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真栄城 潤一

真栄城 潤一

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕! 世界進出視野に新時代のスター育成を本格始動

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕
初ステージでパフォーマンスするB.B.WAVES jr.

沖縄アクターズスクールが“再始動”した。6月4日、那覇市の那覇文化芸術劇場なはーと小劇場で開校記者会見と、新生スクールの1期生となる49人の「B.B.WAVES jr.」のお披露目会が開かれた。COO兼プロデューサーの牧野アンナさんは「沖縄の代表として最高の結果を残していけるよう頑張りたいです」と宣言。大躍進しているK-POPを例にあげながら、アジア、そして世界へ進出するビジョンを掲げた。
また、サプライズとして7月から沖縄テレビでレギュラー番組『アクターズTune!』の放送が開始すること、そして11月19日に沖縄市民会館でB.B.WAVES jr.の1stライブ開催が決まったことも発表。沖縄から新たなエンタメの波を起こすための本格始動を印象付けた。

子どもたちの才能を信じ、自分の表現を作り上げる

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕
新生アクターズスクールについて説明する牧野アンナさん

「アクターズスクール第二章開幕」

会見冒頭のオープニングムービーの後、スクリーンにこのフレーズが映し出された。映像では昨年開催された「アクターズスクール大復活祭」でMAXやDA PUMP、そして三浦大知さんらそうそうたる出演メンバーに後押しされたことをきっかけに、アンナさんが再始動に向けて「やるからには最大限の結果を残したい」という思いで動き出した経緯が語られた。

新体制スクールが動き出すにあたり、アンナさんが説明した特徴は大きく2つ。先ず1つ目は、レッスン料無料。スクールに入校できるのはオーディション合格者のみという点では、ハードルは高くなるが「入校=B.B.WAVESとしてデビュー」という図式になる。運営は協賛企業からの支援を受ける形で行うという。

そして2つ目は、育成のみならず芸能活動のマネジメントも含めたプロダクション機能も担うこと。オーディションに合格してB.B.WAVES jr.に所属、レッスンを積んでB.B.WAVESに昇格すると芸能活動をスタートする、という一連の流れ全体のサポートや環境づくりも担う。

「アクターズスクールはスターを作るための世界で唯一のスクールです。子どもたちの才能を信じて、自分で自分の表現を作り上げるための環境を整えて『なるべく教えない』ことをメソッドの1つとします。誰でも世界に情報を発信できるようになり、K-Popも躍進している今、先ずはMade in Japanでアジアで勝負して、そこから狙うはグラミー。とにかくチャレンジします!」(アンナさん)

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕
運営を担う「最強のプロジェクトチーム」の面々

また、アンナさんは「信頼できる最強のプロジェクトチーム」として、スクール運営に携わるスタッフも紹介。代表取締役CEOを務め、アンナさんの兄でもある牧野彰宏さんは「今日のこの日をスタートとして、今ここにいる人たちが歴史の目撃者になれるように全力でアンナをサポートします。沖縄の子どもたちの才能には驚かされました。沖縄で夢に向かって頑張れる状況を作っていきたいです」と語った。

そして育成チームには、26年前にB.B.WAVESとしても活動し、全盛期のアクターズスクールでインストラクターを務めていた高良舞子さん、喜瀬健さんをパフォーマンスディレクターとして迎える。さらに、卒業生サポーターとしてMAX、島袋寛子さん、ISSAさん、三浦大知さん、知念里奈さんが名を連ねている。

フレッシュな可能性を見せつけたB.B.WAVES jr.

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕
フレッシュな歌声とダンスで会場を沸かせた

新生スクールの説明が終わると、会場が暗転。応募総数445人の中から選ばれた49人のB.B.WAVES jr.のパフォーマンスが始まった。4月に行われたオーディションでの課題曲、Adoの「私は最強」が流れ出すと、ソロでスポットライトを浴びた12歳のNeilさんが伸びやかな歌声を響かせる。
リズム・セクションが入ったタイミングで他のメンバーもステージに登場し、弾けるようなフレッシュなエネルギーが溢れるダンスと歌声を次々と披露。楽曲終盤に差し掛かると、メンバーの半数が客席通路にも展開し、元気と笑顔で会場を満たした。

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕
客席にもなだれ込んで熱気をダイレクトに伝える
沖縄アクターズスクール“第二章”開幕
世代を超えたダンスバトルで大盛り上がり

曲が終わり、メンバーが決めポーズでフィニッシュすると大きな拍手が沸き起こり、B.B.WAVES jr.が初めてのステージを終えた。
その後、メンバー全員の自己紹介を経て、パフォーマンスディレクターの喜瀬さんがjr.の崎山清翔さんに歩み寄り、世代を超えた握手を交わした刹那、再び会場にビートが鳴り出してにわかにダンス・バトルが始まる。新旧B.B.WAVESの熱い闘いに指笛と拍手が沸き起こり、会場は大いに盛り上がった。

沖縄アクターズスクール“第二章”開幕

最後はメンバーを代表して松原球美さんがあいさつした。「私たちは世界という目標を掲げ、沖縄から世界中の皆さんを笑顔にして、私たちだけの魅力、輝きを見出して世界で活躍するB.B.WAVESになれるように精進いたします。これからも応援よろしくお願いします!」と力強い言葉で締めくくった。

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