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親富祖 いつみ

親富祖 いつみ

沖縄在住の『整理収納アドバイザー』が子供服の「衣替え」について伝授します。

みなさん初めまして、整理収納アドバイザーの親富祖(おやふそ)いつみです。

整理収納_衣替え

私はお片付けでモノ、時間、生活、人生を整えるお手伝いをしています。
お客様さまの「お部屋も心もスッキリしたい!」という一歩に寄り添いたいと思い、普段はご自宅などに直接お伺いする訪問サポートを中心に活動しています。

今月からOKITIVEにて、整理収納アドバイザーとして定期的に「整理収納」についてお話できればと思っています。
今回は初めての記事になりますので、私が資格を取得しようと思ったきっかけを少しお話しさせてください。

沖縄へは結婚を機会に移住してきて早くも13年が経ちました。
3人の愛すべきかわいい子どもにも恵まれ家事、育児に追われる毎日を送っていました。
気づくといつも部屋は散らかり放題、何がどこにあるのか分からない…
子どもたちが小さいときは、そんな生活を普通におくっていました。

子どもも大きくなってきて始めた時には民泊清掃業で働き、その後は家事代行会社にも登録をして色々なお客さまのご自宅へ伺う機会が増えました。
ご自宅へ伺うと、産前産後のお客さまも多く「片付けをしてほしい」という依頼も多々ありました。
「育児に追われてお片付けまでできない!」めちゃくちゃわかります!私も同じでした!!!と共感しながらお片付けをするも…
これでいいのかな?わたしのやり方ってあっているの?
と疑問になることも多く、ちゃんとした知識を得たい!もっとお客さまに寄り添いたい!と思い整理収納アドバイザーの資格を取得しました。
私は整理収納を学び、私自身の生活が変わりました。

モノと向き合い、自分と向き合い、空間も心もとてもスッキリしました。
お客さまの暮らしに寄り添い、明るく笑い合える空間づくりをお手伝いしたいと思って日々活動しております。
OKITIVEでは、いまから少しでもお片付けに興味を持ってもらえるような、整理収納をしたくなるような、皆さまの暮らしに寄り添った情報をお届けしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

衣替えについて

さて、今回は衣替えのお話しです。
季節の変わり目にみなさんは衣替えをしますか?

長い沖縄の夏も終わりやっと涼しく過ごしやすくなってきた時期です。北風が吹くと急に寒くなる沖縄本島の季節の変わり目
我が家もこの時期に「衣替え」がてら子どもの衣類を見直しました。
今のうちに洋服の見直しをしていれば寒くなっても安心です。子どもの衣類ってサイズアウトは早いし頂き物も多いですよね。

衣替えは全ての洋服を見直すチャンス!
整理収納をすれば、どのアイテムが足りないかもというのも把握でき、必要なアイテムも計画的に購入できるので買いすぎることがなくなり節約にも繋がります。
私自身3人の子育て中で3人分の衣替えは大変…と以前は思っていました。
ですが、モノの見直しでスムーズに「衣替え」ができるようになりました。
今回は見直しのポイント・収納のコツをお話します

衣類を集める

整理収納_衣替え

まずは家中の衣類を集めます。衣類ケース、ビニール袋、頂きものの衣類などなど、あちこちに散らばっていると把握するのも大変です。
安かったから来シーズン用に買ったのにそのまま忘れてしまってサイズアウト…
頂き物の見直しができず袋に入ったままシミが取れない…
そんな悲しい思いをしないようにしっかり見直しましょう。

衣類の仕分けをする

整理収納_衣替え

続いて衣類を一つ一つ仕分けていきます。
季節外を保管するときは、
・来年も着られるか
・お下がりに回すか
・処分するか
に分けます。
そして、今シーズンの衣類を出すときは
・サイズは合っているか
・傷んでいないか
・好みか
で判断します。
大人の流行り、好みがあるように、子どもも流行りや好みがあります。
とくに子どもは着心地にめちゃくちゃシビアです(笑)
子どもにも洋服は自分で選んで好みの洋服を大切に着てほしいですよね。

衣類は着るものだけをしまう

ここでポイントは”一度で衣替えを完了しようとしない”ことです。
引き出しをパンパンにしてしまうと取り出しにくく、しまうのも大変です。
まずはパジャマと薄手のTシャツから始め、本格的に寒くなったら全てを入れ替えます。収納スペースに余裕があれば一度で完了しても大丈夫ですが暖かい日や寒く感じる日があるので少しずつ段階的に入れ替えます。
とくに沖縄は晴れて日差しが出ると夏のように感じることも多々あります!!。

衣類整理仕切りを使う

整理収納_衣替え

我が家では引き出しの中にケースを入れ、長袖、半袖を分けて収納します。
本格的な寒さになったらTシャツのケースをトレーナーのケースと入れ替えるだけにしています。
仕切りがあることにより見た目も綺麗に収納でき入れ替えも簡単になります。

衣類ケースにはラベルを付ける

整理収納_衣替え

洋服の何をどこにしまったか子どもも分かりやすいようにラベルを付けます。
出し入れを自分でしてくれる環境を作ることにより自分の服と把握してくれます。
小さい子どもにはイラストを付けるなど工夫をするといいです。そうすると子どもも直感で分かりやすくなります。

衣類の保管方法

お下がりや季節外れの洋服を保管するとき気をつけることは持ちすぎないことです!
いま(今年)サイズがぴったりだった洋服はだいたい来年には着れないです。
決められた箱に収まるだけ、◯◯枚だけと枚数を決めてもいいと思います。
整理収納のポイントは、”必要な枚数が必要なだけある適切な量を保管”しましょう。

整理収納_衣替え

そして、防虫剤を正しく使いましょう。
防虫剤の成分は空気より重いので、衣類の一番上にポンと置くだけでOKです!
収納ボックスはパンパンになってしまうと、防虫成分が全体に行き渡らないので8分目を目安に保管しましょう。
そして、防虫剤は1種類のみにしましょう。 色々な成分のものを併用してしまうと、シミや、変色するおそれがあるので気を付けましょう。

子ども用衣類の「衣替え」の『整理収納』でのまとめ

年に2回は行う衣替え、大事に保管をしても、取りきれなかったシミが浮き上がってきて着られなくなったり、好みが変わることもあると思います。
子どもの洋服は定期的に見直すことにより今シーズンの洋服が何枚あるのか?どこにあるのか?を把握し無駄を減らし買いすぎることも予防できます。
衣替えは大変な作業ではなく、洋服選びをする楽しい期間と考えてみてくださいね。
最後までお付き合いありがとうございました。

次回は『クリスマスの整理収納』と『年末の大掃除』について2本を公開予定です。
OKITIVEを読んで整理収納する気持ちになれば「片付け」をしてみてください。

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