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長嶺 花菜

長嶺 花菜

最強のキングスブースターたち!【長嶺花菜のキングス女子部】

みなさん、こんにちは!

12月10日(日)の第11節 GAME2は、信州ブレイブウォリアーズに83-79で、衝撃の大逆転勝利を飾ったキングス。
ドラマチックな試合展開に、またしても心を掴まれてしまったキングス女子の長嶺花菜です笑

それにしても、しびれる試合でしたね!
第4Q、残り2分16秒で12点差をひっくり返す大逆転ショー。

勝負所で決めてくれる岸本選手の3連続3ポイントシュートが決まると、会場のボルテージが一気に爆上がり!!
私の隣の席からは「おぉ~!」と雄叫びや「キャー!岸本~~神すぎる!!!」と悲鳴のような叫び声が聞こえてきました笑

松脇選手の同点に追いつく3Pに、試合毎に存在感を増す ヴィック・ロー選手の強気のプレー。最後まで何が起きるか分からない、バスケの面白さに魅せられた試合でした。

会場全体が見渡せる4階席

バイウィーク明けの12月は、三河戦、大阪戦とどの試合も接戦を制してきたキングス。
最後まで諦めたらダメだと学んだはずなのに、今回も少し弱気になってしまった自分に喝!!
最後までキングスを信じ続けると心に誓った夜でした。。。

永久欠番セレモニー

マクヘンリーACの記念ボード

試合後には、2008年から9シーズンにわたり、キングスの歴史を築いてきたアンソニー・マクヘンリーACの背番号「5」永久欠番セレモニーが行われました。

Hells BellsのBGMが流れ、マクヘンリーACが入場する胸熱の演出!!
マクヘンリーACの日本語での挨拶に込められた思いに、うるっと涙を滲ませるキングスファン。レジェンドの帰還に会場が歓迎の拍手で沸きました。

これからもキングスを宜しくお願いします!

噂のキラキラ隊 

みなさん、キラキラ隊をご存じですか? 
対戦相手の集中力を乱してフリースローを阻止するため、金色のテープを思いっきり振って応援するブースターをキラキラ隊と呼びます。

「フリースローが入りませんように!」と心で強く念じながら、バスケットリング裏の観客全員が一斉に、上下にテープを振る光景は圧巻です!

観客が一体となって参加できるキラキラ隊は、いまではキングス応援の名物になっていますよね!

キングスカラーのキラキラテープ

キラキラテープを熱烈ブースターが配っているらしい。という噂を聞いていましたが、直接見かけたことはなかったので、どんな方がキラキラテープを配っているのか以前からとても気になっていました。

キラキラ隊と思われる方のつぶやきをSNSで見つけると、「お話を聞かせて頂けませんか。」と、直接メッセージを送ることもありましたが、「キラキラ隊は、私ではないんです。」と空振りばかり。なかなか発案者にたどり着けず諦めかけていたところ、キングスブースターからの情報で、ついにキラキラ隊の発案者キラキラさん(仮名)にお会いすることができました!

取材をお願いすると「表に出るようなことでもないので。。。」と、これまで取材を断っていたそうですが、キラキラ隊にご協力いただいたたくさんのブースターさんに、コラムを通してお礼を伝える機会になれば嬉しいですと、今回特別にお会いすることができました。

カフェcalme(カルム)

キングスブースターのKuさんのカフェ「calme(カルム)」で待ち合わせ。
うるま市宇堅にある「calme」は、ハーブティーと一緒に焼きたてパンと焼き菓子がいただけます。店内はフランスのアンティーク雑貨が並んでいて、クラシカルな雰囲気が味わえる癒しのカフェです♡

ゆっくりお話しできるようにと、オーナーのKuさんが、calme大人気のシナモンロールとグラノーラ、ハイビスカスティーをご用意してくださいました♪

お洒落なティーパーティー♡どれもとても美味しかったです!

キングスファン歴8年、穏やかなで気さくなお人柄のキラキラさんにお話しをうかがいました。

―――キラキラ隊をはじめたきっかけは?

キラキラさん
「2022年の5月、キングスVS島根のチャンピオンシップ・セミファイナルで、島根の勢いのすごさに、居ても立ってもいられなくて。。。キングスの選手が気持ちで負けないように、ブースターも選手と一緒に戦っているよ!という思いを選手に見てもらいたくて、キラキラテープをみんなで振りたいと思いました。」

キングスと島根の一戦は、終盤まで一進一退の攻防が続く中、元キングスのドウェイン・エバンス選手が、ブザービーターを決めて72―70でキングスが勝利!キングスは、見事初のBリーグファイナル出場を決めました!
あの時の感動と興奮は、私もいまでも覚えています。キングスの名場面トップ3にランクインしますよね!

島根戦後、「キラキラを振って応援が楽しかった!」、「キラキラを見て感動した!次の試合でも頑張って振りますね!」というSNSの投稿に勇気づけられたキラキラさん。
それ以来、キングスの試合結果や状況を見ながら負けられない試合の時には、キラキラテープを準備しているそうです。

―――何人分のキラキラテープを用意しているんですか?

キラキラさん
「両サイドのバスケットリング裏の席、1200席分のキラキラテープを用意していますよ。試合の2、3週間前から準備をはじめます。1ロール100mのテープを12個注文して、30cmものさしで一周ぐるっと巻いて、60cmずつカットしていくんですよ。
朝は、いつもより早く職場に出勤して、黙々とテープをカットしています。
夜は、キングスの試合をテレビで見ながら睡魔と戦いながら作業をしています笑」

1200席分を用意するだけでも大変なのに、さらなる高みを目指すキラキラさん。
バスケットリング裏だけでは、キラキラ効果が期待できないかも。。。応援をもっと盛り上げたい!と、いまではさらにエリアを広げ、両サイド合わせて3000席分のキラキラテープを用意しているそうです!

