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まえうみ さきこ

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住まいコンサルタントが伝授!今日からすぐできるお家の中の「時短」【住まいコンサルタントまえうみさきこの お部屋の上手な使いかた】

目次

OKITIVE読者のみなさん、こんにちは!
~幸せのカギはお部屋しだい!~
空間心理コンサルタント(住まいコンサルタント)のまえうみさきこです。

今回のテーマは、今日からすぐできるお家の中の「時短」について、まとめてみました。

時短(時間短縮)とは、労働時間や作業時間の短縮のことを言います。
仕事・家事・育児と、毎日が目まぐるしく忙しい、子育て中のお母さんにとって、「時短」は、必須のスキルですよね。

1日のすべてが自分の時間だったのが、子どもが生まれてから、やることがたくさん増えた上に、時間も思い通りにコントロールできないことに愕然としたんじゃないでしょうか?わたしはがくぜんとしました。わたしも子どもが小さいときはたくさん「時短」を調べては、実践してのくり返しでした。

時短で、ひとつひとつの作業時間を短くして「いかに暮らしの負担を減らしていくか」を改めてまとめてみました。

※家事の時短は、たくさんありますが、ここではわたしが実践してみて今日からできる、すぐできる「時短」をつづってます。

料理の時短のコツ

①料理に時間がかかる原因

料理に時間がかかる原因は、大きく分けて3つあると考えられます。

1:献立が決まってない
その日に食べたいメニューや、家族のリクエストから献立を考えていると、足りない食材を買いに行かなくてはならず、時間をとられてしまいます。

2:段取りが下手
買い物から食事の後片付けまでの段取りの悪さも、時短ができない原因のひとつと考えられます。
例をあげると、一週間に何度も食材を買いに行く、一品作り終えてからもう一品作る、シンクに洗い物が溜まってしまい、作業しにくい。などがあります。

3:家事動線が混雑している
よく使う調味料なのにどこに置いたかわからない、キッチンがごちゃついていて鍋や器具の出し入れに時間がかかる、といった経験はありませんか?
ひとつの動作にムダな時間ができてしまい、料理の時間が余計にかかってしまう原因になります。
あと、冷蔵庫でも保存していたことも忘れていて、賞味・消費期限が過ぎてしまう。なんてことも。もったいないだけでなく、また買い直すロスが出てしまいますよね。

ぎっしりと詰まっていたら何があるか分からない

②料理の時短のコツ

1:献立をあらかじめ決めて、買い物を時短しよう
献立を考える時間を減らすことが、時短のコツ。1週間分などメニューをあらかじめ考え、食材をまとめて買っておいたり、曜日ごとに肉・魚とメイン食材を決めておいたりすることで、献立を考える時間を短くできます。
あらかじめ栄養を考えた献立を、ルーティン化するのもラクにするコツです。
朝は、ご飯・納豆・卵・みそ汁とメニューをひとつに固定化しちゃうのもラクですよ。

2:食材をまとめて下処理、冷凍保存で時短しておこう
食材をまとめて下処理しておくことで、まな板を洗う回数や食材の出し入れにかかる時間を短縮できます。なにより、働くお母さんにとって、疲れて仕事から帰ってきて、後は焼くだけとかの状態だと便利ですよね。
買ってきた食材をまとめて切って小分けにして冷凍しておくことで、疲れた気持ちも時間もラクになります。

3:加工済食材・冷凍食材を活用して時短しよう
料理の時短には、加工済食材の活用も欠かせません。切干し大根やスライス済の干ししいたけは汁物なら、水で戻さずにそのまま使えますよ。また、いんげん、ネギ、ミックスベジタブルなどの冷凍食材は、食べる分だけ使えてコストパフォーマンスも良いです。

4:ワンプレートやお鍋そのまま食器使いで洗い物を時短しよう
ワンプレートに盛り付けると、洗い物が少なくすむので時短につながります。フライパンもそのまま食卓に出してしまいましょう。

