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OTV報道部

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“放送中継車”で熱々の本格ピザをお届け 元エンジニアの店主「装備がキッチンカーと相性いい」 新たな街へ

新型コロナウイルスで需要が増えたと言われるのが、様々な料理をテイクアウトできるキッチンカーだ。沖縄県で焼きたての熱々のピザを提供する、少し変わった人気のキッチンカーを取材した。

こわだりオーブンで作る絶品ナポリ風ピザ

ピザ職人の堀井秀樹さん。2013年からキッチンカーで県内各地を回っている。

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ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
マルゲリータはトマトソースを塗って、モッツァレラチーズ、バジル、オリーブオイルをかけてそのまま焼く。ナポリピザって、焼きたてが一番おいしいんですよ。それで開発したのがトリプル遠赤外線のピザオーブン。薪窯に匹敵する焼き上がりに出来た

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沖縄テレビ・喜友名カメラマン:
いただきます。すごくモチモチしてます、おいしいです

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できたて熱々のピザが人気のキッチンカー。そのイメージをお客さんに聞くと…。

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女性:
かっこいい車があると思いました

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男性:
中継車…テレビの?

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放送中継車とは、複数台のカメラの映像や音声を切り替え、収録・中継するための機材を搭載した車だ。そして、このキッチンカーも元々は放送中継車だった。なぜ中継車を選んだのか?

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発電機に強力空調「すごく助かる」

ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
ここに秘密があります。水冷式のディーゼル発電機です。家一軒分ぐらいの発電能力があります。発電機があることで、僕が開発したトリプル遠赤外線ピザオーブン2台が問題なく、それ以上の能力を発揮できます

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ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
サーバーラックがびっしり詰まってたんですけど、それを冷やすための物凄い強力な空調が入ってますね。キッチンカーは中が暑くなりますので、生地が発酵してしまうんですね。冷蔵庫に出し入れするのも限界があるので、空調があるとすごく助かります

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ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
それから、オーニングがあると雨天でも安心して販売することができます

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ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
車が揺れると仕事にならないので、安定ジャッキが付いているんです。換気扇をピザオーブンの熱を逃がすために後ろに付け替えています。元々、技術系のエンジニアで、ロボットの開発とかシステムエンジニアもやっていました

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以前、ロボットやシステムの開発を行っていた堀井さん。それで目を付けたのが中継車だった。これまで培った技術を駆使してキッチンカーへと生まれ変わらせた。

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――中継車とピザって相性がいいんですね?

ハッピークルーズ 堀井秀樹さん
いいですね。というよりも、トリプル遠赤外線と中継車の相性がいいんですね

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沖縄で一番と評判「いろんな地域にピザ届けたい」

女性客:
シンプルだけどおいしい

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男性客:
夫婦の作るナポリスタイルのピザは、沖縄で一番おいしい

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妻・堀井典子さん:
地域の色んなお客さまにお会いできるので、とてもやりがいと楽しさを感じてます

ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
もっと色んな地域に行きたいね。全然電気が通ってないような山とかビーチとか。そのためにはもっと車の台数も増やしていきたいと思ってます

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――今度はどんな車を買いますか?

ハッピークルーズ 堀井秀樹さん:
もちろん中継車ですね。もう放送中継車、最高ですね

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次はあなたの街にも、中継車のピザ屋さんがやってくるかもしれない。

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