったという。マーベル映画の魅力は「人間以外のモンスターや宇宙人などの異形の存在が、それぞれに葛藤を抱えながら戦う」ことが共通していることだと話す。「ファンなら絶対に楽しい」と太鼓判を押して、来場を呼びかけた。

展示は5月31日まで。IMAXの劇場もあるパルコでの開催なので、新作の『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』(監督はサム・ライミ!)を観た後そのまま会場を訪れると、感動もひとしおではないだろうか。

マーベル展 沖縄
「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」

「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」

2022年4月15日~5月31日
映画の世界に入り込んで、体験しよう!
国境をも超えて熱く胸をうつマーベル・スタジオ映画作品のヒーローたちの世界をお楽しみください。
詳しくはこちら

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