フライパンはそのまま出しちゃおう!。食器はシンプルなデザインをプレートに乗せて見栄えよくすると、美味しそうに見えます♪

5:時短家電やキッチングッズを活用して時短しよう
調理家電や便利なキッチングッズも、時短の大事なお助けマン!
電子レンジ調理は手軽で早い上、洗い物が減らせるのがメリット。
最近人気の自動調理鍋は、目を離していても勝手にできあがるのが魅力的。予約タイマーで帰宅したらすでに一品できているのもありがたいですよね。

また、包丁を使わず、キッチンハサミで食材をチョキチョキ切ったり、フリーザーパックに食材、調味料すべて入れ、シャカシャカ混ぜたりと、大胆だけどラクに仕込む工夫もいろいろあります。

救世主、自動調理鍋(電気圧力鍋)

洗濯の時短のコツ

洗濯は、洗う、干す、畳むといった工程が多く、家族が多いと負担が大きい家事のひとつです。各工程で分けてみて、時短になる部分を考えてみましょう。

①「洗う」を時短

洗う工程は、洗濯機に入れてスイッチを押すだけと思いがちですが、ちょっとした工夫で時短することができます。

1:洗濯物の種類ごとに分けておく
洗う工程をするときに、洗濯物を1つのカゴに入れていると、仕分けをしないといけなくなるので、時間がかかってしまいます。
そのため、洗濯物をタオル、上着、ズボン、下着など種類ごとに分けて、カゴやネットに入れておくのがおススメ。

2:小物類はネットに入れて洗う
よくなくなりやすかったり、探してしまう靴下などの小物類は、ネットに入れておけば、探す手間が減らせます。

②「干す」を時短

1:洗濯物を1回で運ぶようにまとめる
洗う工程でも出ましたが、あらかじめ種類ごとに分けておくことで、サッと干すことができます。

2:種類、デザインはできれば統一する
干すときにすごく時短につながるのが、デザインの統一です。これが、干すときや畳んでまとめるときにものすごくラクでした。デザインが違うと干すときに一瞬考えて作業が止まってしまうんですよね。タオルや下着、靴下なんかは、統一おススメです。

わたしの場合は子どもが乳児で一番忙しかったときは、靴下の色もすべて黒にそろえる徹底ぶりでした。まとめるときも、どれを選んでもセットになる。何なら夫とも兼用~みたいな~笑 いまは笑い話ですが、当時はめっちゃ必死に時短を考えてたな~笑

タオルデザイン、靴下デザイン統一

3:干場の動線をスムーズにしておこう
干すときに必要なハンガーや洗濯ばさみなどは、使いやすい干場や洗濯機の側に設置しておきましょう。ただでさえも大変な干す作業、すこしでもスムーズに時短したいですよね。

③「畳む」を時短

1:畳まず、ハンガーにかけたまま収納する
たたむための時短のコツもありますが、やはり干したハンガーこと収納するのが一番時短につながります。ハンガーのデザインを統一すると収納もしやすくなりますよ。

2:寝まきや下着はまるめてポン
寝まきや下着など比較的使う頻度が高いものは、わざわざ畳まずに、丸めてそのまま脱衣所に収納しちゃいましょう。ごちゃつくのが気になる方は、100均ショップで収納の中を仕切るプレートもありますよ。

掃除・片づけ時短のコツ

①「ついで」に掃除

お風呂に入る「ついで」にお風呂の床・浴槽掃除、トイレに入った「ついで」に便座まわりを掃除、手洗いや洗顔の「ついで」に洗面台のシンクを洗う、新聞取った「ついで」に玄関のはき掃除、など、毎日のルーティンの中で「ついで」の部分はたくさん見つけてみよう!

他にも、浴室から出るときに、壁の下の方と床に、50℃以上のお湯をかけておくと、カビが発生しにくくなります。
リビングでは、モップスリッパを履きながら、常に掃除ができるというズボラにとって最強の掃除用具ですね 笑

モップスリッパ

②放置してるのに掃除

キッチンの排水溝の網にアルミホイルを2~3㎝程度に丸めて、排水溝の網に置いて置きましょう。水が流れるときにアルミホイルから出る金属イオンが溶け出して抗菌してくれます。丸めたアルミホイルにぬめりや臭いが発生したら取替え時期。

