コラム,沖縄経済
徹底討論!『ネットで政治を語ろう ちゃーすが沖縄』の配信を終えて【小林美沙希の みさきいろ】
参議院議員選挙当日 YouTubeでは
7月10日に投開票された参議院議員選挙。沖縄テレビでは地上波で開票状況をお伝えしていましたが、その裏で“YouTube生配信”にもチャレンジしていたのでした。
題して『ネットで政治を語ろう ちゃーすが沖縄』!!
ひーぷー☆ホップでお馴染みひーぷーさんをMCに迎えて多彩なゲストとともに子どもの貧困、新型コロナ対応、沖縄振興、基地問題など参議院議員選挙を機会に沖縄の政治課題についてみんなで討論する番組です。
“ちゃーすが”とはウチナーグチ(沖縄のことば)でどうする?という意味です。
みんなで話し合う機会を作ることが政治への関心を深めることに繋がるのではないのかと挑戦した、沖縄テレビ報道部としても初の試みでした。
多彩なゲストも登場
スタジオには
沖縄国際大学の前泊博盛教授
沖縄県議会議員 喜友名智子議員
沖縄県議会議員 小渡良太郎議員
子どもの貧困問題解決に取り組む元警察官 山川宗徳さん
多様性ファシリテーター 平良亮太さん
に来ていただきました。
幅広い分野の方々が集まるので、一体どんな討論になるんだろう?と私も楽しみにしていました。
とくに今回面白かったと感じたのは、若者代表として参加してくださった平良亮太さんから県議のお2人に対しての質問です。
『政治家の方に声を届けるときに、どこに届けたらいいんだろう?というのが正直あると思っていて。ダイレクトに声を届けるにはどうしたらいいんですか?』
「確かに!」と私も思いました。確実に声を届けるためにはどうしたらいいのでしょうか。
県議のお2人の答えは…?
『SNSやホームページにアクセスしてコンタクトを取ること』
が一番手軽な方法とのことですが、本当に困っている人達はインターネットに接続できない環境にあることも多いですよね。
それ以外の方法は…
『近くの役所などにある、議会に直接足を運ぶこと』なんだそうです。
議会はだいたい役所の中にあるものなので、役所に行って、議会棟に足を運んで「話を聞いて欲しい」と相談するか、紙に書いて「こういう問題があります」と提出する方法があるということです。(これが“陳情”ですね。)
議会に直接行く…というと少しハードルが高いかもしれませんが、確実に声を届けることができ、それが同じように困っている人の助けにも繋がります。
他にも『沖縄では、友達や知り合いをあたっていったらどこかで政治家にあたりますから、直接連絡してくださってもいいですよ!』という話もありました。
その後も基地問題にジェンダーのことなど…さまざまなテーマで討論をしていると、あっと言う間に時間が過ぎていきました。
“政治”と聞くと難しく感じてしまう方もいるかもしれませんが、今回の討論のように素直な疑問を話し合っていくことが政治に関心を持つことに繋がるのかもしれないな、と感じた時間になりました!
配信は深夜まで!!
今回の参院選、沖縄ではかなりの接戦になり、大勢が判明したのは日付が変わった頃になりました。
配信を始めたのは夜の9時。途中で一度休憩を挟みましたが、最終的にはなんと3時間以上ものなが~~~い配信に‥‥!
地上波と違って時間の制約がないというのも、難しいものですね。
今回こうした配信は初の試みだったので、今後みなさんにさらに分かりやすく情報をお伝えできるように、模索していきます!
前回のコラムの答えが…
さて、話題はがらりと変わりまして
前回のコラムで勝手に質問コーナーをやってみたことを覚えていらっしゃるでしょうか。
振り返って、ひとつ答えが違うかも!と気が付きました。
それは『今までにもらった一番高価なものは?』という質問です。
『サンタさんにもらったゲーム機』などと答えていたのですが、違いました。
プレゼントとは少し違うかもしれませんが、こちらです!!
『アルトサックス』です!
私は小学校から高校まで吹奏楽部で、ずっとサックスを担当していました。
このアルトサックスは中学生になるタイミングで祖父母に買ってもらった楽器です。
最近はなかなか吹く機会がないのですが…今でもとても大切にしています。
そういえば、楽器を買ってもらったばかりの頃「楽器に名前を付けると良いらしいよ!」と友達と盛り上がり、当時中学生の私がつけた名前は…
なぜか「キャサリン」でした。
どうしてこの名前にしたのか、全く思い出せません(笑)
そんなこんなで、青春時代を共に過ごしてきた相棒の存在がとっさに出てこなかったことを反省し、コラムにしたためた次第であります。
ではまた来月~!
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