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キャン ヒロユキ

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突然ですが、「沖縄テレビで毎週土曜午後6時生放送」と言えば?【キャンヒロユキの「とー、笑っとーけ。」】

キャンヒロユキのとー、笑っとーけ。

突然ですが、「沖縄テレビで毎週土曜午後6時生放送」と言えば? 

正解はこちら!

そう、「ひーぷー☆ホップ」でございます!

2022年7月で、なんと15年目に突入の長寿番組です。
現在は、ひーぷーさん、こきざみインディアンさーねー・もーりー、そしてあーりーの4人のレギューラー陣でお届けしています。

毎週土曜午後6時は、ひーぷー☆ホップ!
毎週土曜午後6時は、ひーぷー☆ホップ!

このひーぷー☆ホップ、番組CMの冒頭でひーぷーさんが「ラジオみたいなテレビ番組」と言っている通り、視聴者からのメールや投稿に支えられている番組です。

ワタクシ、番組の立ち上げから関わっておりますが、はじめにお話しをいただいたのが、OTV名物プロデューサーの山里孫存(まごあり)さん、別名「まごさん」から。
さーねーやあーりーが時々番組でカメラに向かって、「まごさーん!」と叫ぶことがありましたが、その「まごさん」です。最近だと映画「サンマデモクラシー」のプロデューサーも務めています。

このひとが、まごさん。
このひとが、まごさん。

15年近く前、まごさんに「キャンさん、今新番組を考えてて、打ち合わせできますか?」と呼ばれて、「ラジオで大人気のひーぷーさんをメインにした番組を始めたい」と相談が。

その時にあがったのが、その「ラジオみたいなテレビ番組」というコンセプト。
ご存知のように沖縄のラジオは県外と比べても人気が非常に高い、その魅力のひとつが「視聴者参加・投稿型」というところ。番組宛に送ったメールが紹介される喜びはもちろん、「石を投げれば知り合いに当たる(ホントに投げてはいけません)」の沖縄だと、リスナー同士の繋がりや交流も多く、そんなテレビ番組を作りたい、というのがスタートでした。

そしてもうひとつは、「沖縄の笑い話をみんなで楽しもう」というもの。

ある日、食堂でそばを注文したら、食堂のおばさんがそばの器を運んできた。よくみるとどんぶりに、器を持つおばさんの親指が。

「おばさん!指入ってるよ!」と叫ぶと

「指、あー、心配しないで、熱くないから」

定番中の定番、の沖縄の笑い話ですが、沖縄にはこういう沖縄ならではの笑い話がたくさんある、そんな笑える話を番組で共有しよう、と考えたのでした。

おかげさまでその2つのコンセプトは今でも引き継がれ、多い時は週に1000通を超えるメールが番組に届いています。視聴者のみなさん、この場を借りて御礼申し上げます!

ひーぷー☆ホップのスタジオでの様子。
みなさんのメール、こんな感じで届いています!

そうそう、せっかくなのでそんなひーぷー☆ホップメンバーの4人の、テレビではなかなか知ることのない素顔を紹介しましょう。

まずは、あーりー。

あーりーです!

あーりーは3代目ひーぷー☆ガールという立ち位置で番組に参加。2代目の前田ロマーシアが番組を卒業することになり、オーディションを行ったんですが、モデル事務所やタレント事務所所属の候補者の中で数少ない一般からの参加者でした。
プロのモデルさんやタレントさんの中で、持ち前のエネルギーで最終選考の7名に残り、最後はスタジオで実際にほかの3人メンバーと一緒に生放送と同じ形式でトークとメール読みをやってもらうことに。

その時、ほかメンバーに「なにか特技とかあるの?」と振られたあーりー、「ワタシ、ももクロのめっちゃファンなんです!踊っていですか?」と、ももクロの振り付けを完コピで披露。その度胸が買われて、晴れて3代目レギュラーとなりました。

その度胸もそうですが、もうひとつ決め手となったのは、3人のうち誰かが言っていた「あーりーが座った時、昔からずっと一緒にやってきたような安心感と団結感を感じた」というもの。今では変顔やモノマネなど、3人を超える芸の幅を披露するあーりーも2児のママ。これからも番組を楽しくにぎやかしてほしいものです。

つづいて、さーねー。

最近筋トレにはまっているさーねー、よろしー!

さーねーは、コンビネタの時もそうですが、とにかくマイペース。なので、視聴者の爆笑メールを紹介する「オキナワ☆爆笑伝説」のコーナーでは、1番目にメールを紹介するトップバッターの切り込み隊長。さまざまな内容のメールの面白いところを切り取って紹介してくれるので、メールを選別して採用するワタクシとしてもとても助かります。

さらにさーねーの魅力は、「叱られるか叱られないかのギリギリのライン」で笑わせるところと、「思わず周りがツッコみたくなるコメント」でしょう。ただ、ギリギリのラインを踏み越えて「やー言わんけ!」と言われることも時々ありますが、それもまたご愛嬌。さーねーがコメントする時は、そういうところも込みで思わずワクワクしちゃいます。これからもそんなさーねーのコメント、ワタクシも期待しています。

続いてはもーりー。

撮影すると、いつもあひる口、のもーりー

おそらく沖縄一の「なちぶー(泣き虫)」芸人です。ワタクシなら、VTR30秒作って観せるだけで泣かせる自信があります。はい。

そんなもーりーは、おそらく沖縄一面白く「なんでか!?」のセリフが言えるんです。前のコラムでも紹介しましたが、ちょっと面白さが伝わりにくいメールは積極的にもーりーに読んでもらっていますが、それはこのもーりーの「なんでか!?」とその時の空気を引き出すためにやっております。さらにもーりーは沖縄一心優しい芸人でもあるで、「なんでか!?おもしろいやし!」と必ず投稿者の味方になってくれるんです。

沖縄一の「なちぶー」で、「なんでか!?」の使い手、そして心優しいもーりーが、この番組の雰囲気をより良いものにしているなあ、といつも感じています。結構褒めてみたけど、オレなんでか!?

そしてひーぷーさん。

ワンが、ひーぷーやいびーん!(そんなこと言わない)
ワンが、ひーぷーやいびーん!(そんなこと言わない)

ひーぷーさんは人当たりが柔らかく、そしてとにかく優しい!5万円くらいなら、なにも聞かずに笑顔で貸してくれそうです。今度「いくらまでなら笑顔で貸してくれます?」と聞いてみよう。

そして、ひーぷーさんがいることでの番組の安心感ったら、ハンパないです。口にはしませんが、「なんかあったら俺がすべて拾う!」と背中が物語ってます。いや、放送中は背中見えませんが、おそらく語っているに違いありません。

そんなひーぷーさんは長年にわたり、ラジオ沖縄の帯番組「ティーサージパラダイス」のパーソナリティー。なだけあって、メール読みの巧さはさすがの一言。間を使ったりするような長文メールはひーぷーさんに読んでもらうことが多いのは、そういう理由があるからなんですね。安定感抜群の横綱MCです。

と、出演者の4人を紹介してきましたが、それを支えるスタッフも、生放送が盛り上がるように一緒に楽しんでくれるとても素敵なメンバーです。放送内で笑っているスタッフの声が視聴者代表の笑いに聴こえるのも、そういう理由からかもしれないです。

ひーぷー☆ホップ生放送終了後、笑顔のスタッフたち
生放送終了後、笑顔のスタッフたち

そんなひーぷー☆ホップ、視聴者のみなさんと一緒に15年目も楽しくお届けしていきたいと思います。ラジオみたいなテレビ番組、これからもよろしくお付き合いください!

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