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OTV報道部

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海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

小林
ここからは「ここが知りたい沖縄経済、ブルームーンパートナーズのアイランドスコープ」です。

大城
今回は経済のスペシャリストであるブルームーンパートナーズの仲座健二(なかざ けんじ)さんと共にお伝えしていきます。

仲座さん
よろしくお願いします。今回のテーマはこちら!
『海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー』です。

コロナが流行する前は多くの海外路線が那覇空港を発着していて気軽に韓国や台湾などに行けましたよね!

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

去年の1月の時点では7つの国と地域に週206便の国際線が運航していましたが去年3月には全て運休となり、現在もその状況が続いています。
そんな中、海外に行ったような気分になれる食品スーパーの出店が相次いでいるという事で取材してきました。

仲座さん
「宜野湾市の58号線沿いにあるこちらピンクの可愛らしいお店が今人気のようです、それでは早速行ってみましょう!」

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

去年12月にオープンした韓国食品専門店「沖縄コリアマート」。
店内には韓国から取り寄せたお菓子やカップラーメン、レトルト食品に、酒類なども種類豊富に取り扱っています。
さらに若い女性を中心に話題の「韓国コスメ」も!

スタッフのハン ジョンスさん
「食品だけでも1000種類以上、化粧品は300種類以上になります、
いまコロナの時期で韓国行けないので、その代わりにコリアマートに来ていただいて韓国を楽しむ形ですね」

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

オープンしてまだ4カ月ですが、SNSで口コミが広がり平日にはおよそ200人、週末になると400人以上の客が訪れるという事です。

訪れた人
「友だちがみんな行っていてそれで来ました」
Qどんな気分?
「韓国に来たような気分!」
「ドラマとか見ていたら食べてみたいなと思っていたので実際に手に取れるのは嬉しいですね」

ハン ジョンスさん
「韓国ブームなので皆さんコロナの時期、家で過ごしながら韓国のドラマや映画など観て頂いて食べたくなって、来ていただくのが一番多いですね」
沖縄コリアマートを運営するZENはもともと那覇市久茂地で韓国料理店を経営していましたが新型コロナの影響で客足が減ったこともあり、新たに小売業に挑戦することを決意しました。

ハン ジョンスさん
「正直コロナの時期で店を開くのは不安だったが
沖縄に韓国の食品、コスメを扱っている所が少なかったので沖縄を攻めたらいけるんじゃないかなと思って」

仲座さん
「Qコロナが落ち着いたらどのように展開したい?」

ハン ジョンスさん
「店舗ももっと増やす予定でして、沖縄の皆さんがもっと楽しめる商品を取り寄せようとしています」

一方、那覇市壺屋にも去年11月、韓国や中国、台湾の食品を扱う専門店「イェスマート沖縄」がオープンしました!

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

600種類以上の品ぞろえで地元客だけでなく、コロナで母国に帰れない留学生にも喜ばれています。

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

カヒンさん
「最初は韓国人のお客さんが多かったけど、いまは日本人のお客がだんだん増えてきて毎月の売り上げの7割が日本人のお客さんで残り3割が韓国系か中国系です」

イェスマート沖縄を運営する永山はこれまで外国人旅行者を対象にした免税店を県内で2店舗経営していましたが、従業員の雇用を守るため事業転換を図りました。

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

カヒンさん
「商売の理念を変えてインバウンドが戻るまで地元の日本人のお客に商売やろうかなと思った日本人も海外いけないじゃないですか、だから韓流好きな日本人に対して韓国の商品を販売したほうがいいと思った」

客単価は免税店と比べて安いといいますが、店の売上は右肩上がりで、店舗の拡大も視野に入れています。

カヒンさん
「2店舗目を考えています。このお店、スーパーやりながらインバウンドを待つ感じです」

大城・小林
さて、仲座さんこのテーマから見えてきた事を教えて下さい。

仲座さん
フリップ「社会変化に対応した事業転換」新型コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい経済社会の中で、今回ご紹介した事業者は、マーケットや顧客の動向を捉えた上で、会社の強みを活かした事業・業種の転換を行うなど、柔軟に変化に対応した経営を行っており、参考になる取り組みだと感じます。

海外旅行気分が味わえる!話題の食品スーパー

大城
本日は仲座さん、ありがとうございました。

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