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まえうみ さきこ

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かんたんにできる、冬の沖縄・お部屋の寒さ対策【住まいコンサルタントまえうみさきこの お部屋の上手な使いかた】

OKITIVE 読者のみなさん、 こんにちは!
~幸せのカギはお部屋しだい!~
住まいコンサルタントのまえうみさきこです。
毎回「お部屋の上手な使いかた」をお伝えしてます♪

沖縄でも、寒いときは、寒いんじゃーーい!

12月後半、沖縄も冬がそろそろというか、やっとやってきましたね~。
少しでも温まるよう、わたしの写真は常夏にしてみました♪

12月22日の冬至の日からは、沖縄も寒くなり始めました。12℃台まで下がりました。
沖縄の冬の気温は、だいたい15~20℃くらいです。
本土から見たら冬に15℃以上はあたたかく思えるかもしれませんが、暖冬の沖縄でも、実は「思ってたよりも寒い」とよく言われるんです。
その理由は、沖縄の冬は風が強くて曇りの日が多いんです。太陽がない曇りで海風が強い20℃以下だと結構寒く感じます。
また冬場は、1日の平均風速が秒速10メートルを超える日がざらにあります。
一般的に風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われていますので、日中15℃あったとしても、体感としては10℃以下に感じるとか。

また沖縄の住宅は、暑さ対策はしてあっても寒さ対策はされてないところが多く、室内にいても寒い。
これが「沖縄って思ったよりも寒い。」と言われる理由かなと思います。

そんな思ったよりも寒い沖縄。
じゃあ、暖房器具を使おうかというと、、それは「謎な沖縄県民の意地」。
これぐらいの寒さで使ってたまるか(笑)です。

わたしも暖房器具やエアコンは、できる限り使いたくない派。
暖冬の部類に入る沖縄で、暖房器具を使うと「なんか負けた気」がしませんか?(笑)
ちなみにニット帽やマフラーやコートも個人的には着けません(笑)謎の意地です(笑)

それに、暖房をかけたときの室内のホカホカこもった空気に慣れず、苦手な沖縄県民は多いんじゃないでしょうか。電気代もかかりもったいないですよね。
なので、ちょっと我慢さえすれば、暖房なしでものりきれると考えちゃうんです。

ということで今回は、できるだけエアコン・暖房器具なしで乗り切りたい沖縄県民のための「かんたんにできる、冬の沖縄・お部屋の寒さ対策」です。

部屋が寒い原因

まず、対策をするためにはお部屋が寒くなる原因を知る必要があります。

もし、部屋を閉め切ってても寒い原因は、主に窓から、壁から、床からくる冷気があります。
主な理由としては、窓や壁から室内の暖気が外に逃げていくことなんです。
また、暖かい空気は部屋の上の方にいってしまうため、冷たい空気が下の方に溜まり、床も冷たくなってしまうんです。

部屋が寒い原因:窓の対策

寒さの一番の原因としては、窓から入ってくる冷気が大半。風が強く当たる場所は、その影響もさらに大きくなってしまうんです。この場合、すきま風や窓から入ってくる冷気を防ぐ対策が良いです。

①カーテンを厚手に替える
まずは、窓対策としてカーテンを見直してみましょう。
薄手のカーテンや、窓を覆いきれていない丈の短いカーテンは、窓から入る冷気を通しやすくなります。
おすすめなのは厚手のカーテン。防熱効果や防音効果がある特殊加工された布を使用したカーテンがあるので、窓回りが寒い場合は、防寒がしっかりできるものに取り替えることがおススメです。

また、カーテンの長さも防寒対策となります。
窓からの冷気を室内に入れないために、カーテンの長さは床にあたって少したるむくらいがちょうどおススメ。防寒対策がしっかりとしている厚手のカーテンは、窓から入る外気の影響を受けにくくする。これは冬場だけに限らず夏場の熱気も抑えてくれるので、季節を問わず使用することができます。
「エコカーテン」なるものもありレースの内側につける防寒カーテンもあります。

沖縄の寒さはカーテン 工夫するだけで大きく変わる

②玄関に間仕切りカーテンをつける。
玄関とリビングの間にドアがないお家だと、玄関から入ってきた冷気で部屋が寒くなります。
間仕切りカーテンで玄関からの冷気をシャットアウトしましょう。突っ張り棒でつけるタイプがかんたんでおススメです。邪魔な時は端に寄せられるのも便利。

