公開日
OTV報道部

OTV報道部

故郷でのライブを終えた三浦大知さんにインタビュー「自分の原点を思い出す時間だった」

歌唱する三浦大知さん(沖縄アクターズスクール大復活祭実行委員会)

10月2日、沖縄コンベンションセンターで開催された沖縄アクターズスクール大復活祭。DA PUMPやMAX、約6年4ヶ月ぶりに再集結したSPEEDなど豪華なアーティストが集結しました。

その中でひときわ大きな歓声を浴びたのが、類まれな歌唱力とダンススキルで和製マイケルジャクソンの異名を持つ三浦大知さん。
プロフェッショナルなダンサーたちに負けないエネルギーで激しい踊りを披露しながら、まったくブレることのない歌声で観客を魅了しました。

ライブ直後の三浦大知さんへ、ファン歴10年以上のOTV植草アナがインタビュー

三浦大知さんのファン歴10年以上の私、植草。
なんと、ライブ直後の三浦さんにインタビューするというファン冥利につきる大役を務めさせていただきました。普段あまり緊張しない性格なのですが、インタビュー時は体や唇が緊張でカチカチに・・・。インタビュアーである私が緊張で固まっている、さらには激しく歌って踊った直後にも関わらず、三浦大知さんは優しい表情と言葉でインタビューに応えて下さいました。

──(植草)久しぶりの地元沖縄でのライブ。会場はファンの皆さんの雰囲気はどう感じましたか?

三浦大知さん
「皆さんのびのびと楽しんでパフォーマンスを見て下さっている方がたくさんいらっしゃったので、アットホームな感じがしてとても楽しかったです。」

──(植草)セットリストの中には激しいダンスが特徴の楽曲「飛行船」がありました。 今回のライブの選曲について意識したことはありますか?

三浦大知さん
「<飛行船>はやりたいなと思っていました。牧野アンナさんのレッスン、ドリームプロジェクトを見て下さった方は特に分かると思うんですが、アクターズスクールで学んだことは、歌とダンスといった技術的なことだけではなくて、マインド、物事に対しての取り組みかたや姿勢、どうすれば人に伝わるのかという部分。表現するときにリミットを外したり、殻を破る、自分の全てをさらけ出すということをアクターズで学んだと思うので、そういった部分が詰まっている楽曲をやりたい、<飛行船>は自分がアクターズで学んだこととリンクすると思って選曲しました」

沖縄アクターズスクール大復活祭実行委員会

※ザ・ドリームステージ
アクターズスクールのメソッド(レッスン方法)を再現し、牧野アンナさんのレッスンを受けたこどもたちが、アクターズスクール大復活祭のステージでパフォーマンスを披露するという特別企画。
三浦大知さんはスペシャルサポーターとして前日リハーサルに駆けつけ、こどもたちとダンスバトルを繰り広げるなど、本番に向けて互いにパワーをぶつけ合いました。

──(植草)ドリームステージに出演した子どもたちのパフォーマンスは舞台袖から見ていたんですか?

三浦大知さん
「はい。始まる前に舞台の両サイドのみんなに「楽しんできてね」と声をかけて、自分のライブが始まるギリギリまで舞台袖で見ていました。」

──(植草)こどもたちのパフォーマンスはどう映りましたか?

三浦大知さん
「みんな緊張していなかったんじゃないかというくらいのびのびとパフォーマンスしていて、みんな素敵な笑顔、とても良い顔をしてパフォーマンスをしていたので自分もそのパワーを貰って頑張ろうと思いました。とても素敵なステージでした。」

──(植草)こどもたちのライブもあり、アクターズスクールの先輩アーティストのライブもあったアクターズスクール大復活祭、三浦さんにとってはどんな時間になりましたか?

三浦大知さん
「B.B WAVESの皆さんのパフォーマンス、ドリームプロジェクトの皆さんのパフォーマンスも、先輩方のパフォーマンスも、自分の原点を思い出す時間だったので、初心に戻った気分でパフォーマンスができました。
初心を思い出して、自分がこの場所で学んだこと、アクターズで学んだことが自分の中でいかに大きなものなのかということにも改めて気づけたし、そこを表現することを大切にこれからもパフォーマンスをしていきたいと思います。」

沖縄テレビ放送「BOOM BOOM」より、ライブの様子 歌唱する三浦大知さんの後ろで先輩のISSAさんが踊る

──(植草)三浦さんは20年前に沖縄テレビで放送していた「BOOM BOOM」にも出演されていました。番組に出演していた時のことは覚えていますか?

三浦大知さん
「毎回緊張していました。笑
たぶんアンナさんの狙いだと思うんですが、ISSA兄ちゃんをはじめ憧れの先輩たちと一緒にレッスンをさせてもらっていて、BOOM BOOMのライブの時はあえて先輩たちが後ろで踊ってくれて、自分が歌を歌うというパフォーマンスも番組の中でさせてもらっていたので、毎回緊張していましたし、先輩達に囲まれながら自分もパフォーマンスしなきゃと思っていました。そこでも学ぶことはたくさんありましたね。」

──(植草)今回、これだけの豪華メンバーが集まって故郷沖縄でライブができたことについてはどう感じています?

三浦大知さん
「小学校に上がるくらいの時にアクターズに出会って、3年くらいでデビューしてFolderというグループで活動し始めて、年数にしてみると短い時間だったのかもしれないんですけど、本当に自分の心にとっても刻まれている時間だなと思います。
その時間を思い出させてもらったのが今日だったと思うし、自分自身歳を重ねて、アクターズで得たものや学んできたこと、自分の音楽人生をパフォーマンスという形で表現できた一日だったと思うので、とても貴重な日だったと思います。
復活祭を実現させるためにアンナさんは大変な日々を過ごしていたと思うので、こういう機会を作ってくれてとても感謝しています。」

歌って、踊る、極上のエンターテイメントで見る人に笑顔とパワーを届け、ファンの青春だけでなく、アーティストの青春も大復活させたアクターズスクール大復活祭。

ライブ取材を通して、三浦大知さんをはじめ卒業アーティストの皆さんに刻まれたアクターズ魂、アクターズスクールという存在の大きさを改めて感じました。

牧野アンナさんは以前のインタビューで、三浦大知さんがドリームプロジェクトのスペシャルサポーターに就任したことについて、「大知の存在でしか子供たちに伝えられないことがたくさんある。野球少年がイチローさんを見て色んなことを感じて憧れるのと同じように誰にも到達できない境地に大知は自分の力で上り詰めたので、早く大知の存在を沖縄のこどもたちにぶつけたい」と話していました。

「自分の原点を思い出した」と話す三浦大知さんが目指すアーティストとしての未来。
そして今回三浦大知さんとエネルギーをぶつけ合ったドリームステージのこどもたちが、三浦大知さんから受け取ったパワーをこれからどう未来に繋げていくのか。

未来が楽しみになる一日でした。

関連記事

植草凛アナウンサー(OTV 沖縄テレビ)のなんでもかんでも日記

夢叶う 三浦大知さんにインタビュー【植草凜の なんでもかんでも日記】

安室奈美恵さん・三浦大知さんなどの数々のスターを輩出した「沖縄アクターズスクール」が大復活祭ライブイベントを開催!

あわせて読みたい記事

HY 366日が月9ドラマに…

あなたへおすすめ!