那覇の街に現れたメルボルンの街を思わせるカフェ「merisis（メリシス）」

2023年7月、那覇市樋川に新しいカフェがオープンしました。その名も「merisis（メリシス）」。
同じく那覇市樋川の与儀市場通りに店を構える、「MEGURO misosoup stand（メグロミソスープスタンド）」の姉妹店です。

のうれんプラザや青果店がならぶ地域にオープンしたスタイリッシュなカフェに、早速行ってきました！

メルボルンをコンセプトにしたカフェ「merisis（メリシス）」

オーナーの目黒さんはコーヒーの街として知られるオーストラリア・メルボルンへの留学経験から、メルボルンのシティのなかにあるようなカフェをイメージして「merisis（メリシス）」をオープンしました。

とはいっても、目黒さんの目標はメルボルンの街なみやカフェの雰囲気の真似ではありません。
「街に多国籍な文化があり、さまざまな人種の存在があたり前なメルボルンでは、みんなと違うような人でも注目は集まりません。メルボルンのそういうところが好きです。」と目黒さん。
メルボルンの自由でラフで自信のある人々に惹かれ、「merisis（メリシス）」でも具現しようとしています。

さまざまな人が自由に過ごせるお店を作りたいという目黒さんの思いから、「merisis（メリシス）」では動物と一緒の入店も可能です。「犬だけでなく、猫でも猿でも！何でも大丈夫です」と笑う目黒さん。
ドッグフードの販売も行っているので、愛犬と一緒においしいカフェタイムを過ごせます。

観葉植物に囲まれた心地のいい「merisis（メリシス）」の店内

明るくシティ感のあるスタイリッシュな内装。実は「merisis（メリシス）」の内装はすべてオーナーの目黒さんと、スタッフや友人による手作りなのだそう。

手作りだと聞いて驚きしかないかっこよさと、手作りだからこそ感じられる温かい雰囲気が混在していて、心地のいい空間です。

テーブル席、コンセントのあるカウンター席、おひとり席と、さまざまな過ごし方が想定された店内。
ゆっくりおしゃべりを楽しむ方や、さっと急いでテイクアウトする方、1人で作業をする方などで賑わっていました。

テラス席で街の様子を眺めながらのカフェタイムは至福のひと時です。

県外から取り寄せたこだわりの浅煎りコーヒー

コーヒー豆は沖縄では「merisis（メリシス）」だけで取り扱っている、大阪「Mel Coffee Roasters（メルコーヒーロースターズ）」の豆を使用しています。県内では珍しく、すべて浅煎りの豆なのだそう。
こだわりのコーヒー豆を「Pour Over（プアオーバー）（550円・税込）」や「ColdBreew（コールドブリュー）（650円・税込）」「MilkBrew（ミルクブリュー）（700円・税込）」などさまざまな抽出方法で楽しめます。

また「コーヒーが飲めない方や子どももmerisis（メリシス）で過ごしてもらえるように」とソフトドリンクも用意されているので、親子でも気軽に訪問できます！