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OTV報道部

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「ウチナーンチュ大会」“メタバース”空間での交流を体験取材

2022年のウチナーンチュ大会では新型コロナウイルスの影響で来県が叶わなかった人たちなどに大会の雰囲気を感じてもらおうと、オンラインの取り組みにも力をいれた。どのような交流があったのか取材した。

来県が叶わない人のため“メタバース”でも実施

6年ぶりの開催となったウチナーンチュ大会。世界各地の県系人が故郷・沖縄での交流を通して絆を深めた。

盛り上がりをみせたのは「リアル開催」のイベントだけではない。

これは、コンピューター上に構築された仮想空間・メタバースだ。
このなかでは、三線演者の530(ごさまる)さんのライブが発信された。

2022年、オンラインの取り組みを強化した狙いは来県が叶わなかった人に参加してもらうだけではなく、大会を知らない若者にも裾野を広げる狙いがある。

あしびかんぱにーエンタメDX事業部 佐橋直幸 部長
「直接沖縄に来ることができなくてもそういった沖縄の魅力に触れられる第一歩の部分ですね、そういったところをご用意させていただいて。バーチャル上でまずは触れることで実際に沖縄に行ってみたいだったりとか、そういった部分の役目を担えればなと考えています」

国際通りを再現したエリアでは、大会の開会式や閉会式がリアルタイムで大型スクリーンに映し出されていて、メタバースを訪れた人たちと会話したり交流することができる。

いざメタバーズ空間へ 参加者に取材

延総史 記者
「では、VRゴーグルをかぶってウチナーンチュ大会に参加して見たいと思います。」

延総史 記者
「パレード鑑賞はいかがでしたか?」

大会に参加者した方
「いやーすごかったです。正直たくさんの国に移民がいるんだということはなんとなく知っていた程度なんですけど。改めて本当に遠いブラジルとかペルーとかそういうところからあれだけの人数が来るっていう、そのパワーには圧倒されました」

11日間で10万人が来訪 地域活性化に繋がれば

この日の取材では海外のウチナーンチュに会うことはできなかったが、大会と連動したオンラインのイベントOKIVFESには開催期間中11日間で10万人が訪れたということだ。

あしびかんぱにーエンタメDX事業部 佐橋直幸 部長
「イベントが単発で終わるのではなくて沖縄のバーチャル版での伝統行事ですねというような形で発展させて沖縄の地域活性化に繋がるようなところを見越して今後も継続的に展開できればなと考えています。」

5年に1度のウチナーンチュ祭典。
2022年は最新の技術を駆使した仮想空間で交流を楽しむ人々の姿があった。

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