―――試合当日は、どんな風にテープを配るんですか?

キラキラさん
「キラキラテープの配布は、時間との戦いなんです。
試合開始2時間前に会場入りして、キラキラテープを1列分ずつ袋に入れて、列ごとに配っていきます。でも、その時間だけでは反対側の席まで配り終えることができないので、ハーフタイムに急いで逆サイドの席へ向かって、汗だくになりながらテープを配っています。トイレ休憩の時間なんてないんですよ。本当は、試合前の選手の練習も見たいんですけど、その気持ちを抑えて必死です笑」

「甥っ子が手伝ってくれるので二手に分かれて配っていますが、会場のキングスブースターさんが、『私も手伝います!』と声をかけてくださるんです。私の思い付きに快くご協力いただいて本当にありがたいです!!」

―――どうして、こんなに大変なことを続けられるんですか?

キラキラさん
「キングスの選手も頑張っているから、私も頑張れています。はじめは目に見える後押しを選手に感じてほしい。という思いからスタートしましたが、沖縄アリーナに来るみんなに少しでも試合を楽しんでもらえたらと思って続けています。」

キングスの金色&川崎の赤色キラキラテープ

さらに2023シーズンのホーム開幕戦・川崎との試合では、金色のテープと併せて、川崎のチームカラーのテープも一緒に配ったそうです。
キングスのフリースローの時に、同じように川崎ブースターにテープを振って試合を楽しんでほしいというキラキラさんの思いが込められています。

川崎ブースターのSNSには「相手チームのカラーも入れて作ってくれて、とても素敵なおもてなしでした。沖縄アリーナはリスペクトにあふれる空間でした!」という投稿がありました。

いまでは、キラキラテープを持ち帰って、ポンポンを作り、また試合に持ってくる方もいらっしゃるそうです。

キラキラさんの底知れないキングス愛に脱帽でした。
キングスは、ほかのチームのような試合会場での事前の応援練習がなく、コールリーダーもいません。好きなように自由に応援をしてください!というのがキングススタイルと言われています。試合を盛り上げたいというキングスブースターの自主性から生まれた応援こそ、キングス文化であり、魅力なのかも知れないとキラキラさんとお会いして改めて感じました。

沖縄アリーナもう一人の岸本選手に遭遇!?

名護ではなく、本部町の岸本!?笑

みなさん、この方、誰かに似ていると思いませんか?
そうです!ミスターキングスこと、♯14 岸本隆一選手です!

本部町出身、キングスファン歴8年の金城有作さん。
岸本選手をリスペクトしている金城さんは、美容師に岸本選手の写真を見せて、ヘアスタイルをオーダー。
岸本選手の髭の形をキープするため、毎日の髭剃りと2ヶ月に1度の脱毛は欠かさないそうです。

最近は、沖縄アリーナでも「岸本選手の弟さんですか?」と声をかけられることが多いとか笑
特に子どもたちからは、二度見されて「岸本選手だぁ~!」と間違われることも笑
岸本選手のトークショーイベントの時には、岸本選手と共演する女性タレントさんから「今日は宜しくお願いします!」と挨拶されたこともあるそうです!笑

【金城さんの凄すぎる岸本愛!BEST3】

第3位 幸運の数字「14」へのこだわり
身の回りのすべての物を岸本選手の背番号14に揃えている金城さん。
iPhone14に機種変。どんなに新しい機種が出ても14から変えません。と言い切っていました笑
近々、車のナンバーも14にするそうです。

第2位 目指せ!岸本ボディー
岸本選手のような体型を目指して、トレーニングに余念がない金城さん。
毎日、ランニングに励み、今年のNAHAマラソンも見事完走。
キングスブースターとバスケの練習にも励んでいます!
いつか岸本選手と3P対決をするのが夢だそうです。

岸本選手のフォームを真似る金城さん

第1位 きしもと食堂
本部町にある明治38年創業、老舗の沖縄そば屋「きしもと食堂」で最近アルバイトをはじめた金城さん。
岸本選手に憧れている金城さんにとって、きしもと食堂は店名も完璧!さらにシフトの融通が利くので、キングス中心の生活を送る金城さんにとってはありがたい職場。毎試合、本部町から沖縄アリーナに通っていて、なんと!沖縄アリーナでの観戦は100回を超えたそうです。すごい!金城さんおめでとう!!

岸本選手との2ショットは、金城さんの1番の宝物

いつか本部の岸本と呼ばれる日まで。。。。
岸本愛がダダ漏れの金城さんでした笑

沖縄アリーナの名物ブースターさんや、ユニークなキングスファンに会えるのも現地観戦ならではの楽しみ!
みなさんも沖縄アリーナで、金城さんを見かけたら声をかけてみてください♪(写真大歓迎とのことです笑)

少し早いですが、今年もキングス女子部のコラムを読んでいただきありがとうございました。振り返ると、2023年も幸せなことにキングスで始まり、キングスで終わった一年でした。2024年もキングスファンのみなさんの推し活を応援しながら、推し活がさらに楽しくなる情報をお届けできたらと思っています!

来年もどうぞ宜しくお願いします!
GO!GO!KINGS!!

年末年始は、キングス観戦で決まり!

琉球ゴールデンキングスホームページ
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