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愛され続けて50年!「ひがし食堂」のふわふわミルクぜんざいで涼を味わう(名護市)
2023年7月に50周年を迎えた「ひがし食堂」は、近隣住民から観光客まで多くの人で賑わう名護市の人気食堂です。沖縄そばやカレーライス、チャンプルーなどの定食メニューも多く、お昼ごはんとかき氷をセットで楽しむのがおすすめ。
なかでもふわふわ氷の「ミルクぜんざい」は、沖縄明治乳業株式会社からラクトアイスとして販売されているほどの人気メニューです。
全国的に平年より暑いと言われる、今年の夏。沖縄も例外ではないですよね。暑くてどうしようもない日は、「ひがし食堂」へ、涼を味わいに行きましょう!
目次
昔ながらの味わいのある「ひがし食堂」の店内
お店に入ると小さなカウンターがあり、奥にテーブル席と座敷があります。テーブル席は4人掛けが3つ、6人掛けが1つ、座敷は4人掛けが3つと2人掛けが1つあります。
昔ながらの定食屋の雰囲気でなんとも落ち着く店内には、お昼時は近所の人や観光客で、15時ごろには学校帰りの学生たちで満席に。
特に休日は、お店の外に行列ができるほどの賑わいになります。
学生でも利用しやすい低価格な「ひがし食堂」のメニュー
メニューは大きく分けて、お食事と冷やしものの2種類あります。沖縄そばやチャンプルー料理、カレーライスやオムライス、カツ定食や焼きそばなど定食屋メニューを24種類、冷やしものは22種類も展開している「ひがし食堂」。
昔ながらの定食屋メニューも守りつつ、冷やしものは徐々に進化を遂げて、いまではお店の看板メニューになっています。
「三色みぞれ」は、「レモンもイチゴもメロンも食べたい!」という子どものために提供したところ大ヒットになった偶然の産物。カラフルな見た目に子どもたちは大興奮です。
「ひがし食堂」の氷はとにかくふわふわ。定食を食べるだけでも汗をかくほど暑い夏は、食後にぜんざいやかき氷は最高のご褒美!
定食と冷やしものを一緒に頼んでも1200円ほどで済む値段設定なのも、とてもありがたいです。学校帰りや部活帰りに利用する学生も多く、彼らにとって「ひがし食堂の味=地元の味」になっているのでしょうね。
とろける軟骨にさっぱりカツオダシの「軟骨ソーキそば」
沖縄そばメニューのなかでも特に人気なのが、カツオダシが効いた「軟骨ソーキそば」。軟骨ソーキとカマボコ、小ネギ、紅ショウガがのった、定番の沖縄そばです。
しっかりと煮込まれた軟骨ソーキは、骨までトロトロ。カツオダシが骨まで染みていて、軟骨ソーキだけでもどんどん食べ進められるおいしさです。
トッピングは3つですが、追加したくなるほどの味わい!余分な脂分がないので何本でも食べたくなります。
おいしさのあまり、軟骨ソーキだけ食べ進めてしまいそうになるので、一旦箸をストップして麺もいただきましょう!
麺はもちもちした食感の平麺タイプ。なんだか馴染みのある味わいだなと思ったら、名護市の「三角屋製麺所」の麺を使用しているそう!
「三角屋製麺所」は病院や学校給食などでも起用されているため、名護市民にとってとても馴染み深い麺です。名護市に住んでいたことがある方にとっては、懐かしの味で心が熱くなるかも。まさに地元の味!
沖縄そばは茹でたあとに食油をまぶす工程があるのですが、湯切りでしっかりと油分を抜いているため全体的にサッパリした味わいになっています。そのため残ったスープは透きとおって、最後まで飲み干せるおいしさです。
サイズは1サイズのみで、一般的な沖縄そばの中サイズほど。じゅーしぃやサータアンダギーなどの小皿はなく沖縄そばのみの提供なので、まだ食べられそうな方に追加注文でおすすめなのが、冒頭でもご紹介した「ひがし食堂」人気No.1メニューの「ミルクぜんざい」です!
キンキンに冷えたフワフワ氷の「ミルクぜんざい」
沖縄の「ぜんざい」は、甘く煮詰めた金時豆と白玉の上にかき氷をたっぷりかけて食べる夏の定番おやつ。「ミルクぜんざい」は「ぜんざい」の上から練乳をかけたもので、「ひがし食堂」の人気No.1メニューです。
そのおいしさはお店にとどまらず、冒頭でもご紹介したとおり、沖縄明治乳業株式会社からラクトアイス「ひがし食堂 ぜんざいバー」として沖縄県内のスーパーやコンビニでも販売されています。
おいしさの秘密は、フワフワの氷にあり!
「ひがし食堂」の氷は、なかを空洞状態にしても崩れてきません。氷がとても細かくゆっくりと溶けるので、パフェのように上から下にスプーンを入れて食べられます。練乳と氷、金時豆を一度にすくって、冷たさと甘さを同時に味わってみてください!
細かい氷の秘密は、機械の刃のメンテナンスをこまめに行っているから。豆も雑味がなくおいしいのは、時間をかけてじっくりていねいに炊いているから。
お店の方は、特別なことはしていないような口調で2つのポイントを教えてくれましたが、いかにこの工程が大切かは一目瞭然です。
とっても冷えたふわふわの氷が口のなかでシュッと溶け、熱った身体に氷が染み渡ります。
これぞまさに、暑い沖縄の夏にピッタリ!
すべてのメニューが持ち帰り可能!
「ひがし食堂」にあるメニューは、すべて持ち帰り可能です。驚くべきことに氷系も、30分以内の移動であれば持ち帰りが可能!
数分でも溶けてしまう真夏のぜんざいを、30分は余裕という「ひがし食堂」。もちろん移動条件などもありますが、30分も移動できるなら行動範囲も広がりますよね。
近くのビーチやホテルに移動してゆっくり食べるほか、差し入れにもおすすめですよ。
町の定食屋として50年も愛されているのは、おいしさはもちろん、昔から変わらない味とメニュー、そしてリーズナブルな値段だからこそ。近所にあったら成長期の子どもの「お腹空いた!」の要求に困らなそうですよね。
名護市民の馴染み深い定食を味わいに、ぜひみなさんもお出かけください!
Information
- ひがし食堂
- 住所
- 〒905-0016 沖縄県名護市大東2丁目7-1
- 電話番号
- 0980-53-4084
- 営業時間
- 11時~18時(L.O.18時)
- 定休日
- 無休(1月1~3日は休み)
- 駐車場
- あり
- クレジットカードの利用
- 不可
- 電子マネーの利用
- 不可
- HP・SNSのリンク
- なし
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