魚好きが満足する海産物料理の老舗「海鮮料理 浜の家」（恩納村）

アゲアゲめし、今回のテーマは「汁物」。紹介するのは恩納村仲泊、産直市場 「おんなの駅 なかゆくい市場」近くにある「浜の家」。創業40年以上の老舗でおいしい海産物料理を求めて、地元客はもちろん観光客も詰めかける。

魚のダシがたっぷりはいった「頭汁定食」

これは魚の「頭汁」ですね

おお！「頭汁」！
私、初めて飲むかもしれないです

頭汁定食（1,320円・税込）
（魚の種類は日によって変わります）

魚は魚でも頭だけを使ったその名も「頭汁」。今回は高級魚の一つアカマチの頭を。厨房（ちゅうぼう）をのぞくと、鍋の中に頭と大きめの豆腐がドーン。それをダシ汁でアクを取りながら煮ていく。味付けはおみそ。

途中で味を見ながらみそを追加し味を整えていく。魚の芯まで火が通ったら完成。この鍋のままお客さんの前に。

まずはスープから

すごく上品なお味ですね

お魚のおダシもいい感じ

頭だけでこんなにおダシが出るんですか？

これは頭だけではなくて、刺身で残した骨の部分を6時間かけてじっくりとダシを取っています

6時間もかけるんですか！

刺身で使ったいろいろな魚の中骨を鍋に入れ、6時間かけてじっくり煮込みダシをとる。これが旨味たっぷりで深い味わいを演出。そして味付けのおみそもいい。

味付けのおみそ

そうですね
色んなみそを試したんですけど、那覇の玉那覇味噌醤油さんの「首里みそ」を使っております

ああ！有名ですよね

おみそは沖縄の老舗、玉那覇味噌醤油の「首里みそ」。コクと風味があって魚のおいしさを引き立ててくれるそう。

魚の頭をいただきます

ツウなお客さんはしゃぶりつくように食べる人もいますね
頭の上の部分がおいしいっていわれてますね

ほんとですか！

まじか！

うめえ！

結構、脂身がしっかりとしていますね

そうですね
アカマチは脂身が強い魚なんで

おいしい！

日によって魚が変わるけど、今回は幸運にも高級魚のアカマチ。脂がのっていてしっかりと旨味もある。これにはみその風味がよく合う。

ごはんと一緒に

レンゲにごはんをのせてスープに浸していただきます。

うまい！合う！

何だろうな
ホッとするんだよなぁ

お米とみその国に生まれてよかったね

よかったよ
本当に日本に生まれてよかったなって思う

合うね

合う！

みその風味と魚の旨味そしてごはんの甘味。この組み合わせは日本に生まれて良かったなと思えるおいしさ。仕入れによっては魚が変わる「頭汁」。魚によって風味も変わるので何回来ても楽しめる。

海ぶどうと鮮魚が山盛り「海鮮丼」

「海鮮丼」になります

「海鮮丼」！
海鮮の宝石箱や～！

おいおいおい！
誰かのコメントだね(笑)

海鮮丼（2,200円・税込）
（魚の種類は日によって変わります）

アカマチ、イラブチャー、マグロ、シマダコ、甘エビと高級食材を使った「海鮮丼」。

まずは何から？

やっぱり恩納村といえば海ぶどうですよね

海ぶどう！

魚っていいたいんですけど
海ぶどうを先にいっておかないと組合長に怒られるので(笑)

あははは(笑)

海ぶどう、なんか生き生きしていますよ！いただきます！

すごくおいしい！

このプチプチ感ね、やっぱり地元の海ぶどうですから、ほんと新鮮ですね

恩納村の海ぶどうはプチプチ感や風味も格別。ほんのりと塩味があって単体でもごはんのおかずにできるほど。

続いてアカマチを

皮目のコリコリ感と身の柔らかさすごいね

ほんとですね
この皮目って何かやっていたりするんですか？

これは湯引きっていうんですけど、上からお湯をかけてやるとこういう綺麗な皮目が出てきますね

そうなんですね！

皮の部分を湯引きしているので、ギュッとしまってコリコリ感がアップ。脂ものっているので、かめばかむほど旨味が出てくるのもいい。

ごはんと一緒に

合いますね
ごはんは酢飯？

酢飯を使っています

酢飯の味もしっかりとしていますね

沖縄の人はお酢が好きなので、ちょっと強めにしています

酢飯はちょっとお酢を強めに。これが魚の甘さを引き立ててくれる。こちらも仕入れによって魚が変わるけど新鮮で食感や風味がいい。いろいろな小鉢もついてくるので大満足の一品。紹介した2つの料理、恩納村まで足を伸ばしてでも味わう価値あり。

Information

海鮮料理 浜の家

おいしい「汁物」、ごちそうさまでした。

住所

〒904-0415 沖縄県恩納村仲泊2097

電話番号

098-965-0870

営業時間

11時～22時（L.O.20時）

定休日

なし

駐車場

あり

カード

可

電子マネー

可

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