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牛肉がゴロゴロ入った「牛汁」を堪能する「しるざんまい」(南風原町)
目次
アゲアゲめし、今回のテーマは「汁物」。紹介するのは南風原町津嘉山にある「しるざんまい」。名前のとおり汁物がメインのお店で、豊富なメニューがそろっている。

長時間かけ柔らかく煮込まれた「牛汁」

「牛汁」です

でました!「牛汁」!
いい香りがしますよ

いいね、いい感じ
牛汁(1,200円・税込)

サイコロステーキみたいな牛肉が入った「牛汁」。どんぶりに小松菜とニラを入れ、そこに大きめの牛肉をゴロゴロと。そしてスープもたっぷり。
まずはスープから


わあ、おいしい!

おいしい!

なんだろね、おじさんみたいになっちゃいますね(笑)

本物のおじさんもおいしいと思っている

あははは(笑)


あのね、口にスーッと入っていくんですけど、その後に牛汁らしい旨味が

旨味が出てくるね

こちらのスープのおダシは?

牛すね肉とカツオダシから取っています

これだけ深みがあるんで、時間かかりそうですけど

毎回、だいたい5時間ぐらいは炊いていますね

5時間!

牛すね肉は5時間炊いて旨味とコクを出し、さらにカツオダシを加えて旨味と香りをプラス。のどをスーと通っていくやさしい味わい。
味付けの秘密

イメージしている牛汁よりもやさしめ
これはどういう味付けになっているんですか?

味付けは宮古みそと、あとちょっと甘みの強い料理酒を使っています

宮古みそとは思わなかった!
宮古みそって癖もあったりするんですけど、料理酒の甘めが効いているのか

うまい組み合わせなんですね

宮古みそは牛肉の風味に負けないコクと深い味わいがあって、そこに甘味が強めの調理酒を使うことでまろやかな味わいに。
牛肉のお味は?

“とようま”です

相当お肉が柔らかく仕上がっていますね


もうお肉の味がハンパないですね
強いねお肉の味

このお肉の部位っていうのは?

牛すね肉になっていますね

牛すね肉、じゃおダシとったお肉と一緒?

はい一緒です


おダシをとったお肉をこちらにも使っている?

そうです

おダシ全部とっても旨味を残すんだね
すごいですね
ダシは取っているけど、そのダシにカツオダシで煮込んでいるので旨味が戻っている。大きめにカットしているから食べ応えもある。
ごはんと一緒に

たまんねー!
おいしすぎる!

もうやばいね

ごはんにも合うわ!

これはごはんが進むこと間違いなし。ニンニクがついてくるので、さらにスタミナをつけたい人はプラスして。
トゥルントゥルンの中身が絶品「中身汁」

はい、きました中身汁!
この中味汁の香りをかぐと、お祝い事かなと思いますね

ほんとね(笑)
中身汁(800円・税込)

沖縄のお祝い事には欠かせない中身汁。こちらも具だくさんでスープもたっぷり。
まずはスープから

めちゃくちゃおいしい!
スープもすっきりとして飲みやすいです
おダシは何から取られているんですか?

カツオダシがベースですね

味付けとかは?

味付けはしょうゆ、あとさっきと同じ甘味の強い料理酒を使っています

ダシはカツオ節と中身、そして具材のしいたけからも旨味が出ている。味付けはしょうゆと甘めが強めの調理酒。やさしい甘さがあって旨味もたっぷり。これはホッとする味わい。
続いて中身を

トゥルントゥルン!

ほんとに!


柔らかいという言葉じゃないよね、なんかもうトゥルントゥルンだね
どうやって出すんですか?

やっぱり長時間炊くのがポイントですかね

私もけっこう圧力なべとか使って柔らかくやってみるけど、なかなかこのトゥルントゥルンにはならないです

これは圧力なべを使ってない?

使ってないです

じっくり煮込んだ中身は柔らかいを通り越してトゥルントゥルン。下処理もしっかりしているので、くさみがなく旨味だけが残っている。ショウガもついてくるのでお好みでどうぞ。ごはんがすすむ「牛汁」と「中身汁」。これはどちらもおすすめ。
「しるざんまい」の汁物は持ち帰りもできるので、こちらもぜひご利用を。
Information

- しるざんまい
おいしい「汁物」、ごちそうさまでした。
- 住所
- 〒901-1117 沖縄県南風原町津嘉山576
- 電話番号
- 080-4286-4631
- 営業時間
- 11時~21時
- 定休日
- 水曜日
- 駐車場
- あり
- カード
- 不可
- 電子マネー
- 不可
- URL・SNS
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