コラム
夏も眠たいらー!睡眠時間を削ってつくる夏のスイートな思い出☆【平良いずみのよんな~よんな~通信】
以前、眠いのを“春の陽気”のせいにしましたが……、夏になってもずっと”眠たいらーーー”と叫んでいる、平良です。生きている中で一番、眠るのが好きです。
朝はいつも、どうか誰も、起こさないでと夢の中で祈っています。
が、しかし……
わが家には、それはそれはキュートで安眠デストロイヤーの息子、6歳がいます。
学校の日は何万回、声を掛けても起きてこないのに、夏休みに入ってからというもの目覚まし時計が鳴る前に、パチッと目を覚まし「起きて―!」と、私の体の上に乗って飛び跳ねています。
う~ん、キュート♡
夏休みの前の日、満面の笑みを浮かべた息子が差し出したのが「ラジオ体操カード」。
受け取って凍り付いた私「まさか、早朝に起きてラジオ体操をする場所に連れてけ―!と叫ばれるのか…」とは、心の声。
平静を装って「どこでやるの?」と聞くと、
「当たり前、家に決まってる!」と自信たっぷりに答える息子。
そう、子どもたちは新たな日常を生きているのです。新型コロナウィルスの感染拡大で、人が集まって体操をするのはNG。みんなで集まってラジオ体操という光景は、今はないのです。
ちょっぴり寂しい気もしますが、ニーブヤーな母は、これでオジさんに間違われてもおかしくないスッピンを晒してラジオ体操に行かなくても良いとホッと胸を撫でおろし、毎朝、息子とテレビ体操をみながら起き抜けに腕をブンブン振り回しているのでした。
短冊に託した願い
新型コロナで当たり前だった日常が当たり前じゃなくなって、3度目の夏。
去年の夏、字を憶えたての息子が七夕の短冊に一生懸命書いていた文字をみて、目のまえがぼやけました。そこに記されていたのはー
「ながれぼし(流れ星)がみたい」
あぁぁぁ、流れ星が見える場所に連れて行ってあげられていない。夏の思い出の場所は近所の公園になっちゃっている…と、そりゃもう切なくなり涙がこぼれました。
そんな昨夏の思い出に浸りながら、今年は何て書いたのか聞いてみました。
すると……
「サンタさんが100万円もってきてくれますように」って書いた、と嬉々として答えてくれました。
……、違う意味で、涙がこぼれました。
う~ん、キュート♡
夏の珍百景
気を取り直して、夏の話に戻します。
皆さんも悩まされていることと思いますが、夏の朝の安眠デストロイヤーといえば、セミさん。
息子と行った近所の公園での写真、目を凝らしてよく見てくださいね。
夏の珍百景!テンテンテンテン♪テレー♪
セミさんの大行列!!!
セミとりに来たはずの息子は「キィ〜」と小さな叫び声をあげて茫然自失。マブヤー(魂)落としたみたいな顔で、「ホンモノは怖いから」と言って、取り放題の抜け殻を山ほど取っていました。マブイぐみをしてるように見えて、これまた珍百景でした。
数日後・・・・・・
昨夏まで色とりどりのお花を水に浸して作る“色水(いろみず)づくり”というステキな遊びにはまっていた息子がこの夏、好奇心を搔き立てられたのは、“セミ水”だったようです。どんな色になるのやら。う~ん、キュ~ト♡
ということで、この夏も睡眠時間を削って、キュートなデストロイヤーとスイートな思い出を作りたいと思っています。
皆さんもステキな夏をお過ごしください!
追伸:七夕に私が願ったのは「良識ある織姫さまと彦星さま、どうか、サンタさんに息子の願いを伝えないでください」ということ。どうか、どうか、ウートートー。
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