③断熱シートを貼る。
沖縄の寒さ対策では、ここまでは行う必要ないかなと個人的には思いますが、ご紹介しておきます。
窓に断熱シートを貼ると室内の温度を保ちやすくなります。断熱シートの中に空気の層があり、外気の温度を通しにくくしてくれる。さらに空気の層が外気との温度差を伝えにくくしてくれるという特徴から、冬場だけでなく、夏場の断熱にも効果が期待できるそう。

やはり窓から入ってくる冷気が一番お部屋に影響を受けます。窓の対策はやりましょう。

部屋の寒さ対策:床

いくら沖縄とはいえ、足が冷たくなりやすい人にはつらい、床の冷たさですよね。わたしも冷え性なので床の冷たさが一番、つらいです。
床下には湿気がこもらないように換気口がついてたりして、そこから入ってきた冷気が床を冷たくしているということがあります。

①厚手のカーペットやラグを敷く
冷気が伝わりやすいフローリングには、厚手のカーペットやラグを敷くことで防寒対策になります。
特にふわふわとした素材のものを使用すれば、床との間に空気の層ができるので、より冷気を感じにくくなります。また、床との間に空気の層ができるので、防音対策もしたいという方におススメです。ただし夏場は取り外せるようにしたいので、机の下など長時間いる場所での設置がおススメです。

②コルクマットを敷く
コルクマットは弾力性が高く、厚みがあることで、床との間に空気の層が入り冷気の影響を受けにくく、インテリアの邪魔にもならないので、部屋の雰囲気を壊さずに防寒対策が可能なおススメの床材です。ハイハイできる赤ちゃんや幼児がいる場合は、こちらのほうがメンテナンスしやすいですね。

布団のかける順番でもあたたかさが変わる。布団が上?毛布が上?

冷え性で寝るときの手足の冷たさが辛い人は、これを知っていたらすごく良いですよ♪
それは布団の掛ける順番です。実は、9割以上の方が、使い方を間違っているそうなんです。
わたしも間違ってました。以前は、毛布は直接自分に掛けてその上に掛布団を掛けてました。肌触りが良いから直接毛布を掛けがちですよね。でも逆なんですって!

掛け布団の上に毛布を掛けるそうです。※注1)
理由は、掛布団が羽毛布団だった場合、肌に近く熱を感じるほど膨らんで保温するという性質があるので、その上に毛布を乗せれば温度をキープしやすくなるというわけです。

で、もっと暖かいのは、毛布を下に敷いて寝る。とてもぬくい。気温が低いときは、わたしはこれで寝てます。掛布団が薄くてもあったかくなります。
そして、最強は毛布をはさむコース!これスゴイです!朝ベットから出てこれません!(笑)※注2)

※注1)ただし、掛布団が、羽毛布団、綿布団かで保温性は変わるそうです。

※注2)ただし、湿気に注意です。就寝時の寝具では中の温度(暖かさ)と湿度(ムレ感のなさ)。いくら暖かくても、汗でムレた布団は気持ち悪くて眠れないのはご存じの通り。温度は33℃前後、湿度は50%前後であれば快適に眠れると言われています。
アクリルの毛布は吸湿性が低いため、羽毛布団の下で使うと、使いはじめは心地よくても、寝ている間にムレてしまう可能性があります。そんなときは羽毛布団の上がおすすめ。逆に綿や羊毛100%の天然素材の場合、羽毛布団の中に使うことで、快適さを感じられる可能性が高まります。

沖縄おススメ室内防寒グッズ

ほかにも、局部的に温める方法として手軽なものをご紹介

①デスクヒーター
これだけは、電気式のものですが、他の暖房機器と比べると省エネで経済的。

他にもメリットが。
・風が出ないので部屋が乾燥しない
・扇風機のような音もないため、静かな環境で作業に集中できる
・薄型なので邪魔にならない

在宅勤務の人は、集中できて仕事や勉強の効率アップできることまちがいなし。

②着る毛布
衣類として身に着けられるだけでなく、寝るときは毛布として活用できる。

③ルームシューズ
沖縄の寒さぐらいなら、直接床に素足がつかなければ、スリッパや靴下でもOKですが、保温用として作られてるルームシューズは、足がすぐ冷たくなる人におすすめ。
足首まですっぽり包み込むブーツタイプのルームシューズ。足首まで包み込むので、足元から身体を温めてくれる。
あと、洗濯機で丸洗いができるのでいつでも清潔を保てるのもメンテナンスしやすくてGOOD。

いかがでしたでしょうか?

寒いとはいえ、できるだけ暖房代をかけない方法をお伝えしました。
でも体調を崩しそうな寒さや悪寒を感じたなら、いくら暖冬だからといってやせ我慢せず、暖房器具使ってでも身体をあたためてくださいねーーー!

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