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サッカーの審判のおはなし【崎山一葉の”12”がつながるスタジアム】<FC琉球応援企画>
サッカーの審判について
今回はサッカーの審判についてのおはなし。
じつは私、サッカー審判4級のライセンスを持っていて毎年更新しています。
ライセンスを保持することで審判をするという本来の目的のほかに、サッカーのおもしろさに出会えているのでご紹介します♪
どのスポーツ競技にも審判は必要不可欠です。審判は、一定の規則に従い判定を行います。
たとえば日本のプロ野球では球審と塁審の4人の審判員がいて、卓球は主審と副審の2人の審判員、プロバスケットボールでは2〜3人制(FIBA主催の国際大会やNBAは3人制)が採用されているようです。
では、サッカーはどうでしょう?
通常の試合では主審1人、副審2人で行われることが多いです。
主審は、ピッチ内で選手に1番近い距離で判定を行い、唯一ホイッスルを吹くことができます。
副審はフィールドのタッチライン両サイドに1名ずつ配置され、どちらがボールを出したか、またオフサイドの判定など、主審のサポートを担います。
第4の審判員
Jリーグではそのほかに、競技会規定に基づいて任命される第4の審判員がいるのをご存知でしたか?
選手交代の手続きやユニフォーム・スパイク、危険物がないかなどの確認をし、交代のタイミングで背番号を記入したボードを掲げたり、アディショナルタイムをボードで掲げます。
現在、私はFC琉球のホーム戦では試合後に選手のみなさんの声を聞くインタビュアーの仕事のほかにも、試合中に第4の審判員に届く公式判定を中継のチーフに伝えるという役割も務めているので、毎試合ピッチの審判の近くで観ていますが審判員の方々は、正確に判定を伝聞するために常に神経を張り巡らせています。
審判の強力なアシスタント「VAR」
さらに、J1リーグや国際大会ではVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を配置する場合があります。
VARは映像を介して、主審をサポートします。
例えば、得点として認められるプレーかや、PKかどうか、一発レッドカードに値するかどうかなど、重大な見逃しやミスが無いようにサポートするのです。
新しい記憶としては、W杯で話題となった”三苫の1mm”です。
人の目では、ボールがラインを割っている(線から出た)ように見えても、球体がライン上に残っていればプレー続行が認められ、かつその後決まったゴール判定を左右するという重大な場面でした。
W杯の場合は、VARに加えボールにも内蔵チップが埋め込まれていてその判定を支えたそうです。
正確には1.88mmインラインだという数値も、後に出ていました。笑
このように、1つの試合を支えるために「集中力」が求められる審判のお仕事ですが、さらに「体力」も求められます。
目視で判定するため、ボールが進む方向へなるべく近くへと走り続けます。
試合の状況によっては、90分間、選手以上に長い距離を走っている場合もあります。
ですので、審判のみなさんは試合前には準備運動や走り込みなどを行っています。
このように審判も入念な準備を重ねて試合に臨んでいることを踏まえ、試合を観ていただけると、推しの審判が見つかるかもしれません♪
ライセンスを保持することで試合の見かたが変わる?
ところで、私ははじめにサッカー審判4級ライセンスを取得しているといいましたが、4級では出場できる試合が限られています。
しかし、サッカーのルールを1から学ぶことが出来ます。
シーズンごとに細かな変更がたびたびあるルールも、しっかり追うことができるので、私は勉強として毎年試験を受けています。
試験会場では、12歳から取得が可能なので学生さんも多くいます。
プレーする側、マネージャー側どの立場のみささんも懸命に学んでいる空間に、私も混ざって青春を感じています!
審判をとおして、いろんな角度からサッカーを楽しめています✨
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