U18リーグ開幕！目指すは日本一！キングスU18与那嶺HCインタビュー【長嶺花菜のキングス女子部】＜琉球ゴールデンキングス応援企画＞

暑中お見舞い申し上げます。

毎日暑い日が続いていますが、キングスファンのみなさん、お元気ですか？
Bリーグのオフシーズンはどうお過ごしでしょうか。

10月の開幕戦まで、ただいま充電中のキングス女子、長嶺花菜です。とご挨拶させて頂きたいところですが…
オフシーズン関係なく忙しいのがキングスファンですよね！

私は、選手のSNSやキングスファンのTweetのチェック、週1で沖縄アリーナに通いキングスグッズ収集、毎週金曜日に配信されるバスケットライブの視聴、月刊バスケットボールを熟読、キングス女子との昼食会など、オフシーズンも「推しごと」しています！

そして8月には、バスケファン待望の世界最高峰のバスケットの祭典「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が、いよいよ8月25日から沖縄で開催！開幕まで1カ月を切りました。いまから待ち遠しくてたまりません。
2023年のオフシーズンはすごいスピードで駆け抜けていきそうです！

持つべきものはキングス女子♪お世話になってます！

いま私は、日ごろお世話になっている方々に暑中見舞いはがきを書いています。
ハガキのデザインは、なんと！「キングス女子Summerバージョン」
今回、キングスファンの道代さんにお願いして描いていただきました！

ゴーディーと私の2ショットに、大好きな今帰仁スイカ、東村のゴールドバレル！

私の推しが盛りだくさん！
1枚1枚、メッセ―ジを書くのがとても楽しくなります。

道代さんのおかげで、はがきが届いた方から大好評でした♪
すごく素敵に仕上げていただきありがとうございます。

道代さんには、これまでにもコー選手との2ショットのイラストや、私出演の4コマ漫画も描いていただきました。

キングスU18期待の選手たち

オフシーズンの期間に目が離せない試合。

それがキングスU18の今シーズンの開幕となるリーグ戦「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2023」

今回で3回目を迎えるこの大会は、全国にある35クラブのU18チームが北・東・西・南の4地区に分かれて試合を行います。

そして、各地区の上位2チームが「BリーグU18 ELITE 8 LEAGUE 2023」への出場権を獲得！「ELITE8」や「B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP」で日本一を目指します！

2023年6月24日と25日、「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2023」の3試合が沖縄市体育館で開催されました。

会場には、チームユニフォームで観戦している小・中学校の子どもたちやキングスTシャツを着たキングスファンの姿もあり、たくさんの方が応援に駆けつけていました。
キングスU18の注目度は高く、熱い視線が注がれます！

初戦の琉球ゴールデンキングスU18 VS 島根スサノオマジックU18 の試合では、144―19 と圧倒的な点差で勝利したキングスU18。

ボールへの執着心やディフェンスの粘り強さを前面にだしたプレーで、キングスファンからも「さすがトップチーム譲りのディフェンス！」と称賛の声！！
選手同士、声を掛け合いながら冷静なプレーが光っていました。

開幕から3連勝を飾ったキングスU18。
試合後、となりで応援していた小学生の男の子が「須藤選手だ！サインもらいたかったなぁ～」と、憧れのまなざしで選手たちを見つめる姿にほっこり♡

試合のたびにたくましく成長していくU18の選手たち。
近い将来トップチームで大活躍する日が、いまから楽しみです！

キングスU18与那嶺HCにインタビュー

【主なキングスでのプロフィール】
出身校：県立北中城高校/日本体育大学
2009―2013の4シーズンにわたり琉球ゴールデンキングスポイントガード、キャプテンとしてチームを牽引。
2011―2012シーズンにはキングスbjリーグ3度目の優勝の立役者として活躍
2021年から琉球ゴールデンキングスU18ヘッドコーチ就任。

