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與古田 すみれ

與古田 すみれ

ほとんどの人が知らない、赤ちゃん(乳幼児)の夜泣き新常識!

ほとんどの人が知らない夜泣き新常識!

OKITIVE読者のみなさん、こんにちは!
大阪出身、うるま市在住の琉球ガラス職人兼乳幼児睡眠コンサルタント與古田すみれと申します!
ここOKITIVEでは睡眠コンサルタントとして、ねんねの知識を発信していきますよ!

赤ちゃんと子どもの睡眠を知ろう!

まずは私たち大人と子どもたちの睡眠が大きく違うところから知りましょう!

ほとんどの人が知らない夜泣き新常識!

皆さんは、睡眠周期という言葉を聞いたことはありますか?
私たちの睡眠にはレム睡眠、ノンレム睡眠というものがあります。
レム睡眠(浅い睡眠)とは身体は休んでいるが、脳が活発に動いている状態で情報と記憶の整理がされています。

ノンレム睡眠(深い睡眠)とは身体も脳も休んでいる状態で脳と身体の疲労回復がされています。
この2つの睡眠が大人の場合は約90分周期で繰り返されています。
ですが、赤ちゃんの場合は40~50分周期で大人と比べて何度も睡眠周期が繰り返されている事がわかります。

それに加えて睡眠周期の中でレム睡眠(浅い睡眠)を占める割合も大人と赤ちゃんでは大きく異なります。
大人のレム睡眠が全体の約25%ですが、赤ちゃんのレム睡眠は全体の約50%と言われています。
ただでさえ睡眠周期が短くレム睡眠(浅い睡眠)が多く、目覚めてしまいやすいにも関わらず、レム睡眠の時間も長い為、起きてしまいやすいという状況が多いのです!!

なので眠りが浅い時間が多い赤ちゃんや子どもは、大人と比べて起きてしまいやすく、眠り続けることがとても難しいのです。

そもそも夜泣きってなんなの?

夜泣きとは!

夜間、訳もわからず泣き続ける事が夜泣きと呼ばれ、生後5ヶ月以降に見受けられる事が多いです。

一時的なものもあれば、2歳になっても夜泣きが続くケースもあります。
ですが安心してください!夜泣きのほとんどには原因があり、原因にあった対応方法もありますよ!

夜泣きの新常識!!

夜泣きと一言で言っても、原因はたっくさんありますが、その中でもよく見られる夜泣きの原因と対処方を紹介します。

ほとんどの人が知らない夜泣き新常識!

1つ目!
赤ちゃんや子どもというのは、大人と比べて体温調節機能が未熟なので暑すぎると寝苦しくて寝入ることも難しく、寝たと思っても暑くて起きて
しまう事がとても多いんです。。。
特に沖縄は湿度が高く、実際の温度や室温よりも体感気温が上がることも。

結論!
寝室は「大人が少し肌寒いと思うくらい」の温度と服装に調整してあげましょう!
特に沖縄の夏は湿度が高く実際の温度よりも暑く感じやすいので、エアコンの「除湿モード」にするのもいいかもしれませんね。
これから来る冬は逆に乾燥して湿度が下がってくるので、湿度60%ほどに調整してあげましょう。

2つ目!
赤ちゃんや子ども(特に1歳以下)は疲れすぎると眠れません。。。
身体が疲れすぎてしまうとコルチゾールと呼ばれるホルモンが過剰に分泌されます。

このホルモンは目覚めを促すために分泌されるホルモン。それが身体が疲れている時に分泌されるとどうなると思いますか?
身体は疲れている。でも脳からは目覚めさせようとするホルモン(コルチゾール)が分泌される。

そう、脳と身体がチグハグになってしまい、「寝たいのに眠れなーい!」という状態に。。。

そうなると、もう赤ちゃんは上手に眠ることが難しくなります。
寝ぐずり(寝る前に愚図る様子)がひどくなったり、やっと寝たと思っても脳からもホルモンの影響ですぐに起きてきてしまうんです。

結論!
疲れすぎる前に寝かしつけを始めよう!
寝ぐずりが始まってからでは遅い可能性があるので、眠そうな素ぶりが見えたら親手動で寝かしつけを初めてみてください。

赤ちゃん(乳幼児)の夜泣き新常識!まとめ

みなさん、いかがでしたか?
赤ちゃんや子どもの睡眠を知ると、そもそも子どもたちが眠り続けることが難しいということが理解できたと思います。

だからと言って、睡眠トラブルが改善できないということではありません。

赤ちゃんや子どもにとって心地いい環境に整えてあげるだけでも、睡眠トラブルを改善すること。

そして予防することもできます!

次回は誰もが1度は経験したことある、抱っこで寝たのに布団に置くと泣いてしまう、あの「背中スイッチ」の原因と攻略法をお話ししますね!

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