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OTV報道部

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熱波師サービスで汗をたっぷり 沖縄のホテルでサウナイベント

名護市で開かれたサウナイベントに、サウナ初心者の平良匠アナウンサーが参加した。

愛好家の中では、サウナ、水風呂、外気浴を通してリラックスした状態になることを「ととのう」と呼ぶ。平良アナが初めて知る「ととのう」の感覚とは?

沖縄のサウナ事業者が集結したフェスティバル

平良匠アナウンサー
「こちらに並んであるテント、すべてサウナなんです」

Q.みなさんいかがですか?

参加者
「サウナ最高!」

名護市のホテルで開かれた「SAUNA TOTONOI Village Festival」。
2023年4月に続き、今回で2回目の開催。

イベントには、沖縄県内のテントサウナ事業者など10以上のサウナが集まり、“サウナー”と呼ばれる愛好家が、県の内外からおよそ200人参加した。

沖縄でもっとサウナ文化を広めたいとフェスティバルを開いた伊波徹郎さんに、お薦めのサウナを紹介していただいた。

伊波徹郎さん
「『手づくりバレルサウナ』は木でつくられている空間なので、入った瞬間に豊かな木の香りを感じられたり、丸い形になるので、蒸気、温度のまわり方がナチュラルになります」

東村を拠点にサウナイベントを開催する「やんばるサウナ」。

薪ストーブで熱々になったサウナストーンに水をかける「ロウリュ」で、通常よりも石を増やして、より水蒸気を発生させるのが特徴だ。

続いてこちらは、白樺など香りのする枝葉を使い、サウナの中で行うマッサージ「ウィスキング」が体験できる。

施術スタッフ
「押しあてたり、振ったり、叩いたり、もみほぐしたり、いろいろな方法があります」

水風呂はオフシーズンのプールで解放感

水風呂にしているのは、「オフシーズンのプール」。

北海道から訪れた男性
「北海道から来たんですけど、沖縄の空と風がすごい気持ちいいです。この季節でも温度がちょうどいいですね」

県内から参加した男性
「(サウナ歴は)1年くらいで、あまり風邪をひかなくなりました。寒がりなんですけど、最近は寒くならないです。こういう(イベント)があったらもっと行きたいし、他の人にもハマってほしいです」

千葉から訪れた女性
「すごく気持ちいいです。夏の沖縄と違って、(体が)ちょうど冷えてまたサウナに入って、最高です」

いま全国では若者を中心にサウナブームが続いている。

しかし沖縄は全国に比べると、この波に乗り切れていないとのこと。

伊波徹郎さん
「沖縄県民にサウナをすすめたときの最初のリアクションは、『なんでこんなに暑いのにさらに熱いとこに入らなきゃいけないんだ』といった感じです。それもわかるんですよ。サウナに入ってリフレッシュして、また明日から頑張ろうって気持ちになったりというのが僕自身すごいなと思っているので、より多くの人に体験してほしい」

魅力を聞いているうちに、ワクワクしてきた平良アナ。
初心者でもサウナを楽しめるのだろうか?

伊波徹郎さん
「体格とか年齢とか性別によっても異なりますが、10分サウナに入って、1分間水風呂で体が冷えすぎないうちに水から出てもらって、10分外気浴で休憩をしていただく。この流れが一番シンプルで、初心者におすすめできる流れかなとは思っています」

平良匠アナウンサー
「ということで私も水着に着替えてきました。サウナ初心者の私、ととのうことはできるのか、入ってきます!失礼します」

サウナの中ではみなさん、どのように過ごしているのだろうか?
暑さを我慢し続けているのだろうか?

伊波徹郎さん
「人と入るときは、おしゃべりを楽しむ。普段できないような会話がリラックスするとできるので。一人で入るときは、瞑想をするようなに目をつぶって静かに過ごす」

平良匠アナウンサー
「『ととのう』はどういう感覚ですか?」

伊波徹郎さん
「自然と一体になる感覚があるかもしれないです」

おしゃべりしているうちに、あっという間に6分が経過。

平良匠アナウンサー
「水滴の形がはっきりわかるくらい腕に汗をかいています」

サウナをさらに熱くする!“熱波師”

伊波徹郎さん
「そろそろ身体も温まってきて、熱波師の方をお呼びして追い込んでいければと思います」

平良匠アナウンサー
「お願いします」

タオルを巧みに使い蒸気をテントサウナ全体に広げる「熱波師」。

平良匠アナウンサー
「熱い。風が来ると一気に体感温度が上がりますね」

熱波師
「おかわり欲しい方いらっしゃいますか?」

平良匠アナウンサー
「はい!お願いします!」

たっぷりサービスしてもらい、そろそろ限界に。
入って10分後…

平良匠アナウンサー
「熱い。体中から汗が、滴るというか」

そして、入る前、冷たさに耐えられるか心配だった水風呂へ!

平良匠アナウンサー
「冷たい!」

入った直後は冷たさを感じたが…

平良匠アナウンサー
「からだが、覆われているというか、気持ちいいです」

水風呂の後は外気浴へ…

平良匠アナウンサー
「吹いてくる風も心地いいですね。頭の中がからっぽになりますね。サウナ初心者の平良匠、無事、整いました」

サウナの魅力を教えてくれた伊波さんに、今後やりたいことを伺った。

伊波徹郎さん
「もっと沖縄県民、沖縄出身の方に入ってもらうことですね。続けることに意味があるのかなと思っているので、(イベントを)1年に1回を目標に開催して、より沖縄県民の方がサウナに興味を持っていただくというところを一つのゴールとして考えています」

みなさんも自分の体調に合わせながら、サウナで汗を流し「ととのう」を経験してみてはいかがだろうか?

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