プロになる覚悟で挑む選手たち

―――キングスU18は、どんなチームですか？

与那嶺HC　
「明るくて元気な選手がそろっている個性溢れる集団です。
バスケットセンスがある子もいれば、身長があって、ボールのハンドリング力がある選手もいる。多才な選手ばかりです。
でも1番は、何よりもバスケットボールが好きというのを感じます。
練習がしんどいだろうなぁと思って休憩を入れると、選手たちは休憩せずにシュートを打ったり、1対1をしたりと練習を続けています。
そういう姿を見ると余計な心配をしたなと思うことがあります笑
彼らは本当にバスケットが好きなんだと感じますよ。やらされているのではなく、自分たちからやる。これが重要です。」

長嶺花菜
「以前、U18の選手にお話しをうかがったことがありますが「トップリーグで活躍できる選手になりたい」、「世界を舞台に活躍できるプレーヤーになりたい」と選手一人ひとりの目標が明確でした。日ごろから何をしなければいけないのか、自分たちで考えて練習に取り組んでいるんですね！」

一戦一戦が選手たちの成長に繋がる

―――先日の「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2023」の3連勝を振り返っていかがですか？

与那嶺HC　
「3連勝で終えたことはなにより嬉しいです。キングスU18が強いというより、他県はBリーグU18の環境がまだ整っていません。一方的な試合展開のなか、どういう風な勝ち方をするのかを追い求めていました。やはり点差が開くと、このくらいでいいやと慢心がでたりします。でもひさしぶりに大勢の観客がいて、見ている人に何を届けられるかに重点を置いて選手に求め続けていました。
例えば、ボールを最後まで追いかける。一生懸命ディフェンスをする。良いプレーをした、もしくは、ミスをした選手に対してもハイタッチをする。転倒してしまった選手に駆け寄って引き起こすなど、そういうことを選手たちが心がけてくれました。」

試合を通して伝えたいこと

与那嶺HC　
「キングスU18のプレーを見ていたミニバスの関係者から『これは僕らの学校でも取り入れることができます。』と嬉しいお言葉を頂きました。能力が高い選手でも、一つのチームとして基本的なことをどれだけ出来ているかが大切です。2021年にU18が発足して、今年3年目を迎えますが、着実にいいチームのカルチャーが作られつつあります。勝つだけではなく、どういう勝ちかたをするのか。どういう届け方をするのか。バスケを楽しんでいる姿や、ルーズボールを追いかける姿、ミスをしても前向きに行動をしている姿を見て、バスケをやっている子どもたちのモチベーションの一つにしてほしい。その姿勢がU18の試合を通して届けられたのは嬉しいです。」

長嶺花菜
「試合中、得点が決まるたびに選手たちが一斉に立ち上がってガッツポーズをしたり、拍手を送ったり、ベンチも盛り上がっていましたね！
『ベンチが元気！ワシャワシャしている！キングス譲りのベンチの盛り上がりだ！』とキングスファンも興奮していましたよ。
こういうシーンがキングスファンにはたまらないんです。」

与那嶺HC　
「ベンチの雰囲気にほっこりしますよね。試合中はチームの雰囲気づくりのため、選手たちみずからコミュニケーションを取ることを意識しています。」

強度の高いディフェンスとハードワーク、万全の準備をしてアウェーに臨みたい。

――――今後の目標を教えてください。

与那嶺HC
　「キングスのトップチームが日本一に輝いたので、かんたんなことではないですが、チームの目標はユースチームでも日本一の目標を掲げて進んでいきたいです。
U18の指導では、良いプレーには称賛することを心がけています。少し緩んでいるなと感じたら『出来ていない』と言うより、『まだできるよ！』と背中を押す言葉をかけるように意識しています。自分の価値観だけで話をするのではなく、常に選手たちとコミュニケーションを取りながら、彼らにとって、1番良い選択ができるような指導を心がけていきたいです。」