お風呂、洗面台など、鏡にくもり止めを塗っておく。
いまや忙しい人におススメのお掃除用ロボットなどの便利家電にたよるのは必須です。

③モノは吊るす、床に置かない

浴室にシャンプーなどをおくと、ボトルの下が汚れます。棚に置くと、棚も汚れてしまいます。なるべくモノを置かないように吊るすのがおススメです。どうしても置かなくてはいけない最低限のモノのみにすると掃除がラクになります。
トイレなどの掃除がしにくい狭い空間も、スリッパは、壁につけられるスリッパホルダーを活用したり、床になるべくモノを置かない工夫をすると掃除がラクになります。

④掃除用具は使いやすい場所に取り出しやすくしておく

掃除機をしまっておくと、気軽に掃除ができません。スティックタイプを立てておけば、ゴミを見つけたときいつでもサッと掃除ができて快適です。

⑤掃除の前に片づけを工夫して、掃除を時短しよう。

片づけの基本は3つあります。

1:理想は、家に何があるかすべて把握していること

把握するために、すべてのモノを一旦出して仕分けしていきましょう。一旦出すとなると、大変な作業ではありますが、後々の掃除や片づけの時短に大きく影響するので頑張りたいところです。ひとりではなかなかできないという方も多いので、片づけのプロに、1度はお願いするのも手です。

2:モノの置き場所を決めること
モノは使う場所の近くに収納し、モノの住所もきちんと決めるのが収納の基本です。モノを探す手間や、モノを取りだすストレスが抜群に減ります。

3:モノを減らす、モノを増やさない
モノの量が適正なシンプルな暮らしは、モノを管理する時間も減っていきます。それも時短につながります。

育児の時短のコツ

①便利グッズをどんどん活用しよう。

子どもと過ごす時間は、もちろん短縮したくない。でも、お世話や寝かしつけなどは話が別~(´;ω;`)ですよね。
子どもはかわいいのに体力が限界で余裕がなくなってしまい、育児を楽しめなかったら悲しいですよね。。。

わたしの経験から育児は、どんどん頼るに限ります!お母さんが笑顔でありさえすれば、それだけで子ども家族もみんな幸せなんです。

最近では、様々な場面がラクになる便利グッズがあります。わたしが助かったのは、ハンズフリー授乳クッション(哺乳瓶をセットして赤ちゃんがひとりでミルクを飲めるようにに作られたクッション)や離乳食パックなど。
使える便利なものはどんどん使って、少しでも負担を軽くしていきましょう。

ハンズフリー授乳クッション

②子どもができるだけ早く自分でできるように促す

子どもが、自分のことができるようになり、自分で考え、自立していくことが、子育てのゴールだと考えてます。早く自分のことができ、お母さんの負担を減らすためには、着替えやトイレ、明日の準備など自分のことをできる限り一人でさせるように促していくことも大切。
家事のお手伝いなども、興味を持ち始めたらどんどん教えて、なんなら子どもに任せる家事を作っても良いですね。まえうみ家は、洗濯とお風呂掃除、玄関掃除、掃除機かけなどを小学生の子どもに任せています。
料理なんかは、週末の時間があるときには一緒に教えながら作っています。
あと、先行投資と考え、子どもを料理教室に参加させたりなんかもしてます。
キッチンを展示しているショールームなどでは、子ども料理教室のイベントも多く開催され、手軽に参加ができますよ。

ただ、注意があります。子どもがやってみたい!と興味を持つことが大事です。興味のある家事から、お手伝いなどをさせてみましょう。

まとめ

こうしてまとめてみると、時短するには便利道具に頼ったり、やらないことを決めたり、人に協力してもらったり、1人の力だけで頑張らないことが大事ですね。あと、完璧にやろうとしない!これも大事。
「時短」する目的を持つことも大切だと考えます。単なる時間の短縮ではなく、なぜ短縮したいのかを考えると、さらに「時短」する意欲も出てきます。

例えば、少しでも休息する時間をつくる、子どもとの遊ぶ時間を作る、浮いた時間で自分のためだけの時間を作る。など。
限られた日々の時間をより有意義に使うために、世のお母さん!今日も「時短」で楽しく暮らしを工夫していきましょう!

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