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まえうみ さきこ

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美人力アップのための寝室づくり♪【住まいコンサルタントまえうみさきこの へや活!で美アンビシャス】

OKITIVE読者のみなさん、こんにちは!
~幸せのカギはお部屋しだい!~
住まい心理コンサルタント まえうみさきこです

「お家にいながら『自然に』美人力がアップする部屋づくり」をつづっています♪

今回フォーカスするのは「美人力アップのための寝室づくり」

そう!寝室といえば睡眠!

美人力の一番のアイテムは「美肌」なコト。

どんなにキレイに飾っても、顔色が悪くて、カサカサなお肌だったら、若い人でも美しく見えません。
逆にお肌が血色良くツヤのある人は、年齢関係なく、イキイキと輝いて美しく見えます。

お肌の状態が悪いと、いくら高価な化粧品を使っても、血色は良くならず、シミやしわを完全に隠すことも難しい。それぐらい、お肌は「美」に影響します。

そして、そのお肌に一番ダイレクトに響くのが「睡眠」

睡眠にまさる美容法はない!と言われるほど、「お肌」と「睡眠」は深い関係。

OKITIVE読者のみなさんも何となく感覚でわかると思いますが、納得して取り組めるよう「お肌」と「睡眠」の関係のメカニズムから説明しますね♪

キーワードは「成長ホルモン」と「メラトニン」

私たちの肌は、約6週間で入れ替わります。
これをターンオーバーと言います。

ターンオーバーが最も活発になるのは、睡眠中。
特にノンレム睡眠(深い睡眠)中に分泌される「成長ホルモン」はターンオーバーを促します。

この「成長ホルモン」は、入眠後3時間までに多く分泌されるんです。
そのため、睡眠不足になるとこのターンオーバーが上手くいかなくなっちゃう。

もう一つのホルモン「メラトニン」
夜になると、脳の松果体(しょうかたい)という場所から「メラトニン」というホルモンが分泌されます。

このメラトニンは「睡眠ホルモン」と呼ばれ、眠気をもよおすとともに「成長ホルモン」の分泌を促す働きがあります。

また、この「メラトニン」には強力な「抗酸化作用」があるんです!

抗酸化作用とは、「老化を促進させる活性化酵素を抑える働き」のこと。
「メラトニン」をしっかりと分泌させるには、規則正しい睡眠時間を確保することが大切なんです。

「睡眠」と「美容」の関係について、こんな実験があります。
(イギリスの寝具メーカーBensons for Beds社の実験)

同じ人に毎日8時間の睡眠と、6時間の睡眠を同じ日数とってもらい、肌の状態や精神状態などを調べる実験をしました。

その結果、、、

8時間睡眠を数日間続けた後、6時間睡眠の日を続けると、しわが45%、しみが13%増えていたそう!ひゃー!

睡眠時間が短くなるだけで、肌にダメージがあると実証されました。
睡眠、マジ大事よー!

さらに、この実験ではメンタル面でも、睡眠時間が8時間から6時間に減ると、参加者の33%が落ち込みを感じたそう。
つまり、睡眠時間が短くなるほど、卑屈になったりマイナス思考になりやすくなるということ。

美人力アップのモチベーションも睡眠不足が原因で、下がっちゃうという訳。
睡眠はエステや高価な化粧品なんかよりも、やっぱり一番効果がある!
しかもタダの美容法!やらない手はないですよね!

睡眠をとる際のポイント

睡眠は必要だからと言って、ただ長く眠ればいいというわけではないんです。
「睡眠の質」というものを良く知っておかないといけない。

「成長ホルモン」はノンレム睡眠(深い睡眠)中に分泌がさかんになり、睡眠後3時間ほどが、最も眠りが深くなります。
つまり、最低でも4時間は連続して眠り続け、ノンレム睡眠に入ることが重要なんです。
入眠後、素早く深い睡眠に入れるかがカギとなってきます。睡眠の質をいかに高められるかが重要です。

