コラム
SNSで世界のカルチャーとつながる

時代はWeb3なんだそうです。
コンサートもメタ空間で行われているくらいなので、いずれは沖縄だろうが日本だろうが関係なく、自室にいながらにして世界中の様々なコンテンツを楽しめるようになるでしょう。もうなっているのかもしれない。
メタバースもNFTも仮想通貨もエンタテインメントとの相性がよいはずなので、早めに対応できるよう勉強しておきたいと考えています。
VRゴーグルは入手済なので、いつでもメタバースの世界に行けるのですが、いつでも行けるならあとでもいいやというぐうたらで、まだWeb2の世界にとどまっている状況。
ここ数年でネットを介したエンタメがかなり広がってきていますよね。
コロナ禍のロックダウンで外出制限された時期に、Netflixでドラマを見てAmazon Primeで映画を見てHuluで舞台作品を見ていました。音楽とミュージックビデオはYouTubeで。自由に外出できるようになった今でも、なんとなく継続しています。
アーティストや俳優など演者側もライブ配信や動画制作とオンラインを使った活動が増えていて、いつの間にやらSNSのフォロー数が激増しました(ただ、自分のフォロワー数はあんまり増えていない)。
映画やドラマやミュージックビデオを見て「この人いいな」と思った俳優やアーティストがいたら、Googleで検索するよりも先にFacebookやInstagramで検索してフォローするように習慣が変わりました。
とくに海外の俳優やアーティストの情報が毎日タイムラインに流れてくるのはありがたい。言葉は全然わからないけど写真や動画で日常や新作情報が覗けます。
SNSをきっかけにヒットする曲や人もいるし、SNSを上手に使えるかどうかはかなり重要ポイント。
沖縄で活動する人たちもみんな巧みにSNSを活用しています。
たとえばお笑い芸人で脚本家のけいたりんさんは、YouTubeで「沖縄でよく見かける人」を模写した「沖縄あの人この人」を自らプロデュースして発信しています。

参照:エンターサポート
豊満ボディと昭和歌謡曲カバーで話題のバンド・デラックス×デラックスは、その個性的すぎるルックスを活かしてTikTokでも活躍中。
海辺で歌ったりおいしいものを食べたりと、一見ふつうのことも、100キロ越えの巨漢と派手派手メイクだといろんな意味でダイナミックな映像になって、言葉がいらないから、世界中に広がりそう。

画像:リクエスト楽曲にお応えする『THE FIRST DELUXE』 第12弾は「OCEAN/B’z」をお届け! リクエストはコメント欄で募集中!
元シベリアンスカンクのベースとして活動していたマーサーくんは、バンドをしていた頃にはじめたヤンキーキャラのTikTokがバズって新たなコンテンツを生み出しているようです。
デラックス×デラックス同様、個性的な見た目とわかりやすいキャラは短い動画コンテンツには向いているみたい。

画像:沖縄訛りの喜屋武さん
兄弟ユニットの2☆STAR(ツースター)は、コロナ初期にスタートしたグルメリポートのYouTubeを根気強く続けています。グルメもエンタメのひとつと考えればこれまた秀逸。
実の兄弟だからこそ接触ももちろんできるし、コロナ禍で苦しんでいる飲食店をサポートする意味でもすごく頑張っていて尊敬です。

画像:【沖縄グルメ】フードキッチンカーが大集合!!あれもこれも美味しいもの盛りだくさん!【第一回いすのき通りフェスティバル】前編
そしてわがカンパニーでも最近Twitter、Instagram、Facebookの他にTikTokにも力を入れはじめました。
今秋予定している新作舞台でも、キャストのみなさんの協力で稽古場で写真や動画を撮っています。YouTubeチャンネルはこれから立ち上げる予定です。
いまだに感染が収まらない中で、紙のチラシやポスターを配るのが難しく、チケットの販売も以前ほど活発にはなっていません。だけど、できることをしていかないと。
Web3の前にできることはまだまだあるので、とりあえずはSNSを楽しみながら頑張ってみようと思っています。
次のステップではメタバース上での舞台公演もあるかも。NFTにオンライン配信、ネット決済とやらなきゃいけないこと、覚えなきゃいけないことが満載ですが、周囲の人たちがいろんな工夫をしているのを見ると励みになりますね!
次回は「沖縄のダンスカルチャー」をテーマにお届けします!
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