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和食の料理人が作る本格的煮付け「ざまみ食堂たろう」
目次
アゲアゲめし。今回のテーマは煮付け。紹介するのは、うるま市兼箇段にある「ざまみ食堂たろう」。こちらは軽食が充実。もちろん煮付けもある。

煮込みに時間をかけたテビチが旨い「煮付け定食」

すごく色鮮やかな煮付けが出てきました。テビチがメインですか?

テビチがメインですね、チマグー(豚の足先)ですけれども
煮付け定食(1,000円・税込)

テビチのなかでもチマグーを使った「煮付け定食」。お肉とほかの具材を別々に煮込んでいる。十分に火が通ったらお皿の上にチマグーを3個、そして軟骨ソーキに油揚げをのせる。
大根やニンジン、チンゲンサイは別の容器から。全部の具材をのせたらダシをかけて完成。まずはテビチからいただきます。


おいしい!とろける!

ありがとうございます

テビチがすごく柔らかいんですけど、どのように柔らかくしていくんですか?


最初に下茹でをして、それから一個ずつ毛抜きで毛を抜きながら、炊き上げて6時間ぐらいです

6時間!うわあすごい!下処理もしっかりやっているんですね

はい


素晴らしい!
ちなみに味付けはどのように?

味付けはミリン、しょうゆ、三温糖でしています

味わい的には濃すぎないですね

最後の仕上げでしょうを入れたら、15分ぐらいで火を止めて、濃く固くならないようにしています

丁寧に下処理をして6時間かけたテビチはトロトロ。カツオダシで下茹でをしっかりしているので、なかまで旨味が入っている。さあこちらの大根のお味は。


おいしい!すごいジュワーって、ダシがしっかり出てきました!

はい

テビチと味付けが違う気がします

そうですね、こちら薄味で、カツオダシと薄口しょうゆ、ミリンだけです

具材それぞれを生かす味つけ

こちらのチンゲン菜は、チンゲン菜の味もしっかり味わえるんですけど

青野菜は青野菜で、また別におひたし風の下味をつけておいてます

えー!大根、ニンジンと違って?

味は違いますね

えー、すごい!こだわりが素晴らしい!

それぞれの部材を違う調理法で作っているので、素材本来の味と食感を楽しむことができる。実はこのオーナー、長年ホテルの料亭で和食を担当。その腕を十二分に発揮している。定食に付いているこの茶碗蒸しも本格的。


すごいフワフワしてて、シイタケのおダシもしっかり出ていますね。おいしい!
和食料理の専門家が作る「煮付け定食」。ひとつひとつ丁寧に作られたおいしさを楽しんで。
和食の真髄!サクサク衣の「天ぷら定食」

こちらは「天ぷら定食」です

えー!「天ぷら定食」だけど、小鉢もついてて、すごいですね
天ぷら定食(1,200円・税込)ドリンク付き

和食料理人の本領発揮「天ぷら定食」。ひとつひとつの具材に小麦粉をまぶし、衣をつけて油のなかに。この衣は本土風のサクサク系。まずはエビから。

和食の技はサクサク衣に

エビの身もしっかりつまっていておいしいです。エビの味も濃いんですけど、衣がすごくサクサクですね

はい。コーンスターチや炭酸水とか、サクッと揚がるように

衣に入れているんですか?

はい
衣に炭酸水を使っているからサクサクの食感。そしてエビはプリプリ。ほかにもカボチャやナスなどいろいろな食材が天ぷらに。


トマトの天ぷら?

もありますね

へえ!初めて食べる。どんな感じだろう。いただきます!


うん、合う、ジュワーとトマトの甘味がしっかり感じられますね

はい
天ぷらは衣をつけて油のなかで蒸しあげる料理。ミニトマトに熱が入ることで甘さが増し、口のなかに広がる。そして天つゆもおいしい。

香りのいい天つゆなんですけれども、こちらは?

こちらはカツオダシにあとミリン、薄口しょうゆと濃口しょうゆをたして

ひとつひとつ本当にすべて手作りなんですね

はいそうですね

自家製の天つゆは、ちょうどいいあんばいで素材の味を引き立ててくれる。最後まで飽きずにいただけるのも腕の見せ所。小鉢も充実した「ざまみ食堂たろう」の定食。ほかにも種類があるので試してみて。
Information

- ざまみ食堂たろう
おいしい煮付け、ごちそうさまでした。
- 住所
- 〒904-2241 沖縄県うるま市兼箇段1331-7
- 電話番号
- 090-1940-9028
- 営業時間
- 11時~16時(ラストオーダー15時)
- 定休日
- 日曜日・祝日
- 駐車場
- あり
- カード
- 不可
- 電子マネー
- 不可
- URL・SNS
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