睡眠の質を高めるために、習慣としてやること

その質を高めるためには、以下6つの習慣を心がけましょう。

・毎日同じ時間に起きて、同じ時間にベットに入ることを心がける

・午前中に太陽光を浴びて、メラトニンの夜の分泌を活発にすること

・寝る前にベットの中でスマホを見ない(スマホから出るブルーライトは逆にメラトニンの分泌を抑制しちゃいます)

・入浴はベットに入る1時間前に済ませること(ぬるめのお風呂に20分程度かけて入ると副交感神経が活発になり眠くなりやすい)

・休日にダラダラと寝続けないこと(体内時計がくるって睡眠の質が悪くなります)

・深く眠りやすいリラックスできる寝室の環境や寝具を整えること

深く眠りやすい寝室のつくり方

深い睡眠はもちろん、寝室の環境づくりも大切!
ポイントはずばり!「いかに心と身体がリラックスできる空間をつくるか!」

リラックスできる空間として、参考になるのは、あなたが訪れたことのある「いいなあ」と思ったホテルや旅館です。ぜひ思い出してみながら以下のポイントを読んでみてくださいね♪ きっと理解しやすいはずです。

訪れたホテルや旅館、いいなと思ったら写真を撮っとこう♪

心と身体がリラックスできる空間をつくる7か条

その1  いかに寝るためだけの空間にできるか

寝室は寝るためだけの専用の空間にすると、気分を切り替えてリラックスできます。
在宅ワークなど、寝室にデスクを置きたい場合もあるかもしれません。その場合はパーティションなどでしっかり仕切りましょう。

ベットと机の間に仕切りをつけよう♪

その2  騒音がなく、心地よい音を保つ

眠気に必要な「メラトニン」を促すためには、音も重要。できるだけトイレや浴室の水音が響かない位置にレイアウトしましょう。

その3  快適な室温と空気環境

寝室に理想的な温度は夏は25℃、冬は15℃~18℃と言われています。
あと、ホコリや臭いが少ない快適な空気環境を保つのも大切。ほこりがあると咳き込んだりして起きたり、臭いもリラックスには邪魔ですよね。

窓側の配置も夏や冬で熱や冷気で不快になりそうなら避ける配置を。
もし、寝室のスペースに余裕があれば、ベットは部屋の中央に置き、両脇にサイドテーブルとランプを配置するとバランスよくレイアウトできます。

その4  光の刺激を避ける

寝室が明るすぎるのはNG。眠気に必要な「メラトニン」の分泌を促す明るさは、500ルクス以下と言われています。
日常的に使用している明かりより、やや控えめな明るさを。

電球の色は、白よりも白熱灯の温かみのある光の方が空間が柔らかくなり、リラックスできます。
電球が直接見えると刺激により脳が覚醒するので、シェードなどで電球がおおわれているタイプの照明や間接照明がおススメ。

朝には朝日が入る部屋ならすっきり目覚められます。
朝日が少しづつ入ってくるような部屋を寝室にしたり、光で起こしてくれる目覚まし時計もあります。ゆっくり光でおこしてくれるのがポイント。

電球が見えないようにカバーのあるものを

その5  目から入る情報を落ち着かせる

壁の色味やインテリアは温かみのある落ち着いたカラーをチョイスしましょう。
落ち着いた雰囲気のベージュやブラウン、リラックス効果のあるグリーンなどがおススメです。

エメラルドグリーンとダークブラウンの大人な空間

その6  リラックスできる香りを取り入れる

リラックスや安眠につながるのはラベンダーやカモミール、イランイラン、シダーウッドなどがあります。

その7  肌に触れるものは低刺激にしてリラックス

ぐっすり眠るためには寝具選びも大切です。かけ布団、敷き布団、シーツは通気性よく汗を吸い取る吸湿性が高いものを選ぶこと。
冬には保温性、夏には放熱性の高いものと、自分にとって心地よさを追求しよう。

パジャマも重要です。通気性・吸湿性に優れた素材を意識すると、快適な肌触りのまま、朝を迎えることができ、質の良い睡眠につながります。

いかがでしたか?

お肌と睡眠の関係、質の高い睡眠のための習慣や寝室づくり、ぜひチャレンジして美肌をつくって、キープしていきましょう♪

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