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カレー粉の風味が生きるなつかしの黄色いカツカレー「上原ぜんざい」（沖縄市）
目次
アゲアゲめし、今回のテーマは「カツカレー」。紹介するのは沖縄市諸見里にある「上原ぜんざい」。もともとはぜんざい専門店だけど沖縄そばも充実。そしてカツカレーもある。
なつかしい昔ながらの黄色い「かつカレー」
この黄色い感じね！
これがもう昔ながらのカレーですよ！
これですよ！
かつカレー（1,000円・税込）
こちらのカレーは昔ながらの黄色いカレー。まずは玉ネギ、ニンジン、ピーマンなどの野菜を炒め、ある程度火が通ったら豚バラ肉を入れてさらに炒める。豚肉に火が通ったらカレー粉を入れる。
全体になじんだらスープを注ぎ、バターできつね色になるまで炒めた小麦粉を入れとろみをつける。これをごはんにかけてトンカツをのせたら完成。
まずはカレーから
間違いないやつ！
あーうまい！
おいしい！
黄色いカレーでもお店によって味が変わってくると思うんですけど、こちらは味がすごく濃厚ですね
食堂だとそばダシとか使っていたりしますけど、こちらもそうですか？
おそばのダシも兼用して、このダシ汁を使いますね
カツオが少し入っています
旨味がしっかりしているね
そばダシを使うからこそこの旨味というか、味もやっぱしっかりしていますしね
こちらのカレーはとにかく旨味が濃厚。途中で入れたスープは豚骨と鶏ガラ、そしてカツオ節でダシを取っていて旨味たっぷり。これは沖縄そばにも使っているそう。
カレー粉自体はどこで入れるんですか？
野菜を炒めた後にカレー粉を入れて、さらにちょっと炒めて、これにダシ汁を入れて、あとルーでのばします
そういう作り方なんですか！
じゃあ、注文が入ってから
そうですね、1人前を
あらっ！
作り置きではない？
はい
寸胴鍋に入っているものだと思ってた
思っていましたね
続いてはトンカツを
トンカツうまい！
おいしいですね！
味がしっかりとしているわ
下味をつけているんですか？
塩コショウした、普通のトンカツです
塩コショウだけですか？
あと、少しニンニクが入ります
やっぱり！
ニンニク入っていますね
豚肉はAロースを使っているので柔らかい。下味に塩コショウとニンニクを使っていて、いわゆる食堂のトンカツ。これが黄色いカレーによく合う。
もともとカツカレーはあったんですか？
ないですね
お客さんの要望で追加しました
いいお客さん、ありがとうございます！
ありがとうございます(笑)
お客さんの要望で生まれたカツカレーは、昔ながらの味わいでホッとするおいしさ。
生の中身から下ごしらえした「中味そば」
「中味そば」です
うわー！うれしい！
中味そば（800円・税込）
こちらは「中味そば」。まずは1分間しっかりと麺を茹でる。茹で上がったらどんぶりに入れ、中身汁をたっぷりと。ネギとショウガをのせたら完成。
まずはスープから
ああ、いいですねー！
おいしい！
おダシが口に広がっていく感じがたまらないですね
深みがある
中身のおダシっていうのは、そばダシからですか？
おそばの味付けとはまた違ってカツオベースです
豚骨と鶏ガラを使うそばダシとは違い、こちらはカツオダシがベース。そこに中身やシイタケの旨味が入るからコクがある。
続いて中身を
柔らかい！
うわ！これなんかもう！
すごく丁寧なお仕事していますね
大変じゃないですか？下ごしらえ
生の中身からやっていますからね
生からですか！
調理されたものじゃなく？
じゃなくて
こりゃ大変だ
もう大量にとかですか？
はい
丁寧に下処理をしているのでくさみがなく柔らかい。じっくり煮込んでいるので味もしっかりしみ込んでいる。ぷるぷるの食感もたまらない。
続いて麺を
あらうまい！
めちゃくちゃツルツル入ってくる麺ですね
知念製麺です
もう、のどごしがいいんですよね
麺を茹でて少しラードでからめています
そんな技も入れているわけですね
すごい！すごいね！
ですね！
麺は知念製麺所のちぢれ麺。茹で上がってからラードを少しからめているので、つるつるとしたのどごしに。しっかり茹でているのでもちもちとした食感もいい。旨味たっぷりの黄色いカレーを使った「カツカレー」と「中味そば」。がっつりいきたい人は2つとも食べてみては？
Information
- 上原ぜんざい
おいしい「カツカレー」、ごちそうさまでした。
- 住所
- 〒904-0032 沖縄県沖縄市諸見里2-2-2
- 電話番号
- 080-6491-4890
- 営業時間
- 11時～18時
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 駐車場
- あり（2台）
- カード
- 不可
- 電子マネー
